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田村自然農園の『だったん蕎麦』

2012-10-29 18:54:32 | 今日のグルメ
さて、本日の昼食は田村自然農園の『だったんそば』です。
イオンで、200gがなんと、398円!!。

蕎麦という植物は、大きく分けて3タイプあるそうです。一般的な蕎麦は、
いわゆる『普通蕎麦』、実の収穫が難しいので実は食用に適さないですが、
大きな葉を食用とする(これもルチンを含有する)『宿根蕎麦』、
そして、普通の蕎麦が若干甘みを持つのに対し苦みを感じるため、
苦蕎麦とも言われる、『だったんそば(韃靼蕎麦)』です。

「韃靼(だったん)」は、「韃靼人」とアジア北部の民族を蔑称する
言い方と、wikiなどにありますが、いわゆる「中国蕎麦」以外の
意味があるのか私は判断できません。同じように使われる用語に
「シナ」や「チョン」がありますが、同レベルで議論されるのかは不明です。

ここでは政治的な話題は不適切なので、本筋に戻します。
「韃靼蕎麦」は、健康成分であるルチンが一説には「普通蕎麦」の100倍
くらいあるそうです。しかし、この成分は水溶性なので、茹でると
ほとんど無くなります(笑)
残念ながら、この製品は十割ではない、それでも、小麦より原材料表示が
前だから、蕎麦粉含有量五割以上ですが、そば湯は無理。
水溶性ですが、熱して壊れるわけでは無いので、塩分が無ければ、そば湯と
しては最高です。

この蕎麦は茹で汁は、真っ黄色になります。ああ、こんなにルチンが流れている(汗)。

確かに食べると、ほのかに苦みを感じます。あるいは甘みを感じません。

これは、例のさば節の、めんつゆで食べました。ビックリしました。
苦みのある麺と苦みのあるつゆの相性がとても良い。これはある意味、
蕎麦の究極の形なのでしょうね。この値段だと滅多に食べられませんが、ちょっと贅沢したいときには良さそうです。

余談ですが、伊藤園の『香ばしいそば茶』という商品があります。
500mlで30mgのルチンが取れるそうです。一日の摂取量は30~50mgが
理想とされるので十分な量です。
この「だったん蕎麦」の商品のパッケージには、ルチン720mg/100gと
あるので、一袋で1440mg・・・。

凄まじい栄養価ですね。
過剰摂取でも害は無いそうです。

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