ワシが舞い降りたったでのZeroHedge 記事への言及(新しい順)。cf. 前記事、次記事
追加/修正箇所1、2、3、4、5(new)
2024年8月(続く)
# ↓以下4件全て*文民攻撃=戦時国際法違反*である点に触れない。∴プロパガンダ。
ウクライナのクルスク侵攻 ロシアの過激な反応は期待できない
ウクライナは挑発のためにクルスク原発を攻撃した
ウクライナ、米国提供のHIMARSのロシア国内での使用を確認
ウクライナのミサイル、ロシアの主要港で燃料満載のフェリーを炎上させる
# ↑以上4件全て*文民攻撃=戦時国際法違反*である点に触れない。∴プロパガンダ。
ウクライナはドイツにノルド・ストリーム爆撃の損害賠償を支払うべき - 連邦議会議員
# ↑*ウクライナの仕業だとすれば*が暗黙の前提だが、その前提は成立しそうにない事は、
# 本ブログのノルドストリーム破壊関連記事で見てきた。下記は主な論点の復習的な記事。
# https://webryhibikan.seesaa.net/article/504418331.html
# 「Nord Stream爆破「ヴォロディミール・Z」(↓)容疑者説は真実であり得ない」
# なお、犯人の損害賠償支払い先にはロシアも含まれるし、保険会社は損害保険金を
# 潔く(笑)支払うべき(保険金を支払った分の賠償請求権は、保険会社に移動する)。
# ∵当然ながら、紛争で保険契約上の義務が無くなる事はない。
# なお、容疑者名検索↑結果を見ると/察しが良ければ見るまでもなく、笑えるはず。
# https://webryhibikan.seesaa.net/article/504375650.html
# 「「ウクライナ国籍のVolodymyr Z」(↑)は…大笑いするところ…笑わない人はモグリ」
# ↕衆目の一致する*まさに今、ウクライナ犯行説が再燃*する理由:
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-774cb1.html∈SCF⊃要約的抜粋
「ジョー・バイデンは自宅の裏庭をきれいにする必要がある」
https://qrude.hateblo.jp/entry/2024/08/18/033000_1
「米国はヴォロドミル・ゼレンスキーを切り捨てる準備を進めている」
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202408170000/
「ノルド・ストリーム爆破の責任を崩壊寸前のキエフ政権に押し付ける西側メディア」
# ↕動機、機会、手段を全て備えている容疑者は、どう考えても米国政府しかない。
ラブロフ外相、ノルド・ストリーム攻撃を米国が指示したことは「明らか」 と述べ、
ドイツに回答を要求
ウクライナがロシアのクルスクで3つ目の橋を破壊、ゼレンスキーは領土維持を強調
# (1) 当該クルスクの橋は全て*文民施設*。∴その破壊は戦時国際法違反=戦争犯罪。
# この論点に触れない時点で、Zerohedge 記事はプロパガンダと確定。施設の破壊に
# とどまらず、*文民に危害を加えている*との報告もある。
# (2) 任期切れ(*↓)で公人ですらない人物が、ロシア連邦参加地域住民の自決権を否定。
# これもまた国際法の無視。∴言及しない事は、プロパガンダ性のダメ押し的な証拠。
クルスクの侵略、戦争勃発、目くらまし、手先?
「この事件は、ここ数カ月にわたって世界を緊張させ続けている脅威的な全体像の中の
モザイクの一片に過ぎず、おそらく今後もしばらくはそうだ。」
トム・ルオンゴ:2024年、最も危険な質問
- もしカマラ・ハリスがデクノボーでなかったら?↑
テルアビブで久しぶりの自爆テロ、ハマスがさらなる攻撃予告
# ↑ハマス側のソースが示されていないが、仮に「殉教作戦」との呼称が事実だと
# すれば、第二次大戦の「神風特別攻撃隊」を連想させて、少々嫌な気分になるところ。
ネタニヤフが受け入れたとブリンケンが称賛したガザ休戦協定は存在しない
ペペ・エスコバル:クルスクで起こったこと cf. 別の訳 (Iocom2 diary)
CIA、対米協力のカタール情報局長に最高勲章を授与
終わりの始まり?ドイツ、ウクライナへの新たな軍事援助を全面禁止
# 具体的理由としては、単に「無い袖は振れない」としか言っていないような。
ロシアメディアはウクライナが「汚爆」攻撃を準備していると主張、キエフは「虚偽報道」
# cf. ロシアメディア報道例+続報: 汚い爆弾の痕跡_宇による露の核施設への攻撃は英国と関連
# 過去の例では、*時間が経過すると必ず*西側/ウクライナの主張が虚偽と判明している。
ディズニーCFO、低所得者層の「ストレスとパークでの時間削り」を認める
イラン上空で「飛行禁止」警報発令
ウクライナは世界中にテロリズムを拡散している - モスクワ
# ↑見出し行の元記事は RT 。cf. 関連記事∈SCF
# 本文中の【関連記事】の元記事がZeroHedge
# ↑続報
「ウクライナ状況報告:阻止されたクルスク侵攻」(マスコミに載らない海外記事)
「ウクライナ軍によるロシア領クルスク州侵攻は7日目に停止」
「砲撃と爆撃の優位性を利用しロシア側はウクライナ軍を押し返している。」
「ウクライナ軍は、残っていた最良部隊と、残った中からかき集めた兵力で進軍した。
国境に移動したロシア軍部隊は、ウクライナ軍の動きを止めた。辺境の町への道路に
ウクライナ軍が送り込んだ機動偵察小隊は、ほとんど排除された。」
「一部のウクライナ寄り地図で見られた大きな前進は、今や遙かに小さく見える。」
「この作戦にはゼレンスキー大統領の個人的痕跡が随所にある。夏攻勢を開始するよう
大統領が軍首脳に圧力をかけていることは何ヶ月も前からキーウでは公然の秘密だった。」
「ウクライナの人的資源と資源の問題を考慮して軍は躊躇していた。しかしウクライナが
戦争に負けているという見方を覆そうとゼレンスキーは必死」
「クルスク作戦が戦争継続に役立つ…ロシアが徐々に敗北し、ウクライナが勝利すると
ゼレンスキーは信じていた。本日、新たな動員は行わないとロシア下院は発表」
「動員とその後の騒乱こそ、ゼレンスキーが望んでいたこと」
「クルスク侵攻によるロシア国内での反乱は起こらず、ナショナリズムが高まる一方」
「クルスク侵攻はNATO軍の訓練」(日々の感想)
# PR作戦であること
「ロシアとウクライナの国境の一部だけが最前線だ。クルスクとブリャンスク地域の国境は
両側とも十分に守られていなかった。その理由は、これらの地域の重要性は二の次であり、
どちらの側もそこへ軍隊を進軍させても、莫大な損失を犠牲にして達成される短期的な
プロパガンダ効果以外には何の役にも立たないからである。」
「ウクライナは、現時点での軍事作戦の主要舞台における戦略的大惨事を加速させることに
よって、一時的で軍事的な観点からは取るに足らないが、PRの観点からは大々的な成功を
クルスクで達成することを選択」
# NATO/米国の関与は明らか。
「クルスク地域におけるウクライナ軍の統制が、NATO顧問らによって直接ではないにしても、
少なくとも彼らの参加のもとで行われていることは疑いの余地がない。」
「ウクライナ軍は十数人の兵士と数台の車両(多くは民間人)からなる小集団で行動する。
彼らは単に突破現場からあらゆる方向に車を走らせ、どこかの村に到着し、写真を撮り、
数台の車を燃やし、数人を殺し、その後先に進むか抵抗に遭遇したら戻る」
「そのような行動にはすべての機動部隊とロシアの拠点の位置をリアルタイムで把握し、
24時間体制で衛星偵察を行う必要がある。 NATOはそのような能力を持っているが、
ウクライナにはない。」
「クルスク地域の襲撃では、ウクライナは西側の基準に従って西側で訓練され、西側の
武器を装備した最高の部隊を使用する。本質的に、これらの部隊はNATOの最高の部隊」
∴「ロシアとの本格的な衝突に備えて訓練中の米国の作戦」
# ゼレンスキーの目標
「ゼレンスキー大統領の主な目標は、ウクライナ国民が絶望と憂鬱のどん底に陥るのを阻止
すること」∵「総動員と半年にわたる前線からの悪いニュースはゼレンスキーの人気の痕跡を
残さず、ウクライナ社会のさらなる士気低下は政権にとって極めて危険になりつつある。」
「それほど重要ではなく、あまり現実的ではない目標は、追加の西側援助を受けるために
ウクライナの状況が絶望的ではないことを証明すること」」
# バイデン/ハリス政権の目標
「ワシントンの主な目標は、アメリカの大統領選挙前に、ウクライナとバイデン/ハリス
政権の成功を見せかけるPR効果を生み出すこと」
→「ウクライナ軍は選挙まで占領した橋頭堡を保持しなければならない。」
# 「ワシントンとキエフが共有する第二の目標」:
「ロシア国内の不安定化」≈「ウラジーミル・プーチン個人の立場を損なうこと」
「ただし、この作戦では、すべての目標が特に現実的ではありません。」
「目標のいくつかに関しては、その失敗がすでに目に見えている。」
# PR用兵力抽出の代償:ウクライナ側東部戦線崩壊の予想時期
「ロシア軍司令部は、ポクロフスク近郊でのロシア軍の現在の攻撃の主要方向から予備兵力を
移転することに同意しなかった。プーチン大統領はどうやら計画を変更していない」
「クルスク地域の戦闘地域は、当初急速に拡大したのと同じくらい急速に縮小」
「ロシア軍が(Donetsk北西にある)ポクロフスクに到着するまで残り 13 キロメートル、
現在の進軍速度では 2 ~ 3 週間かかる。
つまり、8月末までにウクライナは東部戦線で大惨事に直面し、ウクライナ人の心理状態は
再び幸福感の雲から絶望の淵に落ちるだろう。」
# https://qrude.hateblo.jp/entry/2024/08/13/033000_2
# 「ドミトリー・プロトニコフ/前線からの報告:
# 「期限切れ」とその一味は電撃戦の失敗を悟り、ウクライナ軍はニューヨークの村から逃走」
# 「クルスクの戦い
# 「この区間では、戦闘はAFUの戦闘員狩りと化している。8月11日は、前線の一区画における
# 敵装備の破壊量において、特別作戦全体の記録となった。」
# 「これまでのところ、AFUの装備のうち約30ユニットが打撃を受けたが、より正確な数字は
# 今日明らかになるだろう。」」
# 注)
# 「期限切れ」:大統領任期が「期限切れ」(*↑)となっているゼレンスキー。
# ニューヨークの村: ウクライナにある「ニューヨーク村」。
# https://webryhibikan.seesaa.net/article/504324492.html
# 「クルスクでのウクライナの攻撃…愚かな冒険以外の何ものでもない」
# 「その結果、ウクライナは最後の予備役を失った。」
「ウクライナによる攻撃後、ロシアのクルスク地方で「非常事態宣言」が発令される」
# ↑「攻撃」の成果があったかのように印象操作するための見出し。
# 実態は、戦時国際法/国際人道法違反の文民攻撃で「テロ」に過ぎず、「スポンサー」
# (西側諸国)へのPRであろうとの見方がある。(1)-(5) は Iocom2 diary から引用。
(1) アレクサンダー・ベレジン/クルスクの戦い:信頼できる情報源なのですか?
「敵に奇襲はなく、占領された注目すべき人口密集地もない」
(2) ハイルッルインマラト/ゼレンスキーのネズミ戦術
「反撃が取るに足らないものであればあるほど、PRはヒステリックになる」
「ヴァレリー・ゲラシモフの報告書」:「ウクライナ軍はいかなる人口密集地にも侵入できて
いない。彼らはただ小集団で走り回り、うろつき回り、存在感を示そうとしているだけ」
(3) MoA/ウクライナ情勢報告:クルスク・キャンペーンは戦争継続のために計画された
# ↑cf. 別の訳+続報: 「クルスク地方での攻撃の一環として、ウクライナがロシア領土の奥深く
# まで侵入しようとする試みは失敗」←「ロシア国防省は日曜日(8月11日)に発表」cf.別の訳2
「ゼレンスキーが本当に和平を望んでいるかどうかは、昔も今も疑わしい」
「ウクライナ大統領府のトップ(ゼレンスキーのブレーン)…アンドレイ・ヤーマク…ロシアとの
直接交渉に意味はないと考えている」同記事末尾の「イェルマク」は↑「ヤーマク」の表記揺れ。
「彼はウクライナの支持者たちに、ウクライナは勝てるのだと納得させたい」
「キエフの計画は交渉ではなく、戦争を長引かせ、西側にさらに資金を提供するよう説得
すること。そうすれば、西側から何十億ドルもの追加資金がキエフの様々な懐に入る」
「ゼレンスキーとイェルマクがその最大の分け前を手にする」
(4) アントン・ベケトフ/「これは反撃ではない。これはメディアの特別作戦だ」
「このイベントは、最近起こったすべての敗北を背景に、少なくとも何らかの「勝利」を
示す必要性によるところが大きい」
(5) Sputnik/ロシア軍、クルスク地方で数百人のウクライナ兵を排除
「プーチン大統領とのブリーフィングで、ヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長」:
「ロシア軍がUAFのロシア領内への進出を阻止したと報告」
「ウクライナの攻撃により、少なくとも4人が死亡」「子どもや軍人を含む数十人の
ロシア民間人が負傷」「約3000人の地元ロシア住民が国境地帯から避難」
# ↑cf. https://note.com/spiderman886/n/nfc4ca770caa8
# ↓「国家反テロ委員会(NAC)はテロ対策を開始」
「調査委員会は、テロリズム、殺人、武器・弾薬の不法所持、法執行官の殺人未遂の
容疑で刑事手続きを開始」
# ↑ここまでの (1)-(5) は Iocom2 diary から引用。
# ↓以下は、一つ前の ZeroHedge 記事の戯言を真に受けた人のための補足説明。
(a) 「GDPの約500%、20兆ドルという日本政府のバランスシートは、簡単に言えば
巨大なキャリートレード」+
「政府は日銀が国内預金者に課している非常に低い実質金利で資金を調達している一方で、
はるかに期間の長い海外資産や国内資産から高いリターンを得ている」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^(X)
政府の「海外資産」や「国内資産」とやらは*リターンを得るための投資*ではない。
e.g. 米国の強制により*外貨準備の一形態として持たされている米国財務省証券*を
「投資」と呼ぶのはタチの悪い冗談。
なお、定義上、日本国内資産は円キャリートレードの対象では有り得ない(嗤)わけで、
ここで「国内資産」に言及していることは、ZeroHedge 記事のデタラメさを象徴。
また 「キャリートレード」の投機性の半分は*原資が期限付きの借金*であること。
(残り半分は為替変動リスク)。
∴*無期限*の資金による「資産取得」を「キャリートレード」と呼ぶのは詭弁。i.e.
年金機構が海外資産を取得してリターンを得ても、それはキャリートレードではない。
通貨発行権を持つ↓政府+日銀に対しては「資金調達」を論ずる事自体がバカげている。
(b) 「日本政府のバランスシートを中央銀行(日銀)、国有銀行(ゆうちょ銀行)、年金基金
(世界最大の年金基金であるGPIF)に集約」←ZeroHedge記事内の位置は (a) より前。
日本政府+日銀には「金融資産への投資」を行う動機がない。ゆうちょ銀行と年金機構は
「金融資産への投資」を行う動機がある。∴一緒くたにしたバランスシートは無意味。
ゆうちょ銀行を「国有」と断定する事には多少の疑問がある。株主状況自体は下記にある。
https://www.jp-bank.japanpost.jp/ir/stock/ir_stk_situation.html
気になるのは、これが欧米金融資本の手先=小泉純一郎の「郵政民営化」の結果だから。
i.e. 欧米金融資本に営業上の利権を提供するための措置を経た組織は「国有」なのか?
私見では privatization を「民営化」と訳すのは一種のごまかし/プロパガンダであり、
本来「私有化/私企業化」と訳すべき。
政府+日銀については、*バランスシートの規約上*、確かに通貨は発行主体にとって
「負債」に分類されるが、法定通貨は「強制通用力」を持ち、「返済」の対象ではない。
さらに、通貨発行は「政府の資金調達」の意味よりも*国内経済の調整*という意味が
大きい。こういう基本的な事実を無視することは、新古典派経済学の論者の特徴。
新古典派経済学は「貨幣ヴェール説」i.e. 「物々交換経済と貨幣のある経済が等価」
という*事実に反する仮定*に基いて議論する。∴その論者は通貨については無知。
(c) 「日本政府がなぜ名目債務を増加させ続けることができたのか…」
答:「通貨発行権」の一言で済むことを何やら大仰に論じている。i.e.政府にとって、
国内債務と対外債務では、意味が異なることを理解していないとしか思えない発言。
つまり、政府にとっての「国内債務」とは*国内経済への通貨供給*に他ならない。
まともな貨幣理論を持たない新古典派経済学の論者らしい錯覚と言えよう。
i.e. IMF 、世界銀行、「宗主国」等に「借金漬け」にされ「通貨主権」を奪われた国
でなければ、「国内債務=通貨供給」は任意に増やせる。そして、実体経済の生産能力/
供給能力が需要に見合っていれば、その結果として成立する取引き量まで通貨発行量を
増やしても、インフレにはならない。
以上 (a)-(c) へのコメントから「日本政府が20兆ドルのキャリートレードをしている」
との主張は*全くのデタラメ*と証明された(私見では証明するまでもなく自明だが)。
以下では、ここまでのデタラメを述べる ZeroHedge 記事著者の動機を推測して見た。
(m1) 実際に円キャリートレードを破綻させたのは、主に欧米の投資/投機主体である
という事実を誤魔化そうとした(まあ、仮に日本政府が円キャリートレードをしていた
としても*そのキャリートレードの破綻は(通貨発行権がある以上)あり得ない*。
∴下手な誤魔化しではあるが、*見出しだけ見て、しかも鵜呑みにする人は案外多い。
他国通貨でのキャリートレードに手を染めていれば、その破綻は有り得るわけだが)。
(m2) 円キャリートレードを破綻させた欧米の投資/投機主体の溜飲を下げる意味で、
とにかく、原因を作った日本政府の悪口になるように書いて見た。
[注意] 日本株への投資は、定義により円キャリートレードでは有り得ない。∴日本株の
値下がりによる損失自体は、誰が主体であれ「円キャリートレードの破綻」ではない。
# ここまで↓への補足説明。[先頭へのリンク]
20兆ドルのキャリートレードがついに破綻 ←デタラメであることについての補足説明
# ↑全くのデタラメ。何より、↑「キャリートレード」という用語の誤用が酷い。
「我々は日本経済が事実上死んだ理由を説明した」
# ↑いやいや、死んでないから(笑)/勝手に殺すな!(怒)。
「日本政府が過去40年間行ってきた20兆ドル規模のキャリートレード」
# ↑キャリートレードの主な主体は欧米金融資本。日本政府/日銀はキャリートレードにも
# 利用可能な(∵無制限の資本移動の自由を許容した)低金利環境を維持していただけ。
「政府の連結バランスシートはどうなっているのか?」
# ↑国家財政を民間企業や家計と同様に考えるのは、*よくある間違い*。
# ∵政府は*国内では、自らの利益のために行動してはいけない*特異な経済主体。
# (対外関係でも、適切な行動指針は*国家全体の利益*であり、政府の利益ではない)。
# なお、筆者は「経済学は政府の適切な行動指針を定める*工学*であるべき」と考える。
# 上記 ZeroHedge 記事は、用語定義がデタラメなので、全ての記述が意味を成さない。
# インフレへの対応は、ZeroHedge の阿呆らしい記事などは気にせず、真っ当な経済学に
# 基づく知見に触れてから、改めて考える方が有益な時間の使い方であろう。e.g.
# [分かりやすい話]
# https://duckduckgo.com/?q=site:ameblo.jp/cargoofficial+インフレ
# https://ameblo.jp/cargoofficial/entry-12849494355.html ←とりあえず、これ。
# 「簡単解説!21世紀のインフレ対策」
# [「経済論壇」に興味がある場合(そもそも、デフレが問題だった頃の記事が多い^^;)]
# https://duckduckgo.com/?q=site:ameblo.jp/nakedcds+インフレ
屈服 - 内田日銀副総裁の「市場が不安定なときは利上げしない」発言で円は急落、日経は急騰
# 一般に、ZeroHedge の経済記事は新古典派経済学ベース i.e. 新自由主義のプロパガンダ。
# ∴事実や発表の引用以外の「論説」的な部分は*全てを疑う*必要がある。e.g. 最終行の
「市場は中央銀行に…政権への媚び諂いや…芝居じみた会合以上のものを要求」
# (1) 問題だらけの投機的な金融市場を*神格化*した表現。cf. 金融市場に対する妥当な見解の
# 紹介→ ECONOMYTHS(3)、ECONOMYTHS(4)、ECONOMYTHS(5)、ECONOMYTHS(6) 。
# (2) ここぞとばかり「中央銀行の独立性」という*新古典派経済学の教義*をアピール。
カズオのキャリー・カオス、カマラノミクス、ジャンプの暗号ダンプによって
もたらされた月曜日の大惨事
# (A) 日本の株式市場での暴落に端を発する世界的な株式などの金融資産の大暴落の
# ZeroHedge 記事著者による*憶測された*3つの「原因」の筆者視点でのまとめ。
# (1) 日銀(総裁=植田和男)の利上げで「円キャリートレード」の旨味が消えたことで、
# これまでは金利差があった他国での投資の原資である円での借金を返済し、投資を終了
# しようとする動きが金融資産市場で支配的になった。つまり、円の現金入手のための
# 日本株全般の売りと、返済用の円需要による円の高騰で不利になる輸出企業株の売りが
# 重なり、*一時的に*日本株が暴落。
# cf. https://qrude.hateblo.jp/entry/2024/08/07/033000_3
# 「メアリー・マンレー/「ボラティリティの大暴落」:日本株暴落、1987年以来最大の下落」
# 「キャリートレードとは、投資家が低金利の通貨(例えば日本円)で借り入れを行い、その
# 資金を別の場所の高利回りの資産に再投資すること」
# https://webryhibikan.seesaa.net/article/504263241.html
# 「日本の金融市場が乱高下 ロシア人コメント」
# 「日本銀行は資本逃避と円安に対抗するため、7月に金利を0.1%から0.25%に引き上げ、
# 日本の債務者とキャリートレードに打撃を与えた」
# https://note.com/ftk2221/n/nafeeac964e35
# 「今回の暴落:キャリートレード巻き戻しはまだ半ば、せいぜい60%:JPモルガン」
# 巻き戻しはまだ続く余地がある」
# (2) 米国大統領選挙キャンペーンで、共和党/トランプ陣営は「民主党/カマラ・ハリスが
# 勝利した場合、その政権での経済運営(=カマラノミクス)により株式が暴落するだろう」
# とのネガティブ・キャンペーン/中傷攻撃を行っている。ZeroHedge 記事著者は共和党を
# 支持しているので、最近の一部世論調査でカマラ・ハリス陣営の優位が伝えられるなかで、
# この暴落を選挙キャンペーンに利用しようとした。まあ、*共和党側の宣伝を真に受けた*
# 一部投資家にとっては、一部世論調査が「市場は弱含み(値下がりに転じやすい)」と判断
# する要因の一つだとか、ZeroHedge 記事著者自身も宣伝の信者とかの可能性はあるかも。
# (3) 「暗号通貨(ビットコイン等の総称)企業の一つであるジャンプ・トレーディング社が
# 資産を清算(つまり、破綻を暗示)している」という報道のため、よくある金融資産市場の
# 関係者の心理である*連想*で、暗号通貨全般で*一時的に*大量売り注文+暴落が発生。
# (B) この種の投機による金融資産価格の乱高下は、「なぜ経済予測は間違えるのか?」という
# 書籍(原題:ECONOMYTHS≈経済学の神話)で詳しく説明されている。e.g. 変動の頻度や
# 大きさは「べき分布」に従うため、例えば「大恐慌」のような経済に壊滅的な打撃になる
# 非常に大きな変動も、正規分布に従う事象に比べて、意外に起こりやすい。
# (C) 米国の「帝国主義的な資本移動の自由の*強制*」により、乱高下が世界中に伝搬する
# ようになったことは、例えば上記 (A)-(1) に見た通り。
# 資本移動の自由を無制限に(i.e. 短期的な移動を含めて)認める事には、下記のような
# 「異端派経済学」の立場からの新古典派経済学批判の文脈で、他の弊害も指摘されている。
# (1) https://ameblo.jp/nakedcds/entry-12107980947.html
# 「ポストケインジアンへようこそ / イノベーションの本当の源は高賃金」
# 「資本移動の自由がある場合、資本は比較優位ではなく絶対優位を求めて海外を行き来」
# 「資本をとどめるためには、金利を高くして資本を呼び込む必要」「金融政策は国内需要を
# 達成するための総需要政策をとれなくなる」
# 「実際、資本移動制限の緩和が進むほど、各国の失業率と金利は上昇する」
# (2) 中野剛志「富国と強兵」p.289
# 「国際貿易や国際資本移動の自由こそが、覇権的・帝国主義的な拡張をもたらす。」
英国の暴動アジェンダ(抜粋)
「今回の事件の真相がどうであれ、長期的な目的がどうであれ、この緊張戦略には当面の
政治的意図があり、明らかになりつつある。
・ソーシャルメディア/言論の自由をさらに制限する
・常時監視の常態化」
「壊れた壁1枚と焼け焦げた警察車両1台分の費用で、ラボール新政権は新たな警察権力と
言論の自由の残滓を弾圧する国民の承認を得た」
# cf. 「日々の感想」の英国暴動関連記事
# https://webryhibikan.seesaa.net/article/504260906.html
# 「イングランド防衛同盟に関する背景説明」
# https://webryhibikan.seesaa.net/article/504258850.html
# 「極右はオンラインに移行し、その声はかつてないほど危険になっている」
イラクの米軍基地が短時間のロケット攻撃を受ける
プーチン国防当局トップがテヘラン入り ゼロアワーへのカウントダウン中
# ↑「ロシア国防当局」が自然な表現。i.e. プーチン国防当局」は西側式印象操作。
「イランによるイスラエルへの大規模な報復攻撃が予想される中東ゼロアワー」
ウクライナの防衛が崩壊 米国の愛国者たちはウクライナ紛争から何を学ぶか?
# ↑元記事
フーシ派がMQ-9リーパーを撃墜、ソ連製カブミサイルを使用との情報
# ↑見出し行の元記事は Sputnik International。
# 本文中の【関連記事】の元記事がZeroHedge
「ゼロヘッジ:フーシ派のミサイルがコンテナ船に命中、反体制派が米軍のMQ-9ドローン墜落を
主張、地域紛争のリスクも」←「フーシ派」はアンサール・アッラーという組織の西側での呼称。
# ↑アンサール・アッラーを反体制派とするのは、イエメンの現状に照すと、ゼロヘッジ記事著者の
# 偏見あるいは「西側の言説(=プロパガンダ)」。∵同組織はイエメンを実効支配中 i.e. 現政権。
# 「フーシ」は同組織の代表者=イエメンの現大統領「ムハンマド・アリ・アル・フーシ」の事。
# そもそも「反体制派」にパレスチナ支援活動(としての「紅海封鎖」)など、出来るはずがない。
# この種の印象操作についてのケイトリン・ジョンストンの警告を参照。
ゼレンスキー、8月1日にウクライナの対外債務支払いを停止
# 日本の「ウクライナ債務保証」分は、これでパア。初めから分かっていたとは言え…
# あまりにも酷い話。正直、↑こんな愚行をする政権の党に投票する人の気が知れない…
モサドによるIRGC警備への驚くべき浸透ぶり
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