参ったわ 何処にも行けなくなったわね
今 コロナウイルスで世界中が てんやわんや・・・でしょう
ひょっとしたら 人類滅亡の危機なのかも
そう言えば過去の歴史の中でも 突然姿を消した文明や民族も有ったわね
みんな ウイルスなんかの発生が原因だとも 言われてるでしょう
今の世界が そうなのかも・・・
先月も旅行に行ったけど その時が 丁度ウイルスが話題になり始めた頃だ
ったの
なんとか 感染せずに済んだけど 来月は如何も怪しいわね
だって ツアーの人数が足りて無いみたいで 決まって無いの
一ヶ月を切ったと言うのに・・・ね
きっと今月は どのコースも催行不可になりそうだわ
さすがに こうなると旅行に行くのも勇気が要るわね
どうなって しまうんかしら 日本の経済！
世の中すべてが 止まってしまいそうで・・・
２０2０，３，２７記
ずるいずるい！
ずるいわよ！
咲く時は みんなと一緒と言ったのに
抜け駆け 先駆けしない・・・って
あれほど 言ってたのに
もう～・・・！
みんな みんな
目立ちたがり屋 なんだから・・・
久能山東照宮・日本平
あゝ 眠い！
昨夜は２０時ごろに ベッドに入ったんだけど ２３時半ごろには
目が覚めてしまって・・・
それから ズ~っと起きてたの
結局４時ごろまで 起きてたわ
それでも ６時前には目が覚めてしまって・・・
だからツアーのバスの揺れが 心地良くて ついつい居眠りを
気が付いたら 東名守山のパーキングエリア・・・に
バスを下りて空気を吸い込んだら スッキリしたわ
この後又バスは 東名を走って 遠州豊田ＰAで休憩したの
それにしても 静岡って広いわね
走っても走っても静岡・・・よ
やっと着いたのが 焼津さかなセンター！
此処で今日の 昼食・・・を
この「焼津さかなセンター」も 静岡へ来たら必ずと言って良い
ほど 寄る所ね
もう 定番だわ
あら ミーちゃん 如何したの？
みんなは？
居ないの・・・
あっ そうなの
一緒に行かなかったの？
そう 行かなかったのね
留守番を頼まれたの？
そりゃ 淋しいわね 独りぼっちじゃ・・・
じゃあ お出でよ
でも 良いのかな?
ミーちゃん お留守番でしょ
出てきちゃうとね
そうよね
わたし達 猫じゃ・・・
番犬には 成れないものね
番猫じゃ 誰も怖がらないわから
うふふ・・・
やっぱり 坂道は厳しいわね
最近 脚の調子が良いと思ってたけど やっぱり急な階段、
坂道は足に堪えるわ
少し前までは 歩くのに全く自信が無かったの
ちょっと歩いただけで 痙攣が起きたりしてたから いつも筋
肉痛の薬を塗ってたの
でも今回は調子が良かったから その心配は無いと思ってたけ
ど やっぱり駄目ね
今 玄武洞公園の階段を上り始めて はっきり自覚したの
旅行から帰ったら スクワットを始めなきゃ！
此処も 山陰海岸ジオパークに含まれてるのかしら
最近 ジオパークって耳にするわね
確か能登の方にも有ったんじゃなかったかしら ジオパー
ク・・・って
目の前の 玄武洞は約１６０年前の溶岩の冷却で 出来たらし
いわね
六角形の玄武岩の柱状節理が 美しいわね
洞窟になってるの
これは かって岩を切り出してた窟らしいわね
そうだったの！？
この玄武洞で 地磁気の逆転の説が発表された場所らしいの
国際的にも 貴重とされてるんです・・・って
玄武洞を囲むようにして 青龍洞、南朱雀洞、北朱雀洞 そし
て白虎洞の５つの洞が有るの
全部見て廻ったわ
特に玄武洞 青龍洞は国の天然記念物になってるんですって
そして 山陰ジオパーク・・・にもね
うわあ～ 絵になるわね
今 余部鉄道を赤い電車が走ってるわ
のびりのんびり・・・と
余部駅が鉄橋の先あるというので 行ってみることにしたの
今はエレベーターが有るから １～２分程度で上まで行けるら
しいの
エレベーターが無いころは 坂道を登って行ったんですって
この橋は明治末期に 東洋一の橋梁として建設されたらしいの
それ以後 一世紀にわたり建設当時の姿を 残していたんです
って
驚いたわ
飛行機に乗り込んで お父さんが自分の席を見つけた時だったの
お父さんが 突然機内の通路の人を見つけたの
”どっかで 一緒だったですね！”・・・って
そしたら その人は一瞬 呆気にとられた様子だったの
でも ハッと気が付いたのね その人も
”そうそう どっかで会ったねえ！”・・・って
それぞれが 今迄行った所を思い出しながら 話してるの
そしたら 記憶が一致したのね
そうそう マレーシアに行った時だった！・・・って
どうやら マレーシアに行った時に 一緒になったみたいよ
その人って 浜松の人だったの
ようやく話が結びついて その後は旅の四方山話に花が咲いてたわ
あちこちに行ってると こんな事も有るのね
前にも旅先で 一緒になった女の人がいたわ
今日も又 ひょっとしたら居るかも・・・
未だ旅が始まったばかりで ツアーの人達とも会ってないけどね
ドバイに着けば どんなメンバーか分るでしょう
それにしても 長い長いフライトが始まったわ
ドバイに着くまでには １３時間かかるの
さあ 如何して過ごそうかしら・・・
今日は出てくるまでに たっぷり睡眠をとったから 眠れそうに
ないわね
今回のミステリーツアーも 良かったわ
未だ行ってない所に来られて
いっときは ミステリーツアーと言うと 前に行った所と結構
被ったの
だから暫く行ってなかったわ
でも 最近のミステリーは ダブりが少ないから又 行き始めの
次に申し込んでるのも確か ミステリーツアーだと思うけど
今回のように 新鮮な所だと良いわね
それに今回の旅行は 天気と気候に恵まれて 良かったわ
今年は記録的な暑さが 毎日続いたでしょう
もう ４，５日まえだったら 途中でダウンしてたかもね
本当に 一気に秋が来たみたい
しかも 曇りの二日間だったから 良かったわ
食事も和食だったから わたしには嬉しかったわね
海外に行くと 食事がどうしても口に合わなくて・・・
いつも旅の後半には 拒絶反応を起こしてしまうの
特に海外で食べる 中華系は・・・ね
東南アジアに行っても そうなの
どうしても 食事に馴染めなくて・・・
ええっ 三国・・・！？
聞いた事が有る 地名だわ
武生みたいな 街なのかしら？
聞いたことが有るけど 来たことが有るかしら
三国 三国・・・
ああ 三国って漁港じゃなかったかしら
越前海岸の・・・
名古屋から 名神を通って北陸道を来たわね
敦賀を抜けて 山を抜けたら海岸の広がってるの
カニで有名な漁港じゃ 無かったかしら
ああ 矢張りそうみたいよ！
この三国は古くから 水運が盛んだった と言われてるんですって
うわあ あれは何？
この街には似ても似つかない 建物が建ってるの
小高い丘の上に・・・ね
レトロな 洋風の建物よ
えっ 小学校なの・・・？
明治の時代に入って 造られたらしいの
この港町には 似ても似つかない造りの洋館だわ
それにしても この三国湊は 山車蔵が多いわね
街中を歩いてると 至る所に有るの
この三国湊の山車の人形は 毎年作り直すって言うから 驚きよ
昔からの伝統と言うから 豪商が多かったんでしょうね
三国湊を散策してると かっての繁栄が偲ばれるわ
明治・大正と 栄華を極めた街並みが残ってるの
知らなかったわ！
三国湊が こんなに凄かったなんて
それに 風情が有るわね
マチのクラ、マチノニワから眺められるのは 九頭竜川かしら
ええ 東尋坊が すぐ傍にあるじゃないの！
ビックリしたわ
地図を見たら 東尋坊が直ぐ近くに有るの！
こんなに近かったなんて・・・
それに九頭竜川が 三国に繋がっていたのもね
驚き 驚き！！・・・よ
この三国に来るまで バスの中でウトウトしてたから 気が付か
なかったわ
芦原温泉も 近いのと違うかしら
それにテレビで良く宣伝してる 芝政ワールド・・・もね
ツアー二日目ね
今日のお昼は カニの釜めしで有名な「久谷満月」でね
此の「久谷満月」は 名前に示す通り 色々な九谷焼を売ってる
お店だったの
食事の前に 別室に通され 九谷焼の出来る過程を 面白可笑しく
聞かされたわ
人間国宝の作品も陳列されてて その宣伝もたっぷりと・・・ね
海外旅行に行くと 良くある手・・・だわ
勿論国内のツアーでも・・・ね
でも 興味をそそられる物も有ったわ
ツアーの中でも 結構買い込んでる人が いたわよ
九谷焼だけあって 流石にお値段も・・・ね
瀬戸や多治見の陶器市…と違って
それにしても 昨日今日と曇り空で良かったわ
この旅行の前日まで 猛暑の連続で 今日の涼しさが嘘のように
感じるの
暑さに弱い わたしにとっては正に 天の恵み・・・よ
さあ 次は何処に向くのかしら
それにしても 越前って広いわね
ええ 此処に在ったの！
安宅の関・・・って
いつだったかしら こちらの方に来た時 バスの中から見た安宅の
関とは違って見えるわ
此処は神社…よね 安宅神社ってなってるの
でも なんか由緒正しき神社って 感じね
ああ やっぱり安宅の関に 間違いないみたい
だって 勧進帳の口述を記した 文面が表札に記されてるの
そう言えば 勧進帳の中身は白紙だったわね
弁慶が咄嗟の機転で 創作した口述だった…って言うから
それも歌舞伎の中で・・・
でも 神社の中には 実際に取り調べた部屋が有るの
安宅の関は昔 加賀の国だったのね
奈良時代に創建だれたと言うから 由緒正しき神社なんだわ
此処は来たことが有るわね
お菓子の城でしょう
でも今日は 折り紙の博物館か 何かが有ると言うの
それも日本一だと言うんだけど
お菓子の城加賀藩に そんな折り紙のコーナーって有ったかしら
そうよね 此処から入って行くんでしょう
お菓子のコーナーや お土産のコーナーが有るわね
通り過ぎて 二階に行くのね
ああ 本当だわ 折り紙の世界！
うわあ キレイ・・・
なに あのお城！ 沖縄の首里城そっくりだわ
朱の建物が鮮やかね
鶴は勿論だけど 花や造形物なんか ありとあらゆる物が 折り
紙で作られてるわ
それに折り方の本なんかも 色々有るの
そう言えば今 世界中で折り紙愛好者が 増えてるんですって
この間も テレビで放送してたわね
それにしても ビックリビックリ
昨夜は よく眠れたわ
鶴仙渓の遊歩道を たっぷり歩いた疲れと 夕食のビールで
気持ち良く眠れたわね
食事の後 部屋に戻ったでしょう
テレビを少し見た後 ベッドに入ったの
そうそう 夜中の６時を過ぎたころ いったん目が覚めたので
大浴場へ行ったわね
でも もう終わってたの
１２時までだったみたいで・・・
１時までと聞いてたんだけど・・・ね
諦めて部屋に戻って又 寝たの
久しぶりに ぐっすりと良く寝れたわ
普段 家に居ると なかなかグッスリ寝た事が無いから
今朝は もうスッキリよ
朝の出発が 遅めだったので 皆の朝食時間に大浴場
に行ったの
深夜に入れなかったから
そしたらガラガラで ゆっくり温泉気分が味わえたわね
小原庄助…の気分で
朝酒はしなかった・・・けど
出発時間が遅い…と言うのは 良いわ
急かされる気分が無くて
朝早いと 気が急くでしょう
あらあ 小さな木橋が 狭くなった川幅の上に懸かってるわ
向こうに何が 有るのかしら
ああ あそこね 川床が有るのは
良いわね こんな清流を眺めながら 食事するのも
京の鴨川や 貴船の川床の風情が有って良いけど この鶴仙渓の
川床も良いわ
本当に癒されるわよ
鬱蒼と茂る木々に 苔むした歩道 その横を流れる清流に 渓流
の音心から癒されわね
それに 時折見せる新緑木々の間から 渓流沿いのホテル
そのホテルのひとつに わたし達が泊まる今宵のホテルが有るの
どのホテルかしら？
あら これは又 風情のある厠（トイレ）が有るわね
渓谷に ひそりと佇む庵かと 思ってしまうわ
何とも言えない 侘び寂の世界ね
ひとりで佇むと 余計に風情が感じられるわ
観光客が居たら そんな気持ちには ならないでしょうけど
芭蕉も この鶴仙渓を訪れて 句を読んでるわね
