「センセイの鞄」 川上弘美著 文芸春秋
先日、急に時間が余ってしまい、暇つぶしと思って買った文庫本である。でも、読み始めたら、引き込まれてしまった。
何かおもしろい時間の流れがある小説だった。普通の日常にありそうなことをちょっと古風に、しかも淡々と表現している。
また、カタカナの使い方がとても新鮮だった。まず、表題の「センセイ」がいい。名前でもなく、先生でも、せんせいでもない。センセイと呼んでいる意味がある。
パソコンでは「わたくし」と入力しても、「わたし」と入力しても「私」と漢字が出てくるが、著者はあえて「ワタクシ」とカタカナを使っている。
私自身もかしこまった時には「ワタクシ」を使いたいと思うが、パソコンではすぐに漢字が出てくるので我慢して使っている。
そういうところもいろいろと勉強になった。
先日、急に時間が余ってしまい、暇つぶしと思って買った文庫本である。でも、読み始めたら、引き込まれてしまった。
何かおもしろい時間の流れがある小説だった。普通の日常にありそうなことをちょっと古風に、しかも淡々と表現している。
また、カタカナの使い方がとても新鮮だった。まず、表題の「センセイ」がいい。名前でもなく、先生でも、せんせいでもない。センセイと呼んでいる意味がある。
パソコンでは「わたくし」と入力しても、「わたし」と入力しても「私」と漢字が出てくるが、著者はあえて「ワタクシ」とカタカナを使っている。
私自身もかしこまった時には「ワタクシ」を使いたいと思うが、パソコンではすぐに漢字が出てくるので我慢して使っている。
そういうところもいろいろと勉強になった。