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テレビっ子のひとり突っ込み

『TWO WEEKS』(韓国オリジナル版)感想・概要紹介(ネタバレあり)

2022-01-13 23:56:52 | 韓国ドラマ
           
 
2013年 韓国

◆おススメ度
★★★★☆


◆キャスト

チャン・テサン:イ・ジュンギ
ソ・イネ(スジンの母親でテサンの元恋人):パク・ハソン
ソ・スジン(テサンとイネの娘):イ・チェミ
イム・スンウ(イネの恋人でエリート刑事):リュ・スヨン
パク・ジェギョン(テサン逃亡事件を担当する検事):キム・ソヨン
ムン・イルソク:チョ・ミンギ
チョ・ソヒ(元弁護士で、現在は国会議員):キム・ヘオク
キム・ソンジュン(チョ・ソヒの息子):カン・ハヌル
キム先生(殺し屋):ソン・ジェリム
コ・マンソク(テサンの後輩、同居人):アン・セハ


◆感想・概要(ネタバレ注意)

全24話。

このドラマは、日本で三浦春馬主演でリメイクしてた方を先に観ました。VS嵐で三浦春馬が番宣で出てたのきっかけで観ようって思ったドラマでした。
(「TWO WEEKSってことは2週間で終わっちゃうドラマなんですね」とかイジられてて楽しそうだったのになー。)このドラマ見て、ほんっとに改めて三浦春馬ってやっぱ
カッコいいなーって、再々々々認識したって感じだったのに。ちなみに、この日本版のドラマが三浦春馬が生きてるうちに観た最後のドラマでした・・・。


で、韓国版です。(幸いなことに、こっちもちゃんと三浦春馬が生きてるうちに観ることができたので、余計な感情なく楽しめた作品です。)

日本版もまぁまぁ面白く視聴できたんですが、韓国版の方が話数が圧倒的に多くて、エピソードの数もそうですが、けっこう丁寧に主人公の人柄(逃亡中の身でほんとは
それどころじゃないのに困ってる人を放っておけないっていういい人っぷり)や今まで存在すら知らなかった娘に対する父性が芽生えていく様が丁寧に描かれています。
まー、通常日本のドラマを飽きずに視聴してもらえるのがぎりぎり12話くらいだったりするのでしかたないっちゃあ仕方ないので、日本版みた方たちが、日本版では描かれ
なかった部分を補強するために観るのもアリかと思います。(その際は、若かりしイ・ジュンギを三浦春馬に置き換えてもらって、ついでにイ・ジュンギの良さも知ってもら
えればって感じで。)

3年前くらいのイ・ジュンギの日本でのファンミーティングで、このドラマの日本リメイク版に言及する質問がされた際に、イ・ジュンギがドラマリメイクされることも、
主演が「進撃の巨人」の映画に出てたすごく若い俳優さんですよね、って感じで答えてたのがけっこう嬉しかったです。(ファンミはレポ読んだだけですが。)



ざーっと概要です。

質店の雇われ店主をしている主人公のチンピラ、チャン・テサン。ある日、彼を9年前(8年前?)に別れた元恋人のソ・イネが訪ねて来る。

9年前、二人はあることがきっかけで突然別れることになったが、その際イネは妊娠しており、ひっそりとテサンの娘スジンを出産していた。
そして、スジンが急性白血病と診断され、骨髄移植が必要であり、テサンにドナーになって欲しいと依頼。

検査の結果骨髄が適合し、病院に呼ばれたテサンは2週間後に手術するから病院に来てほしいということ、これから2週間の間は怪我(や感染症?)などに気を付けるようにと
言い含められる。

これから2週間、いつもと同じように過ごして病院へ行けばいいだけだったテサンだったが、ある陰謀により、事業家でかつ暴力団のボスでもあるイルソクの愛人、ミスクの
殺害容疑の罪を着せられてしまう。

身に覚えのない罪で拘束されたテサンは、病院で自分が父親だろうと何の疑いも持たずにこっそり話しかけてきた娘スジンのために逃亡を決意する。

      

(こういう系のドラマで、無実の罪で逃亡することになった主人公の身には必ずと言っていいほど輸送車両の事故が起こるんですが、実際これまでほんとに容疑者の輸送車両
に起きた事故と、ドラマで扱われた輸送車両の事故ってどっちが多いんだろうって単純に疑問に思っちゃいました。)


で、こっからテサンの逃亡劇が始まる訳なんですが、捕まっちゃうんじゃないかどうなのかっていうドキドキ感と、その先で出会った人々との交流が見所。(この辺、日本版
よりボリュームたっぷりに描かれてますが、けっこう飽きずにサクサク見れちゃいます。私がイ・ジュンギ好きだからかも知れないですが・・・。)


急にできた娘と骨髄移植、そこに殺人事件の容疑と逃亡っていうだけでもけっこうな見所満載なんですが、登場人物の人間関係とかいろいろあって、けっこう作りこまれた
いい作品だなと思います。

(こっからかなりネタバレしちゃいます。)

まず、そもそもなんでテサンがイネと別れることになったのかってとこですが、9年前テサンがムン・イルソクの傘下で働いていたころ、イルソクが事件を起こし、その罪を
代わりに被る相手としてテサンが標的にされ、彼女であるイネをネタに脅迫されて彼女の安全を保証するっていう約束で罪を被って別れたっていう理不尽で悲しい過去が
あったりします。

さらに、イネは現在、刑事であるイム・スンウと交際しており、スジンもそこそこ懐いていたんだけどイネが破っておきながらも取って置いた写真で実の父親を察知し、その
父親と対面したスジンは、ちょっとずつスンウから心が離れていっちゃうんですが、スジンは賢い子で子供ながらけっこう色んなことを心に抱え込んでみんなに気を遣って
いるさまが愛らしくなってきちゃいます。

         

で、イネもテサンと再会して手術を待つ間テサンとスンウの間でちょっとずつ心が揺れ始めたり、よりによってその事件を担当している刑事がスンウで、テサンを負っていく
うちにテサンとイネ、そしてスジンの関係を知ってしまうスンウ。


さらに、もう一人のヒロイン的な存在の若い検事であるパク・ジェギョン。(日本版では芳根京子がやってた役です。)彼女はイルソクを挙げようと実はミスクを潜入捜査させて
いたっていう事実があり、それがきっかけでテサン逃亡事件を担当することになったりします。彼女にも色々あってけっこうスポットが当たってた・・・はず。(あんまり覚えて
ないけど、日本版ではけっこう芳根京子人気が出始めた頃でかなりスポットが当たってた気がします。)彼女がチョ・ソヒの陰謀を暴いていく感じだったかと。

そして、めっちゃちらっとしか出てこないけど、アメリカかどっかで療養中とかのチョ・ソヒの息子役でカン・ハヌルが出てます!「」絡みで色々検索してたらカン・ハヌル
がイ・ジュンギと共演することになってめっちゃ嬉しくて、以前同じドラマに出たことはあったけど全く絡みがなくて連絡先だけ知り合いに聞いていたので真っ先に連絡した
ってことを言ってたのをみたんだけど、これだったのか!!ってちょっと嬉しくなっちゃいました。(でもほんと、出演は一瞬です(笑))

ちょっと概要から脱線しちゃって収集つかなくなっちゃいましたが、そんな感じです。

      

多分、日本版には出てきてなかったと思うんだけど、韓国版ではテサンとイネの出会いが、銅像パントマイム的なものに扮してたイネを本物か見分けがつかなくて(?)テサン
が胸を触ってしまうっていうもの・・・。そこはちょっと衝撃でした(笑)そんなことある!?って。

     

今回、黒幕というか真犯人役のチョ・ミンギ。「一枝梅(イルジメ)」、「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」では、イ・ジュンギの父親役をやってた方。
このドラマでは完全な敵対役です。(ちなみに、ちょっとびっくりなことにチョ・ミンギはすでに亡くなっていて、原因が大学で副教授も勤めていたチョ・ミンギの
セクハラ暴露が原因で自殺っていう・・・。うーん。。。)

あ、あと忘れてました大事な人。
イ・ジュンギを執拗に追いかけてくる殺し屋役でソン・ジェリムが出てます。

 

とりあえず、日本版見てる人も見てない人もおススメドラマです。

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