纏わり付く 煩わしき絆断ち切りて 残り少なの人生 歩みたし
二者択一(1)
人生とは
絶えず 今か先かの択一ゲーム
今とるか 後とるか
今日の幸せか 明日の幸せか
今とれば 明日の楽しみ無く
明日とれば 今日の楽しみない
人生 迷い迷いて80年
先追い人生 選んでみたが
うつつみも 有りしかと 悔みもする
先追い人生 夢追い人生
楽しみは 後にと
我慢我慢の人生を
送りし今となってみて
後悔無きにしも非ず
後で後でと思いしが
今となっては叶わぬ事もある
その日その日を楽しむは
この世の人生バラ色かも
そんな人生横目にしながら
ひたすら先に夢託し
ひたすら先に楽しみ残す
どちらの人生良かりしか
今になっては分からねど
極楽浄土が この世なら
今が限りの楽しみを
楽しみ尽くすが人生か
後 先の考え無きは
この上無きの幸せか
明日は明日の風が吹く
そんな極楽とんぼになりたいが
やはり わしには出来ぬ事
極楽浄土は あの世でと
そうまで言わぬが この世でも
耶馬渓の 緑緑に 癒される
満ち溢るる イオンに囲まれ
歌舞伎での 勧進帳の 三人が
安宅関で 勢揃いして
くじゅうの 花公園は お出向かへ
カラフル色で 目を楽しますや
分りしや 青の空間 空と海
連なる島と 陸連なりて
世界遺産 タマンアユンの 寺院前
ポーズ決めての 記念写真
1 錯覚す 敦煌古城 城内に
今も有りそな 造り酒屋が
2 地下歩道 その先目指して 進みゆく
三春滝桜 有ると信じて
3 出を待つや ツアー客乗せる 観光バス
越後鶴岡 ホテル玄関
4 立ち寄るや 黒崎PA 初めての
北陸自動車道 走り来て
5 烏帽子山 八幡宮は 佇めり
花見の喧騒 どこ吹く風と
1 高僧の 鳩摩羅什 描かれる
白馬塔の 謂れと共に
2 トレンディ かっての賑わい 今どこに
清里駅前 静寂なり
3 美しや 白く輝く 連峰が
バスの車窓 クキリ横たふ
4 烏帽子山 八幡宮が 見守りし
眼下の街の 健やかなるを
5 訪ずるや 日本とゆかり 青龍寺
楼門似たる 門に向かうや
1 天守台 登りてみれば 美しや
大和郡山 城の石垣
2 ひと休み 青空の下 椅子席で
三春滝桜 見終えてホッと
3 見取り図が 当時の陽関 現わしてる
シルクロードの 要衝の地
4 宇陀松山 旧き街並み 指定さる
大正の名残り 令和の今も
5 暮れゆくや 残照残し 日本海
湯野浜温泉 ホテル窓外
1 美しや 紅きピンクの 枝垂桜
思わず見入る 時の止まりて
2 観光客 シルクロードの 行くごとし
鳴沙山砂山 ラクダに乗りて
3 寂し気や 桜祭りの 雪洞が
開花前の 烏帽子公園
4 しっくりと ロビーの雰囲気 落ちつけり
西安ホテル 金花大酒店
5 人住めば 生活空間 出来上がる
敦煌古城 映画のセット
1 江戸時代 薬草栽培 始めたる
宇陀松山の 旧き薬園
2 安楽寺 三重塔 聳え立つ
鎌倉末期 建てらる姿
3 長旅に 背筋伸ばさん 道の駅
新潟越後 寄るは「しゃりん」
4 早々と 観光終えて ホテル着く
佇む宿の 敦煌大酒店
5 ひっそりと 駅前寂し 人影無し
冬の清里 縮こまる如
1 再現さる 宋の時代の 城門が
敦煌古城 映画のセット
2 天守台 登れば眼下 広がるや
奈良の街々 奈良の山々
3 眼前の ビル群さヘ 朧げに
西安の街 スモッグ覆いし
4 美しさ コラポレーション 見事なる
黄の菜の花と 三春滝桜
5 再現か かっての陽関 関所跡
砂漠の中 シルクロードに
1 凛々しきや 鶴ヶ城 天守閣
満開の桜 浮かびし姿
2 聞こえ来る 「月の砂漠」の 名曲が
砂漠を行きし キャラバンの影
3 お出迎え 満開桜 看板で
期待抱きしも 烏帽子公園
4 中国は シェアの世界 あちこちで
シェアの自転車 見ること多し
5 輝きぬ ゴールドネオン 玄関が
今宵の宿の ゴールデンフラワー
1 懐かしさ 求め散策 観光客
宇陀松山 旧への香り
2 安楽寺 何方に向かう 問うている
経蔵それとも 三重塔かと
3 驚きや 堀部安兵衛 銅像が
新発田城に 所縁有るとは
4 敦煌の 昨日今日と 泊まりしや
太陽大酒店 ホテル佇む
5 降り立つや 瀟洒な駅 清里に
寒さ覚える 季節外れに
1 敦煌の 映画のセット 思えずや
日本の旧き 門に見えて
2 何故ここに 甲府川越 城主が
大和郡山 神社祭神に
3 朧げに 薄っすら見ゆる ビル群の
消えゆくかと 西安の空
4 見上げてる 多くの人の 目の先に
天下の桜 三春滝桜
5 黄色なる ナツメの花を 知りたるや
シルクロードの 陽関に咲けり
1 延々と ラクダの列が 続きしや
砂丘を越え 先へ先へと
2 花無しの 老体桜 痛々し
支柱支える 久保の桜は
3 司る かっては国の 政治をば
格式高き 興慶宮
4 解らぬや 大酒店と 記さるるに
ホテルの名前 中国では
5 見る者を 圧倒するや 莫高窟
窟に入れば 極彩色
1 本堂の 静謐漂う 趣に
思わず襟の 正さる思い
2 堀の水 桜と櫓 写しける
新発田城跡 一服の絵に
3 灯り増す 夜の帳が 下りる頃
敦煌沙洲の 市場輝く
4 でかでかと 宣伝せりや 野辺山駅
JR線の 最も高きを
5 満開の 桜の色に 染まりしか
鶴ヶ城天守 瓦ピンクに
1 西安の 遠きビル群 霞みてる
覆うスモッグ 曇る空かと
2 見とれるや 枝垂桜の 美しさ
三春滝桜 三大桜の
3 皇帝か 勇まし姿 銅像が
かっての関所 陽関前に
4 訪れし 宇陀松山の 旧家屋
千軒舎は まちづくりセンター
5 育つ苗 一面緑 覆いしや
渥美の空に 風車ゆくり
1 目も覚める 色鮮やかな 黄とピンク
興慶宮 門前花壇
2 西安の 街散策で 腹空かす
向かうレストラン 夕食待てり
3 莫高窟 訪ずる者を 圧倒す
巌刳り貫きて 数多の窟が
4 中国 敦煌の街 再現す
宋の時代の 町の通りを
5 何処有るや 大和郡山 城の跡
緑の公園 先ずは瞼に