ロシア貿易中・脱力進行中

以前のブログ「ロシア留学中・脱力進行中」のつづき。タイトルが嘘になってしまったので引越したが、内容は特に変わりなし。

英雄伝説

2009-07-25 11:45:01 | 09年4-5月 Las Vegas
09年4-5月 Las Vegas 旅行記⑫

5月3日(日)午後6時、Las Vegas着。
そのままPlanet HollywoodのMirace Mile Shopsで買い物。
土産とかビーフジャーキーとかを適当に。

そしてBill'sで荷物をピックアップして、最後の宿泊地Caesars Palaceへ。
受付で案内を聞いてると、宿泊等はPalaceタワーだと。
Forumタワーで予約してたのにアップグレード。ラッキー!
部屋に入ると2人とも驚いた。素晴らしくきれい、素晴らしく豪華。
そしてバスタブがジェットバス!こんなホテルなかなか泊まれねーよ!
家具もテレビもおしゃれで、しばらくゆっくり寝たくなった。
しかしそうもいかない。夜は長く、これからDowntownへ繰り出すのだ。
Caesars Palace前のタクシー待ちは長蛇の列だったので、
Imperial Palaceにてタクシーを拾う。同じPalaceなのにこうも格が違うのか。

Downtownに着き、Binion'sやFremont内を一通り見学した後、始まった!
Fremont Street Experience!!!
一斉に電気が消え、天井のスクリーンから音と映像の洪水が。
今回見たプログラムは、Don McLeanのAmerican Pie。
8分を超える大作で、アメリカの古き良き時代を連想させる素晴らしい曲だった。
ワタルスキーと2人で無言でずっと見てた。

晩飯!紆余曲折の末、Downtownイチ豪華なホテルGolden Nuggetの
ステーキハウスVic & Anthony'sへ。
入り口にはロブスターが陳列され、高級感あふれる店内は薄暗く敷居が高そう。
こんな低級な男共が入ってよいのですか?と恐る恐る店員に聞くと、
すぐに席に案内してくれた。門前払いされなくて良かった。
オニオンリング、シーザーサラダを各1つ、ステーキをそれぞれ一皿、
付け合せに勧められたグラタン?のようなものを1つ。
飲み物はワタルスキーがビール、俺はコーラ。
ギャンブルをする時には一切アルコールを取らないのが俺のポリスィーだ。

サラダは普通なものの、オニオンリング量有りすぎだろ!
皿の上に10cm近くに山盛りされてた。しかも旨い。旨すぎて食いすぎた。
肉もデケー!ブ厚い肉がこれでもかとでかく焼いてあるので、満腹。
旨かったので全部食ったが、さすがにオニオンリングとグラタンを残した。
チップ含め2人で150ドルほど。安い!余は満足だ。

その後はもちろん、伝説のカジノBinion'sでプレイする以外に選択肢はない。
ポーカーの聖地、Binion's(旧Horseshoe)はWSOP発祥の地。
ここでプレイすることがHold'emプレイヤーの憧れだぜー!
1-2NoLimit、200ドルBuy-In。ワタルスキーは100ドルBuy-In。
客層は・・・あまりStrip周辺と変わりない、と言うか違いが分からない。
なんとなくこちらの方が堅実な気がする。
プレイ開始から1時間も経たない頃だろうか、
ワタルスキーは40ドルほど負け、俺は微増という状態で、QQがディールされる。
プリフロップレイズに数人がついてくる。ワタルスキーもそのうちの1人。
フロップは忘れたが、Qヒットのフロップナッツ。
チェックに、ワタルスキーがベット。俺、強い手主張の3倍レイズ。
その他の奴はフォールド。ワタルスキー、オールインコール。マジか・・・
ハンドを開くとワタルスキーの手はAQ。
トップペア、トップキッカー。そりゃコールするわ。
と言うわけで残り60ドルほどを俺に巻き上げられ、ワタルスキーは散っていった。
スマン。。。
結果俺は100ドル勝ち、午前2時頃終了。
最後に、Poker Hall of Fameの前で記念撮影をして終了。
いつか俺も此処に名前を・・・

大地讃称

2009-07-25 08:40:38 | 09年4-5月 Las Vegas
09年4-5月 Las Vegas 旅行記⑪

5月3日(日)の午前5時半。起床。
急いで荷物をまとめてチェックアウト。
ギリギリ、集合時間の6時に間に合った。
参加費165ドルを支払い、ワゴンに乗り込む。
今日はZionツアーだ!

前回のGrand Canyonツアーは現地で申し込み、半ば失敗を喫しているため、
今回はちゃんと日本で「ラスベガス大全」で予約した。
人の良さそうな兄ちゃんが運転手兼案内役。日本人のためガイドも日本語(当たり前か)。
ツアー客は全部で7人。俺・ワタルスキー組以外には、
カップル2組(といっても30歳くらいの夫婦)とおっさん1人。
俺たち以外にはおっさんだけがギャンブル目的でラスベガスに来ているようだ。

最初はガイドを聞きながら景色を眺めていたが、
街を出てしばらくすると周りが砂漠で何もなくなるため、いつのまにか夢の中に。
寝てても何も文句は言われないのが最高。やっぱり「大全」で申し込んで良かったぜ!

一度の休憩を挟んで約3時間。午前9時頃に、Zion国立公園のゲートに着いた。
国立公園を入ってすぐ、Court of the Patriarchsで専用のシャトルバスに乗り換え。
自然保護のために一般の車両は入園制限があるそうだ。
シャトルから見える景色は、剥き出しの大地にサボテン、切り立った崖、
そしてその崖を登るロッククライマー!変態か・・・
欲望の街で汚れた心と体が表れる様だ!いや、体は汚れてないか。
湧き出る水で大きく崖が削り取られたWeeping Rockで岩の涙を、
Big BendではGreat White Throneを眺めつつ、
シャトルの終点Temple of Sinawavaへ到着。ここで解散して60分の自由時間。
俺とワタルスキーは脇を流れるVirgin Riverに沿って、
徒歩で行けるハイキングコースの最深部へ。

途中ででかい岩に登ってみたりやたらと記念撮影をしていたもんだから、
最終地点までにえらく時間が掛かってしまった。
引き返す頃には集合時間まで残り15分ほど。ヤバい!
それでも途中でミッション・インポッシブルばりの撮影は欠かさずやる。
走って走って、集合時間についたのはギリギリ12時ちょうど。
本当に1分も残っていなかった。アブねー。
ただし、ワタルスキーは途中でへばったため、1分遅刻。まぁ問題なし!
というかわしの撮影のために遅れたというのが大方の意見だ。

その後Zion Lodgeに戻り昼飯。公園に座りハンバーガーを食う。
やたら山盛りのポテトを隣に座ったおっさんがくれた為、2人とも腹いっぱいになった。
休憩時間にLodgeで土産。ここでもZionのDVDを買う。
去年のGrand Canyonに続き2枚目。集めようかな。
最後にLodgeの近くにある滝を見てツアーは終わり。
滝の近くに行って写真を撮ろうと思ったら、その瞬間に風が吹いてビショ濡れになった。
ワタルスキーはそのシャッターチャンスを逃した。惜しい!

帰りは、再びワゴンでぐっすり。気がついたらVegasに到着していた。
Zionツアーは素晴らしかった。また行こう。

希望の戦士

2009-07-13 02:26:58 | 09年4-5月 Las Vegas
09年4-5月 Las Vegas 旅行記⑩

5月2日(土)の午後2時。
Bellagioのサテライトを通過し、
Harrah'sのFlavorsバフェで昼食中、
旅の大きな転機が。ワタルスキー到着!

食べ放題のカニを一気に食い、急いでBill'sへ。
カジノでワタルスキーを出迎え、部屋に案内。
しかし既に午後2時。トーナメントの開始時間が迫っていたので、
部屋の鍵を渡しつつ急いでBellagioへ。これが最初の数ハンド遅刻した理由。
そして俺のトーナメント敗退を待って、夕方5時近く、改めてワタルスキーと合流。
ワタルスキーは俺のプレイ中、BellagioにあるCash Feverで
2~300ドルほどフィーバー・・・せずにやられてた。
ペースが早いぞワタルスキー!

2人でBellagioの噴水「Time to Say Goodbye」を見た後、
4コーナー周りを見学しつつHarrah's横のマクドナルドへ。
本当はどこかのバフェへ行きたかったが、昼飯を食いすぎた俺が何も食いたくなくて、
ワタルスキーに涙を呑んでもらった。最初のアメリカ飯がマクドナルドですまん・・・
一通り今後の予定を話し合った後、Venetianへと移動。カジノへ。
いきなり300ドルを失いナバってるワタルスキーに対し、ポーカーを提案。
未だTexas Hold 'Emのルールがあいまいなワタルスキーも、
ポーカーなら負けにくいという俺の誘い文句にたぶらかされ、テーブルへ。
1-2NoLimit、200ドルBuy-In。ワタルスキーは100ドルBuy-In。
隣のテーブルに座ったが、数十分後いきなり100ドル負けて移動してきた。
俺の右隣が空いたので、座るように促し、目の前で解説を交えてプレイ。
しばらくするとワタルスキーに結構なハンドが入ったようで、観察。
結構な額をポットに突っ込んだ後、リバーの後のラストベットでいきなりフォールド。
何を持っていたんだ?
「ストレートが出来たんですが、相手がガツンと賭けてきたから負けるのが怖くて」
なにににに!ストレートで降りただと!もったいない事を・・・
まぁ初めのうちは、ルールも良く分からないからしゃーない。
きっと去年の俺も、似たようなミスをたくさんやっていたのだろう。

ワタルスキー、特等席で俺の華麗なプレイを見てな!
AJが入りプリフロップレイズ10ドルほど。
かわいい彼女を連れた中国or韓国系アメリカ人の兄ちゃんとのヘッズアップ。
フロップA・5・6。俺ベット20ドル。兄ちゃんレイズ80ドル。マジか。。。
これまでのプレイはそこまでアグレッシブではなかったため、
いきなりの高額レイズに少し面食らった。
数十秒考えた後、俺の取ったアクションは「OK, I'm All-In」
今度は兄ちゃんが面食らう。「なんだよ、それ!」みたいな事を口走りつつ熟考。
俺のスタックはこの時250ドルほど。兄ちゃんは結構上手く、俺より少し多い。
俺もドキドキの時間を過ごした。ワタルスキーは飛び交う高額ベットをただ見つめてた。
熟慮の上兄ちゃんはレイダウン。「AKだろ?」と言いつつ自分のAQを見せる。
俺はAKじゃないよ、と自分のAJを見せつつポットを頂く。
兄ちゃんは、マジかよ!と奇声をあげて悔しがった。そりゃそうだろう。
俺は兄ちゃんの手はAと中位のカードとばかり思っていた。完全な読み間違い。
まぁここでコールさせずに降ろさせる為のリレイズオールインだったわけで、
結果的に功を奏したが。兄ちゃんに「ナイスベット」と言ってもらえて嬉しかった。
「あそこでAKを感じ取り降りれるあんたの方が、腕は上だよ」と返しておいた。
見たか、ワタルスキー。これは俺の完全なバッドアクションだ。。。

結局ここでは300ドル勝利。
ワタルスキーもこちらのテーブルでは少しだけ勝って終了。
ポーカーの楽しさを知ったようだ。
翌日はZion観光が控えており朝がとても早いため、今日はこの辺でカジノ終了。
この辺で、と言っても深夜を回っているが。
帰りにCaesars PalaceのPussycat Dollsを見学して帰った。

「4日目」+200ドル
ポーカー、テキサス・ホールデム
ライブ:+300ドル
トーナメント:-100ドル

LEVEL.L・V

2009-07-08 01:23:08 | 09年4-5月 Las Vegas
09年4-5月 Las Vegas 旅行記⑨

5月2日(土)午前9時。起床。
前日は32時間起き続けた上、午前6時に就寝というのに、
わずか3時間で目を覚ます、まさにPoker Playerな俺。
午前9時より始まるBellagioのサテライトに参加だ。
ちょっと遅刻。

『Bellagio 5月2日午前9時サテライト 参加費130ドル』
午後2時からの540ドルトーナメントへの予選。参加者10人、2人勝ち抜け。
慎重にハンドを選び、タイトにプレイ。チップ微増。
6人ほどに減ったところで俺もショート気味に。
A10でプリフロップレイズの後、アグレッシブな黒人がリレイズでオールイン要求。
こいつが過剰にアグレッシブだった事もあり、ブラフだろうとコール。
相手66も、フロップAヒットで俺ダブルアップ。
黒人キレる。「俺はでかくレイズかましたのにA10で乗るのかよ!」知るかよ・・・

その後は黒人に奪ったチップ半分ほど返させられるも、順調な打ち回しで残り3人に。
ラスト、3人ハンドでQQというプレミア!当然レイズ。
ショートのおじさんK10でオールインコール。K落ちず、おじさんバブル敗退。
結局キレたままの黒人と2人そろって予選通過した。
540ドルトーナメント参加権と、賞金30ドル獲得。

『Bellagio 5月2日午後2時 参加費540ドル』
参加人数39人。スタートチップ10000点、1ラウンド40分ストラクチャー。
参加費を払ってないとはいえ、これまでで最もでかいトーナメント。
優勝賞金約9000ドル、以下5000、3000、1500と続き、5位950ドルまで。
賞金がでかい。否が応にも緊張は隠しきれない。
諸事情により5分ほど送れて着席。周りの雰囲気にいきなり呑まれる。
いつも以上にタイトになり、ほとんどのハンドでフォールド、フォールド。
1度AJであるおじさんとヘッズアップになったときは、
フロップでAJ●が出てフロップツーペア!大きくベットもおじさんコール。
続くターンでK。もしかしてこやつAKか?チェック。おじさんもチェック。
リバー10。Q持ってたらストレート出来ちゃうよ。チェック。おじさんチェック。
ショウダウン、2人ともAJだった・・・
こんな感じでなかなか勝負にいけない。そしてハンドもまったく来ない!

2テーブルに統合された後、右隣2人の兄ちゃんとおじさんと仲良くなり談笑。
この2人はかなり上手く、チップも結構積んでいる。
例のキレた黒人も同じテーブルになったが、結構チップ持っている。強い。
俺はというと・・・チップ平均が20000点ほどのところ、5000~8000点の低空飛行。
ブラインドに削られ、4000点まで落ち込んだところでプリフロップオールイン。
ハンドは忘れたが、とにかく勝ってダブルアップ、8000点。依然ショート。
そういえば、ここにきてようやくまともなポット獲得した気がする。
しかしその後再びチップは削られ、ラストA9で5000点オールインも、
AQに受けられあえなく撃沈。17位敗退。
39人中17位と書くとマシに聞こえるが、これは39位の価値しかない順位。
何といっても一度もスタートの10000点を超えることがなかったのだから。
勝負できなかった事ほど情けないことはない。2度とこんな戦い方はしたくない。
前日の優勝と当日朝のサテライト通過により、才能を感じてしまっていたが、
早くもそれが驕りだという事に気が付けた。
やはりまだまだハンドに恵まれないと勝てないのか・・・
やはり高い、「LEVEL Las・Vegas」

午後5時近く、Bellagioのポーカールームを後にした。

我ここに至る

2009-07-07 03:10:49 | 09年4-5月 Las Vegas
09年4-5月 Las Vegas 旅行記⑧

5月1日(金)午後8時頃。
Venetianで負けた後はCaesars Palaceへ行きライブゲーム。
1-3NoLimit、200ドルBuy-In。
最初調子良く200ドルほど勝つも、1人の相手の手を読み間違え、
オールインにコール。120ドルほど負け、+72ドルで終了。トーナメントへ。

『Caesars Palace 5月1日21時 参加費130ドル』
Bountyトーナメント。参加人数22人。スタートチップは・・・3000点だったかな?
日本人率高し。最初のテーブルで1人飛ばし、50ドル獲得。
ここで初めてBountyトーナメントの意味を知る。
各参加者の首に賞金が掛かっていて、仕留めるとその金額がもらえるルールらしい。
入賞賞金が小さくなるし、相手を飛ばす事には特に重きを置いてないから、
あまり好きなルールではないっす。
そのまま普通にファイナルテーブルへ。10人中、俺を含めて日本人4人。
なんちゅう割合の高さだ。ショート気味になり、88でオールイン。
日本人の1人がAJでコール、フロップAヒットで8位敗退。無念。
実はこの日本人、昼のVenetianにてKKが巨乳のお姉さんのAAに当たり飛ばされた人。
そしてこのトーナメントは、この日本人となぎら健壱似の日本人の2人が残り、
取引の上同時優勝となりました。
俺はといえばそのまま次のトーナメントへ。

『Caesars Palace 5月1日24時 参加費70ドル』
参加人数39人。スタートチップは・・・3000点だったかな?
序盤、和気あいあいとした若い兄ちゃん達のテーブルにて順調にチップを増やす。
AAが2回も配られ、2人を飛ばし、それなりにチップをためたところでパワープレイ。
2テーブルに集約後、飛んだ兄ちゃん達から「Good Luck」の声。ありがとう!
このテーブルでは左に座る黒人の兄ちゃんに、フェアプレーを褒められる。
(1人の手札が捲れて俺だけに見えたのを、ディーラーに指摘したのだ)
この黒人の兄ちゃんは見た目は怖いが非常に物静かで、物腰柔らかなインテリだった。
そうこうしてるとファイナルテーブルへ。チップ量から見て3位くらい。
入賞は5位から。1位720ドル、2位540ドル、3位350ドルほど、以下忘れた。
7人になったところで、1人のおっさんが取引を持ちかける。
1人20ドル×7人=140ドルを集め、6位と7位で飛んだ者には各70ドルを進呈。
この案には賛成したが、上位賞金を振り分けることには拒否。

その後3人も飛び、残りは4人に。
チップ量順に、50歳くらいのおばちゃん、俺、取引を持ちかけてくるおっさん、インテリ黒人。
ここで再度おっさんが取引を提案。1位から4位までの賞金を分けようと。
今回は前回にも増して強く提案するおっさんだが、俺は強行に拒否。
おばちゃんと黒人は成り行きを見守るといったところか。
だいたい参加費がたかだか70ドル、優勝賞金720ドルそこそこの金額で、
振り分けなんかしても何も嬉しい事はない。
1位から4位の賞金を4人で山分けって事は、1人450ドルほど。
少し頑張れば2位で540ドル、1位で720ドル。
どうして450ドルを惜しむことがあろうか、いやない。
優勝と4位の差が5000ドルとかを超えれば少しは心も動くかもしれないが。
だいたい俺は今チップ量2位だし、おっさんはショートスタックだし!
おっさん「ここで取引すれば、優勝したって言えるぞ」
俺「俺はポーカーが好きだからやっている。取引なんか何も面白くない」
おっさん「取引すれば400ドルが手に入るんだぞ、それでいいじゃないか」
俺「日本から飛行機代かけて、400ドルを手に入れるためにベガスに来たんじゃない、
  俺はお前らとポーカーをするために来てるんだ!」

言った。格好良く言い切った。
結局俺1人の強硬な反対のため、取引はなしに。
その後もおっさんは何かとブツブツ言ってくるが、無視!
その少し後、本大会3度目のAAが俺に配られる!
インテリ黒人とのヘッズアップ。ショート目の黒人、オールイン。俺即コール。
黒人4位敗退。
俺「取引しなくてごめんね」
黒人「いいんだ、お前は上手かったよ」ガッチリ握手して健闘を讃えあった。

その後おっさんの強気の攻めにおばちゃん、俺共にチップが削られ、
チップ量でおっさんが俺達2人にかなり近づいてきた。
俺「おっさんも優勝が狙える位置に来たじゃん」
おっさん「俺の腕はいつだって優勝を狙える」ぬかしやがった!
そして恐らく最後と思われる休憩時間になり、俺はトイレへ。2人はプレイ続行。
帰ってくるとおっさんが飛んでいる!
聞いてみると、2人の手はKハイ。キッカー勝負でおばちゃんの勝ち。
しかしかなりのウィークキッカーだが、良くこれでオールインに・・・
おばちゃんの手はフラッシュ&オープンエンドストレートドロー。
おっさんのブラフオールインにコールして、キッカーが勝っていたとな。
そして俺とおばちゃんのヘッズアップ。
人生初のヘッズアップだから、プレイの順番聞いたりしてド素人さらけ出しちゃった。

2倍近いチップ量のおばちゃんに、一度大きく負けたら即終わりという状況。
しかしこれまでタイトにプレイしてきたのが幸いし、
こちらの大きなリレイズにおばちゃんは信用してフォールド。
2度ほど大きく勝ち、遂にはチップ量を逆転、初のチップリーダーに。
そして運命のラストハンドが配られる。俺がボタン、Q8でコール。
おばちゃんチェック。フロップ、7・4・Q。トップペアヒット。
おばちゃんのポットベットに俺3倍レイズ、
おばちゃんリレイズオールイン、俺コール!
カードオープン。俺Q8。おばちゃんQ6!
6出るな、6出るな、と願う俺に、ターン10、リバーも10!優勝だ!
おばちゃん「おめでとう」
俺「ありがとう。あなたも取引したかった?」
おばちゃん「いいえ、私も反対だったわ。Nice Play」

賞金720ドル獲得。それ以上に初優勝が非常に嬉しい。
おっさんから賞金の3~5%をディーラーへのチップとして渡すと教えられていたため、
おばちゃんがいくら渡すかを見ていると、40ドル。多いだろ!
俺がそれより少なくするわけにもいかないため、50ドル渡してきた。約7%!
というわけで、5月1日は俺の記憶に残る素晴らしい日になった。

「3日目」+487ドル
ポーカー、テキサス・ホールデム
ライブ:+257ドル
トーナメント:+230ドル(参加費計470ドル、獲得770ドル、諸経費70ドル)

現地時間は既に5月2日明け方5時未明。
4月30日午後9時以降一睡もしておらず、32時間起きっぱなし。
さすがにホテルに帰って就寝した。

エース登場

2009-07-02 03:48:44 | 09年4-5月 Las Vegas
09年4-5月 Las Vegas 旅行記⑦

5月1日(金)午後4時過ぎ。
Venetianのトーナメントに負けた俺は、
やることに迷いそのままMirageへ。
前日に大勝したポーカールームで運を取り戻そうという腹だ。

1-2NoLimit、200ドルBuy-In。
AAも出たお陰で、わずか1時間で185ドル勝ち。
やはりここは相性が良い。
参加費を稼いで午後7時、再びVenetianのトーナメントへ。

『Venetian 5月1日午後7時 参加費120ドル』
参加総数は昼より少なく80人ほどか。
スタートチップ、ブラインドステークスは正午とほぼ同じ。
Mirageの勢いに乗り、快調に飛ばしながらスティールを繰り返す。
開始約20分過ぎ、ブラインドはLv.2に入ったところで、俺にQが!
これまでアグレッシブに徹してきた俺、これまで通りの標準レイズ。
レイトポジションのおっさんがリレイズし、ヘッズアップとなる。
フフフ、これまでの手はほぼスティールだが、今回のはマジ手だぜ。
当然リリレイズ。これでスタックの1/2を投入。
おっさん、オールイン。ようやくここで嫌な予感がした。
しかし既にかなりのチップをポットに投じてしまっている。
コールして手を開くと。。。やはり相手の手はAAだった・・・
ランク通りの結果になり、夜のトーナメントはLv.2、わずか20数分で終了した。