理事長日記2008 「挑む」

 
第49代理事長 中村大二郎

青少年事業

2008-12-24 22:57:14 | Weblog
JCではよく青少年事業を行います。
今年の防府JCでは、
「地球市民ジュニアアカデミー」
「ドリームフェスタ」
「知っちょる防府」
と、言ったところが関係しています。

子どもたちに指導することで気付かせられる。
教えることで教えられる典型的な事業です。

人に何かを教えようと思えば教えることの
10倍知っておかないとうまく教えられないものなのですが、
そんなに知識や熱意があるものではありません。

しかし、
子どもたち相手の事業だからと舐めてかかって臨むと、
子どもたちに教えることよりも
それに向かう姿をメンバーに見られていることに気が付きます。

仲間にも、子どもたちにも格好よくありたいので
気付いた時から本気になって事業のことを考え始めます。

理由は何であれ本気で考え出すと、
今の青少年を取り巻く環境と
われわれが育ったときの環境との違いに気付きます。

逞しさや冒険心を出す場が少なく、
安全安心に守られて、
人間の能力を引き延ばすことよりも
大人の責任回避の犠牲者になっているように感じます。

私は、
学校は学力向上よりも人間性を高める場だと思います。
JC、JCメンバーの求める学校もそれに近いものだと思います。

道徳、教科書問題、放課後子どもプラン、モンスターペアレンツ、親業などなど
教育の課題は多いですが、
いい日本人が育まれる青少年事業を今後もJCが展開して欲しいものです。

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