日本再生への道

支那朝鮮断交・憲法改正・偏向カスゴミ粉砕・移民阻止を図り日本を再生

アメリカが世界で一番警戒しているのは日本だ⑤

2012-08-21 03:57:41 | Weblog

このようながんじがらめの状況では核武装などできるわけがない。ところが専門家の
見方は違う。日本には政権に関係なく一貫した戦略があるという。核武装に関するハー
ドルは高い。それを乗り越えるために日本は慎重に時間をかけて準備をしてきたとい
う。
 1980年代から自主防衛から日米安保、核の傘を基軸とした戦略に変わってきた。10年
20年後を見据えた国家戦略、核武装、自主防衛構想である。実に単純明快な戦略で約20
年を経て今まさに形が整いつつある。具体的には「50発の自前の核兵器をもつ」これだ
けである。
 これに向けた準備が各方面でこつこつと進められた。核弾頭については原発平和利用
によるプルトニウムの蓄積。現在国内で8000㎏以上。英仏に35000㎏が保管されていると
いう。国内分だけで核弾頭1000発分だ。核実験なしでまともなものができるかというこ
とに関しては、核爆発実験の繰り返しでクリア。実際につくるとき多少問題となるのは
爆縮レンズぐらいだろうといわれている。があてにできないので昨今、核保有国インド
との軍事的交流がはじまっているのもその一環か。
 移動手段としてのミサイルはいわゆるロケットである。通常の衛星ロケットと基本は
全く同じである。衛星の代わりに核弾頭を乗せれば核ミサイルとなる。ただし日本のH
Ⅱ型ロケットはそのまま軍事的な転用をすることはできない。なぜなら液体燃料ロケッ
トであるため固体燃料ロケットと比べると飛推力は大きく打ち上げ後のもできるが燃料
の管理保管が困難だからだ。ロケットタンクに入れっぱなしにできないので打ち上げ直
前に燃料補給しなければならない。いざというときに燃料補給では軍事的に役に立たな
い。
 ちなみに四川省の核ミサイル基地の弾道弾は液体燃料ロケットだったそうだ。今は知
らないが。したがって軍事的には固体燃料でなければ艦船ミサイル、潜水艦ミサイルに
はつかえない。ところが実は日本は世界各国液体燃料ロケットに移行の時代に固体燃料
ロケットを延々と開発しつづけていた。今やその分野では世界レベルの力をもっている
のだ。
 さすがにアメリカもこれはまずいと気がついたか固体燃料ロケットの研究開発にはい
ちゃもんをつけているようだ。
 さてミサイルは作れるとして次はその数量と能力の問題。これは20発の長距離弾道弾
と30発ていどの中距離弾道弾があれば抑止力になるという。2010年時点でアメリカ2100
発、ロシア2400発、中国200発といわれる中での50発はどうかと思うのだが実際に戦略上
はそれくらいで充分らしい。長距離弾道弾はの数カ所のミサイル基地に、中距離弾道弾
は潜水艦ミサイルという計画だという。
 能力については、核相互抑止が目的で実際に戦争に使用する意図はもたないので米英
ロのように軍や軍事施設を限定的に攻撃するような戦術核的能力は必要がない。唯一必
要とされるのは報復能力である。
 核攻撃を受けた場合、まず100%日本は壊滅する。その攻撃をさせないためには、相手
国も壊滅させるような報復能力が必要ということだ。したがって単弾頭、メガトンクラ
スのミサイルになるだろう。また報復攻撃は都市攻撃となるため1キロ単位の誤差は問
題にならないから命中誤差が生じやすい潜水艦からのミサイル攻撃も有効となる。
 さて発射基地の問題である。北海道では無人区域に何カ所かの発射サイロを造ればよ
い。発射母体の潜水艦の規模は通常潜水艦で4000トン以上は必要だ。
 ちなみにwikipediaによれば初期アメリカの原潜では、核弾頭1発を搭載した長射程の
潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)16基を装備していたが、MIRV技術の進歩により、現在
では、1発あたり10 - 14発の核弾頭を搭載した多弾頭式の弾道ミサイルを16 - 24基搭載
するまでになっている。
 弾道ミサイル原潜は大陸間弾道ミサイル(ICBM)の固定サイロよりも発見されづらい
という特徴があるため、先制攻撃の手段としてではなく攻撃を受けたあとの反撃手段・
第二次攻撃手段としての意味合いが強いとある。
 日本の最近のそうりゅう型潜水艦は通常型潜水艦であるがAIP(大気非依存)であ
るため2週間程度は連続潜行、航行可能であり、性が高い仕様になっている。同時に原
潜として静粛性、秘匿性が高く、米原潜とのでの演習では負けることがないそうだ。航
続距離は戦略上、日本近海での作戦行動が主であるから長い必要はない。こういう意味
で米原潜クラスの能力を持っている潜水艦だと言える。
 米原潜の6000トンに比べ4000トンの日本潜水艦の核弾頭搭載能力は6~8基程度とな
るが、これならそうりゅう型が5,6隻で目標を達成できる。もう下準備は整ったとい
ってもいいだろう。
 アメリカは気がついている。だが現状では押さえ込むことができない。無理をすれば
日米関係が悪化するだけで、日米関係の悪化はアメリカのアジアでの敗北、撤退を意味
する。日本の核武装への障壁は憲法でもなく、国民の意識でもなかった。アメリカの都
合、意志であった。憲法を作ったのも、国民意識をコントロールしてきたのもすべてが
アメリカであった。この障壁がなくなれば今の対中国、対韓国関係の悪化するばかりの
情勢下では流れが加速するばかりであろう。
 では2020年までに日本が仮に核武装し、約50基の弾道ミサイルを実戦配備したとき世
界情勢はどう変わるのだろうか。たかが50発の核弾頭、米中ロが脅威と感じるレベルで
はないだろう。しかし専門家の見方は違う。前述の4名、相互に面識も何の関係もない
日米関係者の見解が完全に一致しているのである。このあたりは実におもしろいので長
くはなるが丁寧に記述しておこう。
 日米安保体制の中でも中国の軍備拡張、拡大志向はとどまるところを知らない。いず
れは日本と衝突することは確実だ。この場合、核を背景にした恫喝にアメリカが日米安
保を誠実に履行するだろうか。日本のためにアメリカが中国と核戦争をするなんて日本
人もアメリカ国民もあり得ないと思っている。いざとなればアメリカは逃げると日本人
は誰もが思っているし、彼らの正義も誠意も信じていない。
 ここで日本人の国民性が表れる。奴隷支配されるぐらいなら潔く死のう。こんな考え
を持つ民族、国民、国家はこの地球上では日本しかない。中国が日本を核攻撃するとき
には米中において相互に攻撃はしないという密約ぐらいはするのだろうがそれでうまく
いくだろうか。
 ここで専門家は言う。このとき日本の核基地のミサイルと潜水艦のミサイルは、すべ
てアメリカとロシアの大都市を攻撃目標にしているはずです。中国が核のボタンを押す
とき日本もボタンを押します。中国の核弾頭は日本に殺到し瞬時に日本は壊滅するでし
ょう。同時に発射された日本のミサイルはアメリカの主要都市とロシアの主要都市に殺
到し降り注ぎます。
 事前に米中ロそれぞれがこの機に乗じて核攻撃をする可能性があるぐらいの情報を流
しておけば大混乱は必至です。米中ロたとえ相互に核不使用、中立、使用核の限定等、
密約があっとしても、所詮はそれぞれが互いに仮想敵国、信じられるわけがありませ
ん。
 海の中から飛んでくる核弾頭がどこの国のミサイルか判別することなど30分ぐらいの
時間内では不可能です。米ロはそのホットラインで自分たちは蚊帳の外、日中のたたき
合いで損することはないと話し合っているのでしょうが、そうはなりません。
 中国の核基地、日本の核基地からの弾道弾の発射は米の監視衛星によって瞬時に把握
されます。約10分後にはその目標地点がわかります。数十発のメガトンクラスの核弾頭
の半分はロシアに、半分はアメリカに向かっているとわかったとき、太平洋の中、北か
ら次々に発射される核弾頭が半分はロシアに、半分はアメリカに向かっているとわかっ
たとき、米ロがパニックに陥るのは間違いありません。
 核弾頭の迎撃は上昇時を逃すと下降時には重力加速で秒速2キロメートルにもなるの
で不可能です。ロシア人は嘘つきで約束を守らない民族です。しかし彼らは日本人は約
束は守るし信用できる民族だと思っています。アメリカ人も彼らはご都合主義で裏切り
も勝手に正当化する民族ですがその彼らも大部分は日本人は律儀で信頼できると思って
います。そういう日本がなぜと思うでしょうな。
 さてこれで米ロの大都市は壊滅的被害を受けます。このときこれらのミサイルは明ら
かに日本のものであるから中国に報復攻撃はしないということになるでしょうか。結果
として中国だけが高笑いということになるでしょうか。
 まず米ロの軍部が許さないでしょう。勝手な理由、いやそんなものは関係なく米ロ合
意で中国を攻撃するでしょうな。三者持てるミサイルをすべて発射して壊滅。勝者なき
戦いが終わる。このようなすさまじいシナリオです。おもしろいと言えばおもしろいか
もしれませんが、可能性はいくらもないでしょうな。まあこんなことでアメリカは日本
を恐れ絶対に核武装をさせないのだそうです。    真夏の夜の夢
2012-08-21 18:47



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