
少しこの「オジキシリーズ」がちょっと続く(笑)
「毎日が日曜日!」との口癖の72歳の伯父
そのオジキはここ最近サケ釣りに精を出し、年末まで、いや、1月もか?
サーフで竿をブッコンでいた様子。
今日はサケが釣れたとか釣れなかったとか、釣り場の状況とか、常連さん達とどんな話をしていたか、オレに逐一電話報告がある(笑)
そこでニシン釣りの話になり、昨年だか一昨年だが、千匹だか二千匹だか釣ったと豪語する釣り人とお話をしたらしく、ニシン釣りに興味を持ったオジキ
その日にオレに電話してきて
『おい、ニシンったら10m竿いるんだべ?』「いや、別にそんなの無くても大丈夫だ、サビキで『あれか?なんだか自動で動く機械が3万円だか5万円だがするみたいだけどそれなきゃ釣れんのか?』「いや、別にそんなの無くても大丈夫だ、自動シャクリマシンの事でしょ?自分の手で『仕掛けはなによ?あ?サビキ?浮き釣りか?錘は?そんな軽かったら飛ばないべや』「いや、基本投げないし、足元にまで回遊くるから、だから撒餌まくし・・・・・あ~~~とりあえず一緒に行くべ!!教えたるから!^^;
ただニシンの情報は無く、居ないものは釣れぬ・・・・
サビキ釣り入門としては『チカ』釣りが妥当だろうとオジキと一緒に苫小牧に走った。
この日は子供らを学校に送ってからの出発。オジキを迎えに行って苫小牧に着いたのはもう10時近くなってたか。
ま、チカならさほど朝マズ目気にしなくてもいいべ・・・・・・と思ったのが大間違い^^;
現地は朝の内だけ釣れてたみたいだが、もうこの時間はパッタリと^^;
釣れたチカを見せて貰ったがこれまた大きな大チカ?!(昨日能取湖で釣ったのと同じくらい^^;)
真っ先に思いついた苫小牧東港の火力発電所前。
ここでのサビキ釣りなら何かしらのサプライズもあるかもなと思ったのですがね。
タックルは一通りオレのを貸すつもりだったのだが、やはり自分でも有るもので準備をしたがるオジキ。
オレもそうだ。一から十まで人の世話になるってぇのは釣り師として逆に辛いよな(笑)
磯竿や万能竿を持ってない無いオジキ、出来るだけ柔らかい竿を用意して欲しかったが全て投げ釣り的な竿ばかり。
一本だけ穂先が柔らかい「手竿」を持っていたオジキ、
チカならその柔らかさは武器になるがなんせその手竿が「短い」(2.5m位)^^;
撒餌やスピード仕掛けなどはやはりオレが準備。
オジキも過去には会社の釣りクラブの会長を務めてた程なのでビギナーではない、むしろベテランっちゃベテラン。
ただ船釣りや投げ釣りがメインで、更にそれから結構なブランクを経て、定年になり釣りを再開したら浦島太郎の玉手箱ように道具も対象魚も進化してたって感じなのかな?!(笑)
手竿が短いもんだからラインを長くする、すると竿を上げただけでは仕掛けが上がってこないので結局手でラインを手繰り寄せる(笑)
まぁオレのタックルを貸せば良いのだが、ってかそれ以前に釣れない^^;
ま~~~~~~~~~~~釣れない(T_T)
「これ魚が居ないんだべ・・・・餌撒くだけ無駄だべ」
オジキに逆に突っ込まれる(苦笑)
「それでも竿や仕掛けがどんなの必要なのか、釣り場もそうだし為にはなった」
そうオジキが感じてくれてるのでホッとした。
でもまだまだ時間は有る!
ちょっと色々釣り場見てくるかぁ~と一旦竿をたたみ苫小牧西港へと向かった。
まずは西港の勇払埠頭に行ってみるが大型船が停泊し作業しており釣り人皆無。
それではとりあえず近くの釣り具店に行ってみて情報収集してみようかしらと車を走らせた!
そこで一通のメールを思い出した。
FBでお繋がりさせて頂いている方からの自慢メール!
その方は入った菱中で立派なカジカを釣り上げたご様子を画像付きで頂いた。
そのメールに「大チカも入れ食いでしたよ」との言葉を思い出して一先ず西港漁業区菱中造船所前に車を走らせた。
釣り場に付くとまさに大チカ入れ食いのタイミング!!!
ちょっと防波堤先端付近に釣り人が集中し、入り辛さもありましたが、先客様に状況を聞いてお隣に入ってよいかと尋ねたら快く入れさせてくださいました。
駐車した車両に竿や仕掛けをぶつけてしまう危険もあったので、少し手前の離れた所から開始したのですが、やはり人が集中して撒餌を巻かないと厳しく、皆様の横に移動したら釣れる釣れる^^
言わずと知れたクロガシラの聖地 通称菱中造船所
俺、実はここで投げ釣りはした事が無いのね。ロックフィッシュでちょこっと来た事はあったけど。
投げ釣りの聖地はチカ釣りの聖地でもあったのね^^
表層で釣れるからオジキの短い竿でも大丈夫!!
っと言えどやはり竿が短いので更に腰を屈めてる(笑)
表層にワラワラと群れる大チカを釣るに対してテクニックは要らないが、チカと言えど右に左に小刻みに走るその引きはスリリング^^
釣ってからの魚外しなど、もたつくオジキだったがこれだけ釣れるとどんどん手際が良くなっていく。
何センチあるか図らなかったけど、下の小さい方でも十分に「大チカ」と呼べるサイズ。
まさに「メガチカ!!」(笑)
表層に群れが無くても底まで仕掛けを落とせばまだまだ釣れてくれる大チカ。
オジキの短い竿では底に届かないのでオレのリール着きの磯竿を手渡した。
うん!じいさんとは言え釣れてる人の写真を撮るのは非常に楽しい^^
オジキの事だからバケツに入らなくなるまで釣るのかなと思えば、今回はあまり釣り過ぎても後が大変だと、実釣から1時間程度で納竿。
少し食いが悪くなって、それ以前にみなさん大漁したご様子で常連様達は一気に竿をたたみ始めた。
我々に「先端おいで~ここでやりなぁ~」と気を使って頂きましたが、我々も同時に納竿って感じでございました。
なかなか常連さん達の間に入るのは最初ビビりますが、この菱中は悪い人はいないよく聞いていましたがまさにその通りでございましたね。
合計何匹位釣ったかな?!
オレは前日の能取湖での大チカが家に有ったので全てオジキに持って帰れと!
少し多いのでと他の親戚に少し配りオジキを送り届けた。
「やっぱ竿って大事なんだなぁ~」と魚が餌の付いた針に食いつけば釣れると安直な言う考えがこれで吹き飛んだはずだ(笑)
オジキは今磯竿購入に力が入ってる。
年金暮らしなので無駄な買い物は一切せず、その割には結構パチンコに行ってるみたいだけど(笑)
次は「オジキとワカサギ釣り」ってな更新記事かな^^