枕草子の枕

気になる出来事

ドレミでいいじゃん

2015年03月02日 | チェロ・音楽
先日の溝口さんの「世界の車窓から」♪のスコア(楽譜)をだして解読していたら・・・



ふと思い出しました、お教室で習っていた時のこと・・・





♪音符ってまずは、普通日本の小学校で「ドレミファソラシド」って習う。

その後、日本語読み音階の「は・に・ほ・へ・と・い・ろ・は」を少し覚えて

シャープやフラットも「嬰」とか「変」とか言って

嬰ハ短調・変ホ短調・とかもいう。



そしてちょっと音楽を専門的にやっていくと、いつしかそのド・レ・ミ・・・が

「チェー・デー・エー・エフ・ゲー・アー・ハー」・・・とドイツ語読みになり



そしてそして、ギターなんかのコード覚えるときは英語読みの

エーマイナーとか、シーマイナーだとか・・・





個人レッスンでチェロ習っている時、先生の指摘が

「あっ、そこ、ギスよ、ギスだってば」とか

「そこはチス!チス!」

音楽専攻して来なかったあっしは、なんのこっちゃ??よ

先生との関係が、ぎすぎす、 私の頭ん中ではちっ、ちっ


ギスとはgis、Gのシャープ、すなわちソの半音上がった音のこと。

チスとはcis、Cのシャープ、すなわちドの半音上がった音。


あ~~~~ややこしいっ。

日本語・ドイツ語・英語統一してくれ~ってよく思ったものでした。




そしたらね、ずいぶん前だけど、日曜日朝テレビ朝日「題名のない音楽会」座談会コーナーで

日本のオーケストラに席を置く外国人団員さんたち、私とおんなじぼやきを言っていたの。


アメリカ人「ドイツ語で言わないでよ」

ヨーロッパ系の人「英語で言わんといて」って・・・

わかるまで、音を理解するまでコンマ何秒か遅くなるって。


でしょでしょでしょ。

でも器用に、その場でドイツだっ、USAだっ、邦楽?だって合わせられるのが日本人なのかしらね。





ホ短調 — E minor — e-moll


ロ短調 — B minor — h-moll


嬰ヘ短調 — F♯ minor — fis-moll


嬰ハ短調 — C♯ minor — cis-moll


嬰ト短調 — G♯ minor — gis-moll


嬰ニ短調 — D♯ minor — dis-moll


嬰イ短調 — A♯ minor — ais-moll


ニ短調 — D minor — d-moll


ト短調 — G minor — g-moll


ハ短調 — C minor — c-moll


ヘ短調 — F minor — f-moll


変ロ短調 — B♭ minor — b-moll


変ホ短調 — E♭ minor — es-moll


変イ短調 — A♭ minor — as-moll


でござぁーいますのよ、あーた。

すぐに変換させられないといけませんのよ。



大学の音楽理論の授業、音階、移調、変調は三角関数と似ているなり!と思ったもんだ。

サイン・コサイン・タンジェント、コタンジェント・・・頭ん中で三角形くるくる回して

頭もくるくる・・・