志摩 ゆみのつづり方

以前は国際交流のボランティア一筋だったのですが、最近はスクエアダンスなるものにお熱を上げているmixのblogです。

溶血性貧血

2006-09-07 14:20:28 | 日記
わが息子がなった病気のことを思い出したのでここで書いておこうと思う。

溶血性貧血<子どもの病気>
 赤血球が何らかの原因で破壊され(溶血)、本来の赤血球の寿命よりも短くなることによって、貧血と黄疸(おうだん)が主な症状として現れる病気です。大きく先天性と後天性に分けられます。

たぶん、彼が3歳半ぐらいのこと。風邪で近くの病院にかかって薬を貰って飲ませていたが、一向によくならない。そのうち、おしっこが茶色くなってきた。これは大変ということで、実家の近くの大学病院に連れて行く。即入院。
下の娘を実家の母に頼んで私も泊り込むことになった。
1日目、洗浄赤血球浮遊液(確かこういったと思う)を輸血することになった。血管が細くて針が刺さり難かったように記憶する。輸血を始めて数時間もするとどんどん元気を回復して来た。
入院中に一番かわいそうだったのが、脊椎の機能が正常かどうかを調べるために、脊椎に注射をしたときだ。普通、どの検査も子どもと一緒にいられるが、このときだけは廊下に出されてしまった。子どもの痛がる悲鳴が廊下に鳴り響いていた。
輸血したことにより赤血球が増え、今度は身体の中でも赤血球を作れるようになったようだ。2週間の入院をしたが、結局その原因はなんだったかはっきり分からなかった。たぶん、飲んでいた抗生物質が何らかの作用で赤血球を溶かしてしまったようだ。
その後、彼は何事もなく成人して親の手から離れていった。
コメント (2)
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