色褪せた革の手帳が開けていく とうに鎖した記憶の扉
震える手微かに触れて揺らぎだす心の糸が爪弾かれてく
文字を打つ画面を君がノックする忘れてないよと 先を越されて
引き出しの奥で見つけた写真には“幸せな今”の二人が笑う
言えなくてひとりため息集めてた 寂しいときも逢いたいときも
まくらもと雨のドレミを聴きながら羊の代わりに音符を飛ばし
上向くと優しい雨が落ちてきた悲しい涙ごまかすように