↑ 判る人には判る!この離れ岩をこの角度から見れるなんて^^
さて前回は波が高く断念してしまったが、その一週間に休日と波が低そうな絶妙なタイミングがやってきた!
引き続きtarokouさんとENDOさんにお誘いを掛けさせて頂きましたが
残念ながらENDOさんは仕事で参加出来ず・・・
荷物の手渡し、キャップライトの光量を考えると2名よりも3名がやはりベストだなと、FBで参加者を募ると「秀怜丸さん」が参戦して頂ける事になった!
波が低い予報と言えど風は強そうなので油断はできないぞと、現地に付き祈る思いでルートを見た!
「よっしゃ!波無いぞ!行ったるべ!!」
岬基部には太めのロープが垂れ下がっている。
これが有ると言う事自体過去に誰か入った強者が居たと言う証拠だったんだけど^^;
実際オレも知り合いの知り合いの知り合いの知り合い・・・の誰かがここで大爆釣したとの都市伝説に近い噂も聞いた事が有ったし。
そのロープで一先ず3m~4m程崖を登らにゃならん・・・それが一番怖いのね。
なので梯子も準備していた。

↑ あのロープだけで登るには・・釣り道具担いでならオレには無理・・・^^;
さてまず一発目のハーケン。
古いハーケンが有る近くに打ち込んでみようと。
しかし体制に無理があり、真っ直ぐにハンマーを打ち込めず、半分打ち込んだ位でハーケンが曲がってしまった・・・こんなに曲がりやすいのね^^;
これでハーケン10ヶの内一つをダメにした。
気が焦っていたのか、もう一つのハーケンを手にしようと、今度は手元がくるい海にぽちゃんと・・・10ケの内2つもダメにした・・・やばい、残り8本のハーケンでなんとできるか?
とにかくオレ自身、実は「高所恐怖症」なのね^^;
そうは見えないとよく言われるけど、高い場所で足場の悪い場所となれば急に動きがスローモーションになるの^^;
自分の体も落ちないように確保しながらのハーケン打込みは非常に怖く、冷や汗ダラダラ・・
そこでtarokouさんのアシストが非常に助かった
後ろからオレを支えてくれる手の暖かさが伝わった(笑)

ハーケンを打ち軽い打撃音が甲高くキ~~ンっと鳴り響く、ハーケンが岩にガッチリと効いた証拠だ!
ロープを括り、行ける所まで行きまたハーケンを打つ、時には更に崖を登り上部にハーケンを打ちロープを垂らす、その垂らしたロープを掴みながら横歩き・・少しずつだがそうして基部から15mも進んだ辺りからロープの必要がなさげなルートが浮かび上がる。
ってかここでハーケンもロープも残り僅か^^;

冷や汗をドッポリかいてヒィヒィしているオレに変わり、運動能力の高いtarokouさんが先陣を切って岬への上陸のルート辿り、程なくし戻ってきてのtarokouさんの第一声
「行けましたよ!!」
喜びの瞬間であった!!

岬基部波返下部で荷物待機して貰っていた秀怜丸さんより荷物を受け渡ししながら岬へすすみ皆無事タンバケ岬上陸! 思わずピースサインの秀怜丸さん(笑)
駐車スペースから釣り場まで15分もあれば行ける距離なのですが
この段取だけで1時間半位かかりましたわ^^;
岩にしがみ付きながらのハーケンうち、変な筋肉を使ったためか、結構足がフラフラして上陸してから岩に躓いて転ぶ始末(苦笑)

↑なかなか広い岬だったぜぇ~!
さて実釣開始。
今までも「手付かず」的な磯場に言った事有ったけど、期待ほど大した釣れないと言う結果も多く、過度の期待はせず、まずは結構な広さが有る釣り場なので釣り場を知る事からと!
差ほど大物は出ずも、とりあえず皆ハチガラも釣れたし9月と言う微妙な時期にも関わらずそこそこの魚影の濃さ、良い釣り場と言う事は判り苦労した甲斐も有った!
我々3名は似たり寄ったりの釣果の中、
大きなソイ等を沢山釣っていた方が他に一名
我々が無事岬に上陸し、実釣を開始してから30分程過ぎた頃だったかな。
道路からキャップライトが見え、こちらに歩いてくるのが判った。
「誰だろ?知り合いかな?」
キャップライトの軌道を見る限り、中々の早足で、我々がセットした梯子とロープを伝いヒョイヒョイっとこの釣り場に上陸した釣り人
オレから近づき「こんばんは~」と話しかけると初対面の方でした。
「あんたhojoさんかい?」とオレの事はブログで存じてらしたみたいで、
このブログの記事内容でで多分このタンバケに行くんだべなと予測し来られたのが「ryo3さん」でした。
また2回目の上陸時もryo3さんが来られた。
この日は波がちょいと高く、また最初から掛かっていた太いロープも時化の影響と劣化で途中から切られていた。
でも我々は梯子を準備していたのでその辺は問題なかったのだが
梯子が波で浚われると大変なので梯子は登ってから波が掛らぬ位置まで上げて置いた。
先に進みもう少しで岬に上陸・・・って所でこちらに向かってくるであろうキャップライトが見えた。
多分・・ryo3さんかな?
ハシゴを上げてしまっていたので、また戻り梯子を下げた。
やはりryo3さんだった。
この日もryo3さんはドデカイシマゾイを始め、多分竿頭だったのかな?
釣果写真を撮らせてもらおうかちょっと考えたのだが、
やはり「同行者様」では無いからなと、失礼の無い様にブログ上では最低限の文章だけの登場とさせて頂いた次第です。
でも正直、あのダントツの釣果は羨ましかった^^;

朝焼けをバックに秀麗丸さんはまたまたピースサイン(笑) 左で竿をブチ曲げているのはryo3さんかな?!
では釣果のハイライト

早々にハチガラを釣ったtarokouさん



ハチガラ、ガヤ、アブラコ・・・まぁまぁまぁまぁまぁこの三種は北方面でも鉄板的なターゲットですが、一回目のタンバケ上陸ではこれと言った大物は手に出来ずも魚信も多く魚種も多く苦労して来た甲斐が有ったとうなずける釣果で終わった。

せっかく朝まで粘ったけど、朝マズメでドカ~ンとした大物が釣れなかったのが残念^^;
上の湾胴にハチガラが潜んでいるはずと粘ったのですが・・・・・・
んでタンパケ岬2回目の挑戦は前回から丸一月以上経ってすっかりと寒くなってた11月の上旬!
是非ここに連れて行きたかったハチガラーのmassaさんとMat'sさんの三名で挑んだ!
しかし一回目とは対照的に魚信が無い^^;
水温が低すぎているんだろうと、やっと来た魚信も小さく食いが悪い^^;
そんな悪状況の中でもやってくれたのがMat'sさん!

ぬぁぁぁぁぁぁぁんと50アップのクロゾイをたたき出した!!

オレもガンバれ~~と40アップのマゾイが釣れてくれた!
massaさんも同じくらいのマゾイを掛けたが残念ながらフックアウト
ryo3さんは50センチに近いシマゾイを釣ってたし!
オレももうかなりの年月、ここ石狩以北のの磯場でハチガラを狙ってたがこんなデカいクロゾイなんて初めて見ましたし、40アップのマゾイも実際石狩以北磯場に絞れば初めてだったかもと!
いやぁ~~良い釣り場見つけたわ~~~~なぁんて思ってたがもう雪も降ってきたのでこのタンパケ岬に行けるチャンスは無い・・・・・
ここに上陸出来た過程の嬉しさを文に残しておきたいなと思い立った次第で、思いつくまま書いたら長いこと永い事^^;
もう雪も積もってきたし、来春雪が解けても既に新トンネルは開通されこの釣り場には来ることさえ、景色さえも見えなくなるんだぁね~~雄冬ならではの壮大な景色が見れないのは残念極まりないですが、これで越波の影響でで通行止めになる可能性が減るのであれば致し方ない事でございますもんね^^;

↑ タンパケ岬から見えた千代士別の釣り場とその奥は愛冠岬
来年このトンネルが開通して入れなくなる釣り場がこのタンパケ岬とガマタトンネル北口
微妙なのが千代士別と雄冬岬トンネル北口(多分大丈夫な様な気がしますが・・)
同じく積丹半島、その他にも北海道にはこうした新トンネルの影響で入れなくなった幻の釣り場が何か所あったかと思いますが、オレは道央圏の磯場だけはあちらこちらと入磯済みなので過去の自慢話の一つにでもなればと思いましたわ(笑)
まぁ船での磯渡しが有ればまた近い存在の釣り場になるかと思いますが、雄冬増毛ではそんな釣り船はないんだろうなぁ~^^;(カムイエト岬に一度行ってみたいんだよね。)
色々な理由で釣り場も減っているのが現状ですが
死亡事故やマナー悪で好釣り場が無くなるのはやっぱりちょっとね・・
とにかくライフジャケット!マジでライフジャケット!
小樽とか石狩とかニシン釣れだすシーズンでございますが
凍って滑る足元、高さのある海面を覗き込みながらの釣り
ライフジャケットを付けないのは自殺行為と感じてるのですが・・・。
一等地釣り座を死守している常連様達が、ライフジャケット着用のお手本になってくれたらよろしいのですがね~^^;
にほんブログ村 北海道釣行記
にほんブログ村 ロックフィッシング
にほんブログ村 投げ釣り