早々と 日落ちる前 宿着きし
阿蘇温泉は ピラパークホテル
脇道も ここかしこから 集まりて
ホーチミンの朝 バイク群れ為す
古き名の 角鹿(つるが)恋しと 芭蕉も
詠みし今の 敦賀の地名
昭和村 呼名変えて リニュアル
岐阜清流 里山公園
水流る 浅瀬の川に 建つ鳥居
深き謂れが 有ると思わる
早々と 日落ちる前 宿着きし
阿蘇温泉は ピラパークホテル
脇道も ここかしこから 集まりて
ホーチミンの朝 バイク群れ為す
古き名の 角鹿(つるが)恋しと 芭蕉も
詠みし今の 敦賀の地名
昭和村 呼名変えて リニュアル
岐阜清流 里山公園
水流る 浅瀬の川に 建つ鳥居
深き謂れが 有ると思わる
連なるや 阿蘇温泉 地獄巡り
訪れし人 列をなしてや
入り口か 湯煙橋は 地獄への
熱気満ちる 雲仙温泉
帰り道 山陰周り 立ち寄るや
中国道は 加西SA
渓流に 沿うてのホテル 覆われる
山中温泉 蒸せる緑に
金作原 原生林に 自生する
シマノミサオに ヒメコズリハが
演じらる 鳴り物入りで 水の上
人形劇が 面白おかしく
もうもうと 湯煙上がる 海地獄
地獄の釜が 煮えたぎるごと
紋様に 鯉も跳ねてる 蔵の壁
光の町には 鏝絵溢れる
次々と 観光ガスが 乗り入れる
お城造りの おかし城へと
朝ドラの 半分青い ロケ地とし
いわむらの町 人気沸騰
水上 人形劇 見に来るも
劇場前は ごった返すや
美しや この庭園に 海地獄が
湯煙見えると とても思えぬ
どの家も 鏝絵で飾る 光の町
表札代わり 模様違いし
いつ来ても おかし城 加賀藩は
お菓子処と 思えぬ造り
こじんまり 中央道の 屏風山
パーキングエリア 初めて寄るや
波静か 九十九島の 海の上
無人の島が 点々浮かぶ
九州 自動車道 緑川
パーキングエリア トイレ休憩
訪ずるや コーヒー好きには 堪らない
UCCコーヒー 博物館は
廃線の 線路の上を 歩きみる
空に聳える 余部鉄橋
掲げらる 丸太で組し 入口に
奄美自然 観察の森
雄大な 九重山ろく 走りゆく
バスは一路 阿曽温泉へ
門松に 似たるも違う ホーチミン
ドンコイ通り 街角オブジェ
マラソンの スタートダッシュ 思わせる
ホーチミンの朝 バイク走者が
プランバナン 寺院圧巻 大小
様々祠堂に 役目有るのか
名神を 下る時には 立ち寄るや
いつもの定番 ツアー旅行
行列に 何のイベント 有りしかと
恵那川上屋 お菓子処は
虹たつや 流れ落ちる 水飛沫
七つの色に 原尻の滝
訪るも いまいち解らず 佐賀有田
ポーセリングパーク いかな所や
飾られる 青の洞門 入り口に
禅海和尚 偉業の碑
続きしや 続きし時には 先月も
寄りたる草津 パーキングエリア
ソテツの実 初めて見るや 花も又
南国奄美 ソテツの道
滝そばの 立て看板に 記される
原尻の滝 出来た過程
特産の 器に盛りて 昼飯は
伊万里牛の せいろ蒸しメニュー
驚きや 俊敏なる 岩山を
刳り貫き造る あおの洞門
壮観ぞ 連なるバスの オンパレード
何処に行きしや トラックの群れは
初めての 奄美空港 降り立ちぬ
南国の空 白き建物
青い海 九十九島 振り向けば
数多の島が 重なり見える
広がるや バス車窓に 有明海
霞か靄か 先ぼやけてる
向いしや 神戸港クルーズ 乗り場へと
ツアー一行 炎天下の中
画になるや 朱き電車 天空を
餘部鉄橋 走る姿は
満ち溢る マイナスイオン 浴びている
奄美自然 観察の森
殺伐と 白き地肌 晒してる
雲仙温泉 地獄湯けむり
もうもうと 白く沸き立つ 湯煙に
地獄見るよな 雲仙温泉
溜まり場か 草津SA トラックの
見渡す限り トラックばかり
緑なす 鶴仙渓を 見下ろすや
目を引く赤の あやとり橋が
記している 立て看板に 作りしを
イトバショウで かっては布を
伝統の 神楽にまつわる 宿着くや
お腹空かして 昼食に
豪快に ジャンプして アピールする
見てよ見てよと イルカ腹見せ
走りくる 新名神を 初めての
宝塚北 サービスエリアに
武生には 越前国府 置かれたと
石碑に刻まる 総社大神宮
打ち寄せる 太平洋の 荒波が
ホノホシ海岸 奄美の海辺
建ち並ぶ 近代的ビル スッキリと
ホーチミン市内 新市街地は
くじゅうは 九重と久住 重なりて
苦渋の末の くじゅう表記
一斉に オートバイの朝 走り出す
始まるラッシュ ホーチミン市内
後にする プランバナンの 祠堂群
空港時間 迫り気になり
似せてるや 夕日のアトリエ 北陸道
杉津SA 朱の建物
押しかける 恵那川上屋 何有るや
駐車場も 前の道路も
思わすや ナイアガラの滝 田の中に
突如現る 原尻の滝
宮殿が 突如目の前 現るる
ここは何処かと 有田ポーセリン
岩に沿う 過酷な山道 今も尚
当時の姿 晒すを見ゆる
立ち寄るや 山陰来ての 二度目なり
但馬笹山 西紀サービスエリア
羽広ぐ 翼のごとき ソテツの葉
力強きを アピールするごと
浮かびてる 九十九島の 海には
数えてみれば 2086の島が
有明海 何処に何を 運ぶのか
タンカー一艘 ゆくりゆくりと
青空に ポートランドタワー くっきりと
木々と建物 搔き分け覗く
揃ってる 道の駅の あまるべは
産品、会食 情報と
美味しそう 湯煙膳が 目の前に
雲仙の夜 ビール進むや
美しや 温泉地獄に 咲いている
ミヤマキリシマ 可憐な姿
東海道 草津宿を 思わせる
草津SA 居並ぶ店舗
緑なす 鶴仙渓の 木々通し
垣間見ゆるは ホテル建物
雲間より 覗く太陽 照らしけり
大浜海浜公園 海面をば