よしなしごと 2

コトノハを調べていると
言葉と出てくる。
言葉は事の端とも言うようだ。

言葉の読みの項目も色々あるが
その中に
「ぎなた読み」というのがあった。

弁慶が、なぎなたを持って…を
弁慶がな、ぎなたを持って…と
区切りを間違えて読む事だ。

中学二年の古典の時間、
先生に掛けられ読む事になり
弁慶がな、と
やってしまったのを思い出した。

クラス全体から
クスクスと笑い声がするのだけど
何を笑われているのか
サッパリ分からず恥ずかしかった。

「ぎなた読み」って言うんだね。
名前が付いてるって事は、
間違える人が結構いるって事だ、
きっと。

なぜか中学二年の恥ずかしさが
ちょっと薄まった気がした。

言い間違いも数々ある。
一番恥ずかしいのが、
「はい！」と言おうとして
「へい！」と言ってしまう時だ。
これは頻度が高い。

お客様から
「おめさん、岡っ引きだかね」
と、言われたこともあるし、
仲の良いお客様には
「へい！ガッテンです。」
と、言いきってしまうこともある。

結構、この「へい！」は
周りも電話中に間違って言って
たりして、
その時は横隔膜がネジレルくらい
笑ってしまう私であった。

………なぜ、
今、雑談的な事を書いているのか。
それは昇段試験の課題を
全く、書く気になれないので
気分転換です。

フゥー。困った。

善光寺御開帳

人…人…人…。
暑…暑…暑…。
人と暑さに酔ってしまいました。

回向柱に触れて如来様と結縁。
触れるまで20分。
御朱印は4時間待ち。
どこもかしこも長蛇の列でした。

数え年で7年の御開帳。
もう7年も経ったのかと思うと
時間の流れが滝のようです。
でもまた御開帳に来ることができ
感謝です。

帰り道に小布施で栗スイートを
食べてきたし大満足。

そういえば今日は
ソフトクリーム2個、
栗のバニラアイスに
ホームランバー2本…お腹痛い。

15の書き初め

9才から15才まで
お寺で習字を習っていた。

写真は15才の書き初め。
この作品を最後に習字をやめた。

理由は
新年にお寺への感謝文を
提出しなければならなかったから。
出さないと3級分下がった。

習字＝感謝文が納得できず、
6年間で1回提出しただけ。
当然、級も上がったり下がったり
最後も初段から3級に転落し
終わった。

でも習字が大好きだったから
高校の選択授業は書道を選んだ。

しかし衝撃的な出来事が。

創作の授業があり、
それぞれ自由に課題を考え、
好きなように書けという。
みんな楽しそうに書いていた。

私は飛翔と書こうとした。
だけど、ウソっ！書けない。
キチッとした文字しか書けない。
何度先生に指導されても
結局、崩すことが出来なかった。

ものすごくショックだった。
お手本通りに書く事しかできない。
面白味の無い字しか書けないんだ。

それでも習字を勉強したくて
担任に進路相談したら
もっと現実を見ろ。
夢のような事を言うな。
と怒られて諦めてしまった。

それから今の師匠に出会うまで
筆を持つことはなく…。

書道教室は探すのが大変！
私は10年かかった。
カルチャー教室は少しあるけど
個人教室はネット検索で
出てこないので探す術が無い。

看板も出ていなくて、
書道教室が
地下にもぐってしまったかのよう。
ちょっとした偶然がなければ
未だに探しているかもしれない。

わーい、わい

Y…Y


太空で珍しく
半紙仮名の写真が載った。わーい！

周りからも
仮名苦手なのに良かったねと言われ
(気を使って下手とは言わない)

さて、
先生の所感は…と読み始めたら
えっ…

流れの良い作品と比較するため、
あえて流れの悪い作品も載せた。
そして私は流れワルイ組。

大どんでん返しというか
やっぱり、そうだよねと思う。

先生の熱のこもった指導を読んで
何気無く書いていてはダメなんだ
と思った。

流れワルイ組から
早く脱退したいです。

100分de名著

今朝たまたま見たNHKの番組。
5月の名著は荘子のようだ。
何というタイミング。

小さい事にこだわり、
どうでもいい事に捕らわれる。
そして
ドンドン心が淀む。

昨日のブログは、
汚い渦がグルグルだ。
どっちでもいい事だった。

……………反省。

若い頃は荘子の考えが嫌いだった。
流れに逆らわず、
すべてを肯定し、
こだわりを持たずに生きる自由人。

働きたくない怠け者じゃないの？

20年前くらいに
あなたは
この本を読んだ方がいいですよと
荘子の本をある人にもらった。

なんだ…荘子か…と
一度も本を開かなかったのだが。

今日、
初めてページをめくってみた。


何となく「過」書く。