改名!むっく★ちぃちゃんvsみっちゃん

我が家に来て一日半でパルボを発病してしまったチワワのちぃちゃんの闘病日記だったこのブログ。気がつきゃ17年経過。

四年が過ぎ

2015年03月11日 20時03分24秒 | むっくVSちっち
今日の宮城は四年前に戻ったような天候。
雪がちらつき、寒さが戻り。

私の通勤経路は閖上街道、通称浜街道を車で走る。

あの日沢山の人達が逃げ惑い、逃げきれずに津波に呑み込まれてしまった海沿いを走る道路。



途中の深沼。
ここも四年前の午後までは普通の住宅街で、奥にはぎっしり松林。

海水浴場があって、夏は沢山の若者や家族連れで賑わっていた場所。

もう何もないね。

この道路沿いに勤務先がある。

なのでこの道を日々通らなければならない。

そして毎回痛感する。

この道の逃げ場の無さを。

あの日、車のテレビでみた逃げ場のない車達が真っ黒な波に呑まれていった光景が甦る。

週3日、ここを走る度に激しく動悸がしたり、涙が出たり、激しい恐怖に襲われたり、たまにあの日この場所にいたような感覚とシンクロしてるような錯覚に陥る時がある。
何回通っても慣れることはないな。


最近、あの日四歳になったばかりだった娘が、私が撮り溜めておいた震災関連のビデオを見たがるようになった。

あまり覚えてなかったからどんなだったか知りたいと。

来月三年生になる娘。釜石の奇跡とか、大川小学校の子供達の絵本だとか、沢山の震災関連の本を読んで、実際にどんなことがあったのか見て知りたくなったと。

今までは一切津波の映像などは見せてこなかったから。

一人っ子の娘。
お留守番の機会も沢山ある。
自分の身を守るすべを教えておかねばと。

一人の時に大きな地震がきたらこうしなさい。

わかってるって、何回も聞いてるから。むっくとちっちも守るよ。

あの日、暗闇でお誕生日みたいだねぇ、らんたんきれいね~と小さな娘は緊迫した雰囲気の大人達を和ませてくれた。
ちびっこだった娘が、この四年で心も身体も頼もしくなった。

歯が無いけど(笑)

義実家の新居も完成して来月、借り上げ住宅からお引越し。


やっとみんなが落ち着ける…かな?










今日のももちゃん復活!?

2015年03月05日 18時32分48秒 | むっくVSちっち
昨晩先生と話しして不安になり、午前中母が外出するとのことで、朝から実家に。

静かに入ると、日が当たる場所でスヤスヤと眠るももちゃん。

声をかけると起きて顔をペロペロしてくれた。
なんだか調子が良さそうだ。
呼吸も落ち着いている。
そのままももちゃんの横に寝てしまえと一緒に横になったら、安心したのかまたスヤスヤ眠るももちゃん。

寝たきりになったのが昨年の夏頃。
もう半年も頑張ってるんだね。

抱っこしてももちゃんの温もりを独り占め。みんないるとなかなかできないんだよね。

誰もいない音もない静かな部屋でももちゃんと穏やかに過ごせました。

母が帰ってくると、昨日から元気を取り戻して食欲も出たとのこと。

凄いねももちゃん。

先生には薬を止めたらどうかなと言われたけれど、もう少し続けてみようということになった。



もしかしたら今年頑張ってくれたりしてね~と母。

日曜日の状態からまさかの復活。

期待してしまうなぁ。


末期の腎不全

2015年03月04日 22時53分35秒 | むっくVSちっち
今日、むっくの薬を貰いに病院へ。
もう閉まる寸前で、患者さんゼロ。

先生が、
『ちぃちゃんどう?大丈夫?』
と奥から出てきて話しかけてくれました。

ちぃは落ち着いてますよ。と話すと、ああ良かったと。
そして、ももちゃんどうかなと。

母から聞く話しが曖昧でイマイチわかりにくかったので、私も直接話しがしたく、詳しく聞いてきました。

今の症状は末期の腎不全と痴呆的なもの。

もう沢山の薬を飲ませるのではなくて、安定剤の量を増やし、吐き気止めだけにしてあげた方がいいかもとのこと。

点滴や腎臓の沢山の薬や心臓の薬は、改善はしないけれど、無理矢理的な延命で苦しみを伸ばすだけになるかもしれないと。
先生が安楽死と言ったのではないのに思わず、安楽死は考えられないので犬にはモルヒネ的な薬はないのですか?と聞いてしまった。
無いことはないけれど、法律にふれるとかふれないとか。
意識が飛んでしまっても、最期は家で母の腕の中で安らかに逝かせてあげたい。
どうにかならないでしょうか?と先生の前で大泣きしてしまった。
先生もう~んといろいろ考えてくれていました。

日曜日の症状からいって、もうすぐにでも痙攣が始まるかもしれないと。
そうなると、ラッキーと同じ最期になってしまう。

最期まで苦しみぬいたラッキーのようにはさせたくないと母は言うけれど。

こんな時、何が正解なんだろうか。

安楽死って本当に安らかに楽に死ねるの?
本当は凄く最期に痛み苦しみを感じているんじゃないのかな?
わんこさんの本当の痛さや苦しみを人間って理解できていないんじゃないかな?

実際、一緒に暮らしていない私には何も言う権利は無いんだけど。
母が仕事をしながら老体に鞭打って必死に介護して。

母も精神的にも肉体的にも限界がきてるようだし。

だけどやはりももちゃんが自然に寿命を全うするその日までいてほしい。
母はそう願っている。

ハッキリと言わない先生の言葉を選んで話してくれた様子から、今月末のももちゃんの誕生日までは難しいという感じだった。

今更ながらネットでいろいろ探して、ダメもとでh40という腎不全に良いとされる水素水を買ってみた。

明後日届く。
もっと早くにいろいろ試してあげれば良かった。

あと17日で15歳。

母にはこの選択肢は言えなかった。








ひな祭り

2015年03月04日 16時29分43秒 | むっくVSちっち
ももちゃん、段々と意識が混濁するようになってきてしまいましたがまだ頑張っています。

一人になりたくなくて、寂しくて、少しでも人の気配がしなくなると寂しくか細い声で一生懸命吠えます。

日曜日、久しぶりに家族が揃った日、ふと意識が無くなってしまった時間がありました。
今までは無かった症状です。
穏やかに寝ていてそのまましばらく声をかけても目を覚ましませんでした。

もしかしてこのまま・・・と家族みんなが一瞬思いましたが、また夕方に意識がハッキリしてきてくれました。

娘ちゃんと姪っこちゃんのひな祭り撮影。
兄が目を覚ましたももちゃんも一緒にと。

出来るだけ苦しまないように。
家族みんなの願い。

もう頑張れとは言えないね。
十分に頑張ってきたのだから。