濡れた唇

 

 

 

 

 

 

　　雨上がりきのうの眠り満ち足りて開いたつぼみの濡れたくちびる

 

 

今朝の朝露に光って、カクテルが一輪咲きました。

とってもとっても綺麗でした。

満ち足りた表情で・・・

愛らしいイチゴ

 

 

頬染めてあなたにじっと見つめられ早く摘んでとささやくイチゴ

 

 

クリスマスも近づいて、イチゴが出回る季節になりましたね。

イチゴってみんなに愛されていますよね。

そんなイチゴに嫉妬しちゃいます・・・

 

あなた日和

 

 

 

ゆれる穂に呼びとめられる心地してあなた日和のこんな秋の日

 

　　

　　　　ススキの穂が金色に光ってとても綺麗でした

 

 

ゆらり・・・

 

 

　　ふいにそっと君に指先触れられて心の水が揺らぎはじめる

 

 

神無月

 

 

 

真実と嘘の違いは何色とあなたに聞いてみる神無月

 

 

  

リセット

 

 

 

たかくたかく澄んだ空へと投げ上げてリセットしようアタシの心 

 

 

昨夜が暗い色の空だったので、今朝は明るく！！

元気出して行きましょう！！

 

 

封印

 

 

封印を解いた想いがゆらゆらとセピアに変わる秋の夕暮れ

 

 

私に触れて・・・

 

 

鮮やかにワインカラーのコスモスは君の指先触れて欲しくて

 

 

コスモスの画像、もう見飽きていますよね・・・

でも、あまりにも綺麗に撮れたので載せてみました

 

 

 

いらない・・・

 

 

 

真夜中の涙の理由を聞かないで曖昧な腕　欲しくないから

 

 

まよなかのなみだのわけをきかないであいまいなうでほしくないから

 

 

十月桜

 

 

 

 

 

 

紅色の淡く儚く冬桜見過ごさないでと囁き聞こえ

 

 

薄桃色のちっちゃな桜・・・

狂い咲きではなくて、今頃の季節に咲くそうです。

「私ならここにいるのに・・・」と言っているような

儚げな可憐な花でした。

水面

 

 

 

覗き込む水の鏡は映さない真っ赤な嘘も濁る心も

 

 

 

武器

 

 

時間とふ優しき武器を持てるなら記憶の色さえ塗り替えられる

 

  

 

綿毛の行方

 

              

寄り添いて季節はずれに咲く日蔭せめて綿毛は遠くへ飛べと

 

 

今日、道端の草の陰でひっそり咲いている

季節はずれのたんぽぽを見ました。

二つ寄り添うように、お互いを支え合わなければ

倒れてしまいそうなほど弱々しい花でした。

　　　　　

教えて・・・

 

 

 

　グラスから滲む水滴なぞりつつ君の気持ちを量りかねてる

  

　　　

　　　　　　

鼓動

 

 

　君の胸どこに向かって時間(とき)刻むトクトクトクン雨音に似て