* 樫野崎 灯台横で 眺むるや
イギリス技師 遠き故郷
* 船の待つ 埠頭に客 やって来る
揺れる桟橋 恐々渡り
* 珍しや 太鼓の打ちて 女とは
八丈太鼓 軽やか音色
* 訪れる タイ・シルクの 工房を
タイ・チェンマイ 郊外の村
* 浮かびてる 南原千畳敷 眼前に
クキリ浮かぶは 八丈小島
* 樫野崎 灯台横で 眺むるや
イギリス技師 遠き故郷
* 船の待つ 埠頭に客 やって来る
揺れる桟橋 恐々渡り
* 珍しや 太鼓の打ちて 女とは
八丈太鼓 軽やか音色
* 訪れる タイ・シルクの 工房を
タイ・チェンマイ 郊外の村
* 浮かびてる 南原千畳敷 眼前に
クキリ浮かぶは 八丈小島
* 傘工房 店内狭しと 並んでる
カラフル日傘 土産物等
* 明日行くと 思しき先の 白き橋
八丈島の 大阪トンネル
* 入口の ど派手なアーチ 目を瞠る
和風建築 似るも違和感
* 頭上に 圧し掛かる如 目も覚める
紫ピンク ブーゲンベリア
* 土産をば 物色せんと 立ち寄るや
八丈島 民芸品店
* 楽しむや タイ伝統の 踊りをば
チェンマイの夜 食事前に
* 続々と 船乗り場へと 人の群れ
水上マーケット 目指し集まる
* 整然と 朱色の建物 幾重にも
ぎしりと建てり 孔府一角
* 思い出に 記念写真 撮らんとや
グループ一同 ホテルの前で
* 残れりや 戦禍潜りて ワット・プラ・
シー・サンペット 仏塔三基
* 美しや 道成寺の 山門が
階段上に 聳え立てり
* 龍の絵 見事な大傘 置かれてる
タイ・ポーサン 工房入口
* 流島像 宇喜多秀家 その妻と
望郷の念 本土思いて
* クッキリと 岩城の如き 岩山が
中国山東省 世にも不思議な
* 朝陽浴び 泊まりしホテル どっしりと
チェンマイの街 見下ろす如し
* 古き塀 まさに城壁 岱廟は
幾百年の 時を経て尚
* 建物の VISAの看板 気になるも
ナイトショーの 会場へと
* 列をなし 観光バスが 並びしや
水上マーケット 船乗り場には
* 孔府内 ひと際目立つ 門有りや
内は如何なと 興味そそらる
* 記念にと 泊まりしホテル 前にして
グループ揃い 写真撮るや
* 清々し チェンマイの朝 眩しきや
白き建物 朝陽を受けて
* 展望台 登竜峠 眼前に
八丈富士 八丈小島
* 何処見ても 景色が違う 日本とは
歴史彩る 山東省
* 首長族 観光客で 商いを
色とりどりの 布を掲げて
* 展示さる 古代の馬車 色々と
中国シ博 古車博物館
* 絶景なり 眼下広がる 太平洋
八丈島 登竜峠
* 木の文化 石の文化と 違いてて
親しみ覚ゆ 中華も有り
* テレビでも 馴染みの首輪 首長族
観光客 相手に商うや
* 生前に 埋められしか 馬車共に
古車博物館 発掘現場
* 訪るや 秦の始皇帝 その他も
泰山岱廟 世界遺産
* 美味しそう 思わずビール 頼んでる
昼の食事 だと言うのに
* タイ・ポーサン 日傘づくりの 工房へ
カラフル傘が 色鮮やかに
* 初めての 八丈島 訪るや
先ずは南原 千畳敷に
* 身体をば 聖なる水で 清むるや
ティルム・エンブル 沐浴場
* 語り継ぐ 諸葛孔明 記念館
歴史彩る 三国志時代
* 残れりや 戦禍潜りて ワット・プラ・
シー・サンペット 仏塔三基
* 木々に咲く 紅ピンクの花 目に痛き
八丈植物 公園温室
* 眼下には 熊野の海の 絶景が
押し寄す波の 砕ける白さ
* 記念にと 並んで写真 衛兵と
エメラルド寺院 王宮前
* 楽しむや 郷土芸能 実演を
八丈島 樫立て踊り
* 釘付けに ピンクのドレス 思わせる
温室に咲く 八丈の木
* 串本の 樫野崎 灯台へ
途中に施設 色々有りや
* 場違いや 厳粛祠堂に カラフルは
物見遊山の 観光客
* 王宮 西洋とタイ 融和する
ワット・プラケオ エメラルド寺院
* 咲き乱る 薄紫の花 枝枝を
ドレスの如 覆い被さる
* 賑わうや 観光客で チェンマイ
ナイトバザール 人気のスポット
* 暮れてゆく バンコクの街 薄暗し
灯りポツポツ ホテル窓外
* 見え隠れ 木々の間に 建物が
広い孔府の 敷地の内に
* ビル高く 朝の陽受けて 輝きぬ
蒼く高くと 窓のガラスが
* タイらしき スキリ美し ワット・プラ
シー・サン・ペット 礼拝堂
* スッキリと 八丈島空港 佇むや
青空の下 白き建物
* 清むるや 世俗の垢に まみれしを
世界遺産の ティルム・エンプル
* 中国 諸葛孔明 所縁の地
臨沂の街は 趣有るや
* 小ざっぱり チェンマイの街 広がりし
泊まりしホテル 窓外の朝
* くねる道 昇り龍を 思わせる
辿り着きしは 峠展望台
* 立ち寄るや 山東省 道の駅
バスの長旅 ホッと一息
* あどけなき 子供の首に 金の輪が
首長族の タイ・カレン村
* 埋もれる 古代の馬車 発掘や
当時の姿 今に日の目が
* 今も尚 王族末裔が 住むと言う
かっての宮殿 ウブド王宮
* 城の前 思わす岱廟 入口は
持ち物チェック 厳し監視
* 去り難し プランバナンの 祠堂群
時を忘れて 佇み眺む
* 目で追いて 人混みの中 ついて行く
ガイド掲げる 目印棒に
* 流人には 赦免の報 届く頃
ソテツの花は 希望の花ぞ
* ツアー客 食事時間 重なりて
食事処 入口詰まる
* 掲げてる 国王の肖像 レストラン
お腹空かして 足早急ぐ
* 癒される 孔府内の 樹樹に
世界遺産 三孔のひとつ
* 昇り来る 朝の陽浴びて ビル白し
タイ・バンコクの 今日始まる
* 味わうや 王侯気分 象に乗り
古都アユタヤ 遺跡巡り
* ひっそりと 清楚な花の名 舌を噛む
トラセナ・スルクローザ・フロリダ・ビューティー
* 熊野沖 トルコ軍艦 遭難で
当時の記憶 残す記念館