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主にTRPGリプレイの元ネタ集、プログラミング技術メモと自作ソフト、好きなゲームや音楽です。

ケイオスドラゴン8~11話の感想

2015-09-13 11:46:46 | TRPG

アニメ『ケイオスドラゴン』第8話から祝ノリが登場して、原作(レッドドラゴン)からの乖離がまた激しくなった。

  1. 祝ノリ登場、真シロ再登場
  2. エヌマエルさん死去
  3. 婁vsウルリーカ戦
  4. シュカでの和平会議~赤の竜登場

祝ノリの設定が原作の祝ブキと違いすぎて、色々な結果が変わってきている。
7話での次回予告で真シロが出てきたとき、回想シーンでの登場かなぁと思ったんだけど、まさか還り人とは。エィハがそれを暴く方法が予想外w、でもエィハならこう行動してもおかしくない、という納得感はあった。

そして、まさかのエヌマエルさん(ハゲ様)死亡!
精霊をいっぱい持っていても、何度も攻撃されたら無理だわなぁ。
というか、精霊の効果を示す為にやられた感じだなぁ^^;
(最終戦のマスコットどうするんだ(爆) というか、スアローとメリルは精霊もらってないよね?) 

そんな状況になったので、原作と違って混成調査隊がばらばらになるのがシュカへ向かう前となった。
忌ブキがエィハを「君は剣じゃない」と言ったけど、原作を知ってる身からすると、「そう言っちゃうんだ!」と驚き。

婁がウルリーカを襲うこと自体はさすがに無くならなかった。
ただ、原作ではウルリーカの魂を七殺天凌に吸わせる為だけに襲っているので、他のキャラにとっては理由が分からず、まさに「婁が乱心した」としか思えないという状態だったのだが、アニメではウルリーカが赤竜の爪を護送している(最初に箱を受け取った時に「おいおい、中身を確認しろよ」と思ったんだけど、それも伏線だったのは感心)ので、それを狙ったという“他のキャラにとって納得できてしまう理由”があるのがちょっと不満。
とはいえ、婁さんは目的の為には(迂遠に見えても)弱点を突いてくる人なので、最終目標である赤の竜を倒せる物を手に入れておく、という行動も分かるんだよなー。
そうそう、ウルリーカ戦で婁が黄の楔(正式名称は忘れた)を使ったのは、「おお、なるほど!」って納得した。結局原作では禍グラバとの取引以外には使わなかったもんな。確かに黒竜騎士相手ならこういう使い方は効果的だ。(なんで原作で使わなかったんだというレベル。しかしアニメでは舞台が海の上だったから、島に影響が出ないように考慮されてるなw)
あと、ウルリーカがスアローを好いているような表現があったけど、原作でもそうだったっけ? シメオンだと思ってたんだけどなー。
(ちなみに、原作のシメオンの台詞、「どういう理由があったら私がウルリーカを失ったことが正当化されるのか」という台詞が印象に残ってるんだけど(理由があっても駄目なものは駄目だし、そもそも正当化される理由なんて思いつかない)、アニメでは出る幕が無かった^^;) 

で、ケイオスドラゴンでは白叡が出てないなーと思ってたら、ここら辺から登場。これで麒麟船もばっちり登場可能だな!w
スアローと雪蓮の邂逅もシュカより前になった。雪蓮、ヒッチハイクしてるしw(さすがに道の真ん中で寝てたりしなかったけどな!(爆))

和平会議(夜会?)では、シメオンと白叡が争うも、禍グラバが仲裁。
まさか禍グラバが「混成調査隊として」「ウルリーカの遺志を継いで」とか宣言しちゃうとはなぁ。原作では傍観者になれて良かったって(プレイヤーが)言ってたのにw
とはいえ、ニルカムイの地でドナティアと黄爛が戦うのを止めたいのって、混成調査隊の中では忌ブキと禍グラバくらいなんだよなぁ。
(ちなみに、禍グラバと雪蓮の絡みが無かったけど、さすがに本筋とは無関係すぎるから外したかw)

そして、祝ノリの能力のひとつが赤の竜召還とな!ケイオスドラゴンでは、そういう理由で各村やシュカが襲われたんですなぁ。
で、婁vsスアロー戦が発生。原作では婁vsシメオンだったけど、変わったのな。
原作ではウルリーカのあれを使う機会が無かったけど、アニメでは使っちゃった…!とはいえ、メリルが動揺してもスアローは全く動揺せずというのは、性格(設定)通りで、納得できる演出だった。
(というか、少なくともシメオンは、ウルリーカの死をスアローに教えとけよ!w 「やあ、婁さんも来てたの?」とか、清々しすぎるじゃないか!w)

エィハの「つながれもののうた」が初登場したけど、大した効果は出ずorz
アニメだけ見てると、なんだそりゃって感じだな(苦笑) 今後、決定的な場面で使えると格好いいんだけど。

浮ガクも阿ギトも落石に巻き込まれて、浮ガクは死亡。しかし阿ギトは番組最後の生存表で×が付かなかったので、まだ生きてそう。(TRPGならともかく、アニメでこういうメタ情報を使って判断できるのは面白い)

それにしても、アニメ版忌ブキの能力は最初は無敵すぎるという感じだったのに、色々と使えない場面が出てくるよなぁ。この辺りは、さすがTRPGでルールの穴(回避策)を見つけたがる人達が作っているだけのことはあるw


この調子で話が進んでいくと、シュカの戦いでアニメ(第1部?)が終了となる予想くらいは当たったかな。(誰でも当てられるレベルの予想だけど(苦笑))

さて、原作と違って今のところエィハは還り人になっていないけど、婁(黄爛の力)に助けられて寿命が数日になってしまったらしいので、今後の話に出てくる為には還り人化するしかないのではないか。
普通に死んで、(忌ブキのおかげで?、意思をもった)還り人になるか。
あるいは祝ノリの嫌がらせで還り人にされちゃったりして?

原作の黒りんごが面白かった理由のひとつは、祝ブキが性格の良いキャラ(守りたいキャラ)なのにエィハに狙われることだった(ウルリーカが婁に狙われてプレイヤーの面々が戦々恐々だったのも同様)と思うのだが、アニメの祝ノリは狂ったキャラなので、そういう感じにならないのはちょっと残念だな^^;


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