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求めずして思わぬ発見をする能力。私が一番大切にしている感覚です。

『殯(もがり)の森』REVIEW☆

2007年06月02日 20時37分42秒 | CHINEMA
監督 河瀬直美

出演 うだしげき 、尾野真千子 、渡辺真起子 、ますだかなこ


『萌の朱雀(もえのすざく)』でカンヌ国際映画祭でカメラドールを受賞し、
世界中から注目されている河瀬直美監督の最新作。
監督自身の故郷である奈良を舞台に、人間の生と死を描く人間ドラマ。
役者初挑戦のうだしげきが、妻を亡くし、
心の空白をうめようと懸命に生きる男を熱演。
介護福祉士として、彼と心の交流をかわす真千子に
『萌の朱雀(もえのすざく)』でも河野作品に出演している
尾野真千子が透明感ある演技でみせる。



妻を亡くし、山間部のグループホームで介護スタッフとともに
共同生活を送るしげき(うだしげき)。
そこに、新しく介護福祉士としてやってきた真千子(尾野真千子)。
彼女もまた、つらい思いを抱えていた。
日々の生活の中で、2人は次第に打ち解け合っていくのだったが……。


第60回カンヌ映画祭、審査員特別グランプリおめでとうございます!


先日、劇場上映の前にBSで先行放送していました。
話題の作品なので見てみました。
主役の二人は役名と本名を同じにしたそうです。
日本の山里の風景がとてもキレイに映し出されていました。
セリフは極端に少なく、聞こえにくいので
字幕があった方がよいなーと思った。
そして、見る側の想像力が結構求められるかな?

殯(もがり)とは死んだ人を敬い慕うことをいうらしい。
「喪上(あ)がり」という語源とも言われているそう。


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