
手水処 浄行堂 身を清め
お参りせんや 妙成寺
しごきにも 応えし身体 愛しけれ
鍛えしぶんは 其々なりに
亡き妻に かけた苦労を 思いやる
今の安らぎ そのお陰と
満ち足りた このひと時に ふと思う
この安寧ぞ 亡き妻ありて
亡き妻の 苦労有りてぞ 今の我
胸の痛みと 今日も過ごす
痛みしは かけし苦労に 報えずに
逝きし妻の 思影思い
つくづく思う 己の心は どうなってるのか・・・と
今は亡き息子にさへ 執着なきしを…己の薄情さを
それは 最愛の妻を喪いて 一層に・・・
余りにも 大き過ぎたのかも しれない・・・
妻の死は・・・・
妻の死に 遭遇以来 全ての事は吹き飛んでしまった
かけがえの無い 妻の死・・・
息子の死さへも 悲しみの向こうに 吹き飛びし
妻の逝きし衝撃に較べれば すべての出来事 視界から遠避けられ
全てが 取るに足らない事に・・・
その傷痕は 今も尚 深く癒えることは無い