ロシア貿易中・脱力進行中

以前のブログ「ロシア留学中・脱力進行中」のつづき。タイトルが嘘になってしまったので引越したが、内容は特に変わりなし。

さて、偉大なる峡谷

2008-08-21 23:14:35 | 08年8月 Las Vegas
Las Vegas 旅行記⑥

8月11日(月)、3日目。
朝6時45分、集合場所へ走る!
時間はギリギリ、朝までカジノで遊んでるからだ!
遅れたら有無を言わさず置いていかれるのが外国の掟。
ホテルの中を走って走って、ギリギリ2分遅刻。
間に合った~(いや遅刻なんだが)。
幸い添乗員・・・というか運ちゃんはまだ来ていなかった。

この日のツアーは参加総勢12名、バンに乗り
陸路グランドライ・・・グランドキャニオンを目指す。
片道約5時間。俺たちが全員徹夜したのはこのためだ!道中を寝て過ごすため。
そう思ってバスに乗り込んだは良かった。

ラスベガスを離れバンは砂漠の道を進む。
見慣れぬ景色に当初は興奮したものの、段々と眠気のほうが勝ってくる。
出発して1時間、眠気の限界に来たところで最初の休憩地点、フーバーダムへ。
すごいダムだと聞いていたが、休憩地点から見える景色はしょぼく、
エジプトで見たアスワンハイダムのが130倍度肝を抜かれた。
トイレ休憩を済ませ、さぁ寝るぞ。

出発後、延々と続く運ちゃんの解説。
キャニオンの歴史やら砂漠の歴史やらアメリカの歴史・・・かどうかは覚えてないが、
とにかくうるさくてしょうがない。うるさいだけならまだしも、
バックミラーで確認して起きろ起きろと言ってくるではないか!
なんだこの運転手!?ナメてんのか?こっちは徹夜でしんどいっつーねん。
と心の中で怒ってみたものの、運ちゃんにテレパシーは通じない。
それでも眠気が勝ってガックンガックン寝ていると、
ダッシュボードをバンバン叩いて「俺の話はララバイか?」なんて言っている。
↑注;さも起きてた様に語っているが、この記述は全て起きていた友人の証言だ。
わしの眠りはこんなものでは妨げられない。

しかし良く他の参加者はずっと起きていられるなぁ。
こんな早朝発のツアーに参加して、こいつら夕べはちゃんと寝てたのか?
こいつらベガスにいったい何しに来たのだろう?
さすがの運ちゃんも我慢の限界に来たのかネタが尽きたのかは知らないが、
次のガソリンスタンドの休憩所でディズニー映画「カーズ」のDVDを買って流し始めた。
有り難味の良く分からないルート66の休憩地点は車から降りたが、
その後も昼飯休憩の地点まで、延々3時間ほとんど車中の記憶が無い。
運ちゃんのプレッシャーに負けてずっと起きてたHSの話だと、
理解できない英語のDVDと、たまにDVDを止めて挿まれる運ちゃんの解説と、
砂漠の変わり映えのしない景色と襲ってくる眠気、まさに苦痛の数時間だったという。

昼飯はバイキング形式で、眠くて腹が減ってた俺はたっぷり食った。
眠くて食欲の無いHSは少し食べて煙草を吸いに行った。
食いすぎた俺は3日目にして初の大便。便秘だ。やっと出てくれて良かった。
昼食後、眠気もある程度収まった俺は、バックミラーで起きてるぞとアピール。
運ちゃんも喜び?話題を振ってくるので、適当に受け答えして印象を良くしといた。

ほどなくツアーは偉大なる峡谷へ辿り着く。
不健康極まりない眠らぬ街を離れ、大自然を歩くのはとても清清しい。
女の子たちが日光浴もかねてすごく際どい格好をしているのもとても清清しい。
3人で写真をとったり日光浴をしたりしてゆったりした時間を過ごした。
マーザーポイントとヤバパイポイント、2地点で賞味2時間を過ごしたが、
大自然の素晴らしさを言葉で表すのはむなしい努力なのでやめておく。

帰りの車中、休憩地点が少なかったせいもあるが、
気がついたらベガスの街の明かりが見えていた。早っ!
行きの5時間が嘘のように帰りはあっという間だった
(と、行きの車中でずっと起きてたHSが言っていた。)
全く疲れた。こんなことなら徹夜なんかせずに・・・
いや大型バスのツアーにすれば良かった
(と、行きの車中でプレッシャーで寝れなかったHSが言っていた。)

参考までにこのツアーは前日にホテルのフロントで予約し、
朝食・昼食込みで1人210ドル+運ちゃんへのチップ10ドル
+ホテルのコンシェルジェへのチップ20ドル(←3人分)でした。

夜は終わらない

2008-08-20 22:42:14 | 08年8月 Las Vegas
Las Vegas 旅行記⑤

昼に大勝したHSの奢りでタクシーでホテルへ帰り、
夜中2時半からLuxorのカジノへ。
翌日のグランドキャニオンツアーが早朝6時45分出発なので、徹夜だぜ!
そしてこの日はいよいよポーカーデビューだ!
颯爽とポーカールームに・・・辿り着けない!

元々真四角で馬鹿でかく分かりにくいレイアウトなのだが、
それにしてもここまで方向を見失うとは。
結局2週して見つけられず、ブラックジャックとスロットに座って負けた。
HRがシャワーを浴びてカジノに下りてきて、
ようやくポーカールームの場所が聞けた。無駄金スったぜ、チキショー!

初のポーカールーム、初のテキサス・ホールデムの実戦。
まずは入り口で掛け金とルール等を聞く。1-2ノーリミット。
OK!200ドルのチップを買い、恐る恐る席に着く。

※ちょっとここで、日本では馴染みの少ないテキサス・ホールデムというポーカーのルールでも簡単に書いておこう。これは7枚(手札2枚、場札5枚=全員共通)のカードで行うポーカーで、日本でお馴染みの“カード交換”というやつは無い。自分だけの2枚のカードと、中央に表向きに置かれた全員共通の5枚のカードで役を作って競うわけだ。ちなみに役は日本で有名なルールとまったく変わらない。
プレイ人数は最大10人。
最初に全員にカードが2枚ずつ裏向きに配られベット。(=プレフロップ)
それが済んだら共通カードが3枚開かれ(=フロップ)、そしてベット。
次に共通カードが1枚(=ターン)、ベット。
最後にまた1枚の共通カードが配られ(=リバー)、最後のベット。
計4回のベッティングラウンドがあり、その度にベット、コール(同額賭け)、レイズ(上乗せ)、フォールド(降りる)が行われる。勝利者はそれまで全員から賭けられた賭け金(=ポット)を独り占めに獲得できる。途中で1人を除いて全員が降りればゲームはそこで終わり。カードが集められ、また1からやり直し。説明終わり。


2席のテーブルは両方ほぼ満員。2人の黒人の間の席が空いていたので、
とりあえずそこに座る。チップをラックから出しテーブルに並べ、恐る恐る「Hi!」
「Welcome!」陽気そうで良かった。
ポーカーマニアの作るサイトでルールを勉強し、HRと事前に練習し、
それでもルールには若干に疑問の残るままに望んだ初の実戦。
最初は早めに降りて他の人の掛け方の方法や仕草などを見ながら様子を伺う。
全く掛けに加わらないまま10~15ゲームほど過ぎた頃、手札にA×2枚が来た。
これは行かないわけにはいかない。とりあえずコールしながら様子を伺い、
フロップ⇒ターン⇒リバーと開いていくうちに、いつの間にか俺の手はフルハウスに!
A×3、キング×2。負けるわけが無い。強気で賭けたら降りられた。
この辺まだ賭け方が未熟すぎて全くやり方が分からなかった。
相手が降りたので俺の初勝利。そのままカードを返そうとしたら、右の黒人に
「見せてみろ」
え!俺何か悪い事したんすか!?
見せたらその黒人がディーラーに確認して、係りの人がきた。「お名前は?」
なんと、ここのポーカールームでは、各時間の最強役を作った人間に
ボーナスで100ドルの賞金が出るらしい。
3時-4時の時間帯でそれまでに出た最強役は、K×3、Q×2のフルハウス。
きわどく俺が最強役を作り、後ほど100ドルが渡されました。
その黒人「最強役を作ったら、ちゃんと見せなきゃ駄目だぞ」
ありがとう!でも初めてでそんなルール知らね~よ!

その後俺はゲームを続けるも、勝てるのはフルハウスを作った時だけ。
中盤に1回、終盤に2回のフルハウス以外はほとんど勝負に出られなかった。
しかも最後2回のフルハウスは人数が少なくてポット金額もすごく小額だったし。
途中は降りなければフラッシュになってたとか、
2ペア捨てたら相手は1ペアだったとか、アホな事をやってばかりいた気がする。
まぁ初めてだから仕方ないよね。
だが降りてカード捨てたらめくれ上がって全員に見えてしまったり、
捨順番抜かしてベットしてしまったり、チェックで回ってきたのに降りたり、
終いには例の右の黒人に「クレイジー」と言われる始末。
結構周りの視線も痛かったが、勉強の場だと踏ん張った。
結局グランドキャニオンツアーの始まる朝まで続け、
ここでの結果は途中の100ドル追加購入を含めて300ドルの負け。
しかし最強役ボーナス100ドルのお陰で負け額は200ドルに収まった。

なんだ、ブラックジャックより大分安く済むぞ!
しかも、心理戦がすげー楽しい
右の黒人など他人の高額ベットに対し、自分のカードと場札と相手の顔を見比べながら、
延々と考え続けること約5分。結局唸った末の決断はフォールド。
これが、これがポーカーの心理戦なんだ!
まぁ俺は今回はほとんど心理戦にならなかったんだけど。。。
次は絶対にもっと勝負に絡んでやるぞ!ブラフもかましてやるんだー!

ただし、この夜の主役は昼に続きまたしてもHS。
強気一辺倒の賭け方で見事にハマリ、1100ドルの大負け。
昼に稼いだ金を一気に放出するとは、恐るべし。。。

上空にて

2008-08-19 07:51:32 | 08年8月 Las Vegas
Las Vegas 旅行記④

8月10日(日)、2日目の夜。
8時頃Hootersを後にし、ストリップをフォーコーナーまで歩く。
新フォーコーナーからフォーコーナーまでは近そうでやたら遠い。
人も多くて歩きづらいし、真夏のベガスは夜も暑い、いや熱い!
湿気が無いからマシなものの、日が落ちても40度はあるんじゃねぇかコレ?

Flamigoホテルの前で力尽きストリップを走る市バス・デュースに乗る。
目指すはStratosphereタワー。
HRが街をまわる前にどうしても全景を見たいとワガママを抜かすので、
3人で行くことになった。まぁどうせ行くつもりだったから良いんですがね。

成層圏と言う意味のこのタワーは高さ350メートル、展望台部分は地上260-270メートル。
北米ではミシシッピ以西で最も高いこの建造物は、同名のホテルの観光名所。
といってもストリップ中心から離れすぎていてイマイチ知名度に欠ける、
ちょっぴり悲しきランドマーク。

例のごとくHSがカジノで10ドルほど回し、ファストフードで晩飯食って出発。
タワー展望台とタワーの上にある3つの絶叫アトラクションチケット、
計27ドルのセットを買った。
かなり空いていると聞いていたのに、意外と込んでいた。
なんだかんだ言っても夜は夜景を見に来る人でそれなりには賑わっているらしい。

地上270メートルオーバーの屋外展望台にある3つのアトラクションは以下の3つ。
ビッグショット=地上280メートル、世界で最も高い場所にあるフリーフォール。
Xスクリーム=絶叫マシンなのに全然スピードの無い、変なマシン。
インサニティ=地上270メートルでの回転ブランコっぽい乗り物。

まずはインサニティに並ぶ。なんとHSが怖気付きリタイア。
HRと2人で乗ることに。思えばコレがケチの付き初めか。
ほかの2つは空きまくりなのにこれだけ人が並んでいた。
並ぶはずだ。1度に10人しか乗れず、しかも1度のライドで入れ替え含め所要5分。
他のアトラクションに比べてこれだけ異様に時間がかかる。
気付いたときにはもう遅く、大分待った後。
今から変わればまた並ぶのに時間がかかるので乗るっきゃない。
しかし1人待つHSにはこの状況は伝わらない。
憐れHS、俺たちが乗り終わるまで延々1時間も一人待つことに。

それにしてもコレは恐かった。絶叫マシンで恐いと思った事などほとんど無い俺が、
コレはマジで恐いと思った。
最初は楽勝だったが、調子に乗って足を浮かせた途端、急激に恐くなった。
下を見れば270メートル直下。事故あったら即死だわ。

怒るHSをなだめてXスクリーム、ビッグショットへ。
Xスクリームは期待していたが、乗った席が最後尾だったためか、
まったく恐さが無かった。非常に残念。
ビッグショットは・・・ただ高い場所にあるだけで落差もスピードも足り無すぎ。

夜1時、Stratosphereを出てタクシーでホテルまで帰る。
アトラクションもまずまずだったが、このタワーの醍醐味はやはり夜景。
ストリップやダウンタウンが一望だが、それ以上に360度に広がる光の洪水を見ると、
これがとても砂漠の真ん中とは信じられなかった。
なんて電気の無駄遣いだ。だがそれがいい。その無駄がいい。

夜2時、ホテルに帰って再びカジノへ。。。

反撃ののろしを上げろ

2008-08-19 03:55:18 | 08年8月 Las Vegas
Las Vegas 旅行記③

8月10日(日)、2日目。
朝10時頃起床、Luxor地下のBuffet「More」へ。
巨石が配されたインテリア、オシリス神?が鎮座していたり、
まさにエジプトな店内。あいかわらずでかい。
前日から浮き足立つ3人は3人とも料理を取りすぎ食い過ぎ。
このでかさに感覚が麻痺しておるようだ。

昼、ようやく大通り、通称「ストリップ」へ出る。
まずは無料モノレールで隣のホテルExcaliburへ。ここもでかい。
ここからNEW YORK NEW YORK~MGM Grand~Hootersと、
新フォーコーナーのホテルのカジノを一通り見てまわる。
行く先々でとりあえずスロットを回すHS。写真を取り捲るHR。
わしはカジノに入るたびに感動の嵐。
中でもMGMはやばかった。あきれるくらい広い。
フロアがいくつ続いているのか・・・?
「地球の歩き方」の地図を見て、これがカジノの端っこだ、と思った時には、
まだ半分しか過ぎていなかった。
そこでシルクドソレイユのKAのチケットを買い、お待ちかねのHootersへ。
そう、Hootersガールを見に来たのだっ!

HootersはMGM Grandの正面玄関出てすぐ目の前。
ストリップの巨大ホテルと比べるとかなり小規模ながら、
ここのHootersガールを見ずして帰れないっ。
カジノに入るとすぐに、白のノースリーブにオレンジのホットパンツで
カクテルを配ってくれるお姉さん達の姿が。
みんな巨乳ですげースタイルいい。
こんなお姉さん達がディーラーもやってるのだが、これが甘い罠。
Hootersガールのディーラーテーブルは恐ろしく客が不利のルールで、
ここでプレーすれば敗北は必死。
お姉さんを眺めながら、普通のディーラー台でプレーするのが賢い選択。
ドリンクはもちろん無料なので、一番可愛い子に注文しようと思ってたら、
目移りしちゃって困る。結局皆可愛かった。

ここで俺は超不ヅキ。ルーレットでもブラックジャックでも全く勝てない。
逆にHRとHSは、威勢のいいジョージア出身の兄ちゃんのいる台で勝ちまくり。
この兄ちゃんの攻撃的なベッティングに触発され、テーブルは大盛り上がり。
特にHSが思い切ったベットを真似して、なんと1,200ドルの大勝。
最後には2日目にして早くも黒チップ(=100ドル)ベットまで飛び出していた。

まずは俺達の中で最初の勝利がHSの手に。しかも大勝利。
この後のベガスでの5日間、HSはジョージアの兄ちゃんの影響を
多大に受けたギャンブルを展開することになる。

でっけェ

2008-08-19 03:16:19 | 08年8月 Las Vegas
Las Vegas 旅行記②

夜9時半頃、届かなかった2人の荷物を
ホテルに送ってもらう手配を済ませ、
空港でタクシーを拾い、
ようやくラスベガスの街へ!

6泊の旅で最初に泊まるのはLuxor!
ベガスを紹介する写真では必ず目にするであろう、あのピラミッド型ホテルだ!
「なんじゃこりゃ~!」
でかいでかいとは聞いていたが、これほどとは思わなかった。
でかけりゃいいってもんじゃないことを肝に銘じておいて下さ~い。
(久しぶりのこのフレーズ)
写真は17階の踊り場から見たホテル内部。内部が空洞。。。
ホテル内部の写真にしては有り得ない光景。

この浮き足立った初日の夜、飛行機が遅れに遅れ、
予定より9時間も到着が後になった初日の夜に、向かった先はもちろんカジノ。
何もかもがでかくて、ピラミッドの底辺にあるカジノは巨大な正方形。
自分がどこにいるかも分からなくなるほどの巨大な建造物。
ちなみにでかさを客観的に数値で表すと、
Luxor=ピラミッドの1階部分にあるカジノ=3,372坪
東京ドームのグラウンド面積=3,932坪
W杯、五輪等の公式戦でのサッカーのピッチの広さ=2,160坪
その面積の中に所狭しと80~90台のゲームテーブル、
1,600台のスロットマシン、バーやスターバックスが並んでいる。
何が言いたいかというと、とにかくでかいってことだ。

そんなところでギャンブルするもんだから、当然気持ちも賭け金もでかくなる。
初日から飛ばしすぎ、夜中3時過ぎまで続けて500ドル負け。
3人とも似たような戦火で初戦を後にした。
ベガス旅行はまだまだ始まったばかり・・・

その航路、やめときな

2008-08-18 03:20:42 | 08年8月 Las Vegas
Las Vegas 旅行記①

8月9日(土)14:00、中部国際空港にて友達2人と合流。
いきなりの遅刻に「すいません」
そう、集合時間は30分前だったのだ。まぁ良くあることだよね。
チェックインを済ませ、一通り空港内を巡って搭乗開始。

この前日は一週間の仕事の疲れで準備をする間もなく就寝。
気がついたら朝の9時だった、ヤベェヤベェ。
午前中に急いで準備をし、円⇒ドル両替に行ったりしていて遅れたのだ。
で、機内では常に爆睡を心がけている俺だが、
この前日のしっかり睡眠のお陰で機中ではまともな睡眠を得られず、
10時間のフライトがクソ長く感じた。。。

って本当に長ぇよ!到着が予定より1時間も遅れているんだから当たり前だ。
機内放送によると、西海岸のどこかで火山の噴火があったとかなかったとか、
訳の分からないことを言っているが、英語なのでどうでもいい。
とにかくサンフランシスコへの到着は1時間も遅れ、
お陰でラスベガスへの乗り継ぎ便を乗り過ごした・・・

ユナイテッド航空受付の韓国系のおばさんが提示してくれた代替便は、
サンフランシスコ⇒フレズノ経由⇒ラスベガス行き。
フレズノってどこ?しかもフレズノでの待ち時間が3時間以上!?
当初の予定がベガス到着午後12時30分、それが午後8時!?
ふざけんなー!と思ったが、それしか便が空いてないとバッサリ。
空きが無いならしゃぁないと、フレズノ行きの便を待ちながら3人で大富豪。
初日~2日目に誰がエクストラベッドで寝るかを賭けた。

そうこうして時間をつぶすも、いっこうにフレズノ行きは呼ばれない。
さっきから2回、搭乗ゲートへ行くも、「まだよ」と言われて引き下がる。
3回目。「もうフレズノ行きは行ってしまったわよ」
。。。おのれ!
さっきBoadingって書いてあった時に来たのに「まだ」って言ったの誰やねん!
どうにもならないのでサービスカウンターに行って事情を話したら、
「お前たちはフレズノを経由してベガスへ行く必要があるのか?」
「そんな街知らん。少しでも早くベガスへ!」
「理解した」って訳で、2時間後のベガス直行便に変えてくれた。
ってちょっと待て!さっきユナイテッドの韓国系おばちゃんは、
フレズノ経由しかないって言ったからこんなに苦労してんのに、どういうことだ!
サービスカウンターの兄ちゃん、楽勝で直行便を見つけてくれたぞ。
ベガス到着は午後7時30分過ぎとフレズノ経由と大して変わらないが、
乗り継ぎが増えるのと直行とでは段違い平行棒だ。

便が決まったところで腹が減りまくってきたので、バーガーキングで飯。
ハンバーガーのあまりのでかさとジャンクさに早くもアメリカを実感した。

午後20時、無事にベガスに着き、主人たちとは別にフレズノを経由して到着する
預け荷物を受け取る。。。受け取れない!
見事なロストバゲッジ。
なんと俺以外のHRとHSの荷物がフレズノでスタック。
結局荷物の到着は翌日夕方になりました。俺だけ届いたのは心がけの差か。
波乱だらけのベガス旅行はまだ始まったばかり・・・

夢の町“ラスベガス”

2008-08-08 02:51:14 | 08年8月 Las Vegas
いよいよこの時が迫ってきた。
あと2日、あと2日後にはわしは聖地に降り立つのだ。

ラスベガス。
なんと美しい響きなのだろう、この街の名は。
スペイン語で「肥沃な谷」・・・そんな事はどうでもいいんだ。

初めてカジノに足を踏み入れたのは、そう、05年のモスクワ留学1ヶ月目。
場所はモスクワの聖地A。
9月末の金曜日に同室の林君と一緒に行き、ルーレットをしたもんだ。
その後昨年6月で帰国するまでの20ヶ月間、聖地に通い腕を磨いた。
帰国してから1年以上経ってしまった。日本ではあの感動はなかなか味わえない。

レインマンでブラックジャックに惹かれ、ラウンダーズでポーカーにしびれ、
オーシャンズ11に憧れた。
そのベガスに、ようやく俺は行けるのだーーーー!

9日15:45日本発-同12:33ラスベガス着。
15日06:35ラスベガス発-16日14:10日本発。
計6泊8日。ホテルはルクソール3泊+パリス3泊。
Aの数倍の規模を誇るカジノが10数件も軒を連ねるメインストリート「ストリップ」。
攻略予定のゲームは、
ブラックジャック
ルーレット
ポーカー(テキサス・ホールデム)
クラップス

待ちきれん。。。

責任問題

2008-08-06 01:19:54 | 仕事日記
久しぶりに仕事の話をば。

今日5日、くそでかいミスが発覚した。
昨日4日がロシア人を成田から某半田市まで送り届けるため全日出張扱い。
このくそ忙しい月初めに丸一日潰れた事で、今日は朝から忙しい。
必死こいて雑務を処理し、さて残しておいた契約関係の処理を、
と思ったところでミスは発覚した。

ウチの部は子会社の海外ディーラーに商品を輸出して利益を得ているので、
基本的に客と直接契約を交わすことはサンドラマレナマズくらいマレだ。
しかし、たまにそういう案件が飛び込んでくる。保税地域という存在の為だ。
で、ミスはイレギュラーな事をすると起こる。
7月半ばに積んだ貨物に対する入金が客先から遅れ、
8月頭の前月売り上げ計上で船積み時の未払いが明るみに出て、
社内警告が発せられたのだ。
最初はただの社内規定違反だと思い、客からの入金処理を訂正するだけで
この件は落着すると思っていた。それだけでも立派なミスなんだが・・・
しかし、調べていくうちにどうもおかしいことが分かった。
インボイス記載価格と客からの入金額の合計が合わない・・・
こんな事は一撃で気付けよ、って感じだが、社内処理に気をとられていたので
インボイス金額の確認までしていなかったのだ。
原因は契約書の訂正があったにもかかわらず、古い契約書の金額を元に
S/Iをきってしまったこと。

インボイスの訂正・・・?
既に貨物は日本から出国しているし、船積書類も客へ送られてしまっている。
さすがにこれはヤバいと青くなり、くそ暑いのに冷たい嫌な汗が。
この会社に入って10ヶ月、最も焦った瞬間ベスト3。
アシスタントの女の子S嬢と相談し、上司のS部長補へ相談へ。
第3営業日だったこともあり、ギリギリで計上金額の訂正が間に合うこと、
ロシア向けということで貨物が現地に着くのにまだ間があること、
訂正前後の差額が大きくないので、物流部にインボイス訂正を頼めば良いこと、
の3点を説明され、一緒に物流部に訂正のお願いと謝罪に行ってもらった。

結果的には何とか事なきを得た。
ロシア担当の先輩が9月から駐在で居なくなる為、その準備で先輩は出張また出張。
ロシア、カザフ、ベラルーシ等の旧ソ連諸国を相手にする仕事は既に一人。
イレギュラーな事が起こると毎回先輩らに相談しているが、
経験が無くて知らないだけに、相談せずに進んで失敗することもある。
そんな場合は一喝されるとともに色々教えてもらって前に進むが、
今回のこれは、そんなレベルじゃない。仕事の根本を忘れていた典型的な失態。
だって契約書の訂正作業も自分でやってたんだしね。これで間違えちゃあかんだろぅ。

結局この作業で通常業務が滞り、その後は自己記録タイの夜11時まで残業。
迷惑を掛けたS部長補はまだ残ってる。
帰り際に再度、謝罪と、助けてくれて有難うございましたとお礼を言うと、一言。
「お前が仕事を覚えられれば、それでいいんだ。次からは気をつけろよ」
最高の上司に恵まれたと、感謝せずにはいられない。

久しぶりにまじめな話。