理事長日記2008 「挑む」

 
第49代理事長 中村大二郎

無関心と無責任

2008-01-25 07:54:24 | Weblog
正月以来の雪が降った。
雪が降るとなぜかワクワクする
美しい景色だ。雪国に行ってみたい

「偽」が昨年の象徴となった現状の日本を招いたのは誰のせいだろう。
京都会議では日本JC会頭の所信に、国民の「無関心と無責任」という言葉があった。
 
無責任は、
その問題を認識するが自分の役割ではないと判断すること

無関心
その問題に興味のないこと、問題意識のないこと   だと思う。

無責任という言葉には、自分の行動や思想を否定されたように感じられるが
無関心というのは、知らないのだから、意識がないのだから仕方がない
と、あまり罪の意識を感じない言葉に聴こえる

社会問題を真面目に考えたときに、
この「無関心」という態度は相当問題がある

その昔は、生き方や価値観の幅が限られ、
身分によりその生き方を選ぶことなく自然と決まっていた。 
しかし、今は自分の生き方を選べる時代になっている
自分の人生を選ぶことが出来る時代となった。
自分で選ぶということは自分の価値観の表れである。 

次の世代のことを「おもいやる生き方」をすることは大切なことである。
本当ならば社会におけるさまざまな社会問題に関心を持ち、学習し、
今の時代を預かる者としての価値観でさまざまなことを選ぶことが必要なのだろう。 
そうすることが一生懸命に生きるということだ。  

ということで「無関心」というのは、次世代に対して「OMOIYARI」のないことだと思う。 
「OMOIYARI」運動をすすめるJCは、いろんな事に関心を持って一生懸命になろう