シャドウランリプレイ『ストリートの天使たち』
確か、当初の発売予定は2~3ヶ月前だったはず。2回は発売延期されたよな…。
今月はまた同時期に5冊もリプレイが出て読むのが大変だけど、その責任の20%くらいはこのリプレイのせいだw
(ルール説明とかサイバーパンクの解説とかかなり書き込まれてるし、作者が並行で他のリプレイ書いてたり、やっぱ大変だったんだろう)
まぁそれはさておき。
シャドウランのルールが4th Editionになったということで、ルールの説明を冒頭で重点的に行っている。興味ない人にとっては少々退屈だけど、おかげでその後の話はストーリー中心でスムーズに読める。下欄のツッコミが多すぎる気がしないでもないけど^^;、それくらい無いと分からない部分は分からないのでしょうがないか~。
今回の主たる舞台は2070年。前回が2011年頃?で、現実にもうしばらくしたら来るので、伸ばしたんだろう(笑) 現実の科学技術に追いつかれないようにするため(?)2070年の技術も色々変わっている。以前は難しかった事が簡単に出来るようになってたりとか。(架空の兵器はともかく、現実のネットワーク関連とかウェアラブルコンピュータ関連は予想以上の進歩だったろうから、技術の容易さの感覚が変わったのかな~)
ネットに道具なしで接続できてしまうテクノマンサーというアイデアにはちょっと衝撃を受けた。自分の職業柄、その辺りの用語・描写には他のよりつい引き込まれる^^;
スプライトの由来とか(MSXのスプライトはファミコンより貧弱だったしな)、ファイアウォールってなんか違うだろとか、スレッド編成いいなーとか(笑)
他にもさらっと差別問題に触れられてたり、奥が深い。
「日本企業では、メタヒューマンが差別されることが特に多い」
(あと、付録のサイバーパンクの解説にもけっこう興味深い事が書かれている)
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