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音楽修行日記

作編曲家、花岡宏晃の日記です。

24時間お友達の音

2014-05-11 06:56:05 | 日常
後輩が仕事を手伝ってくれることになり助かりました。
既に僕が受注していたものを代わってもらうのではなく、
手一杯のため、これ以上お引き受けできないものを担当してもらっているので
僕自身の仕事量が楽になった訳ではないのですが(^^;)

本当はもう1人お願いしたい人がいたのですが、今回は完全にお任せできる
即戦力の方でないと僕が結局手を加えないといけなくなるためお願いできず・・・。

以前から、忙しく生活がひどい時に突発性難聴っぽくなることは
年に1、2回あったのですが、今はジーっというギラギラ系シンセリードっぽい音が
常時聞こえてくるタイプの耳鳴り?になってしまいました。
ちなみに音程はAbとEbをベース、さらに何か倍音っぽいものが混ざった感じです(笑)

弦のキーより管のキーというあたりが、ジャズ系ということもあり
僕らしいのかななんて思ったり(笑)。

突発性難聴だと方耳の聞こえが悪くなり、Mixなんて正確にできなくなってしまいますが
今回はそういったものは無いので助かります。
結構遠くから聞こえる感じなこともあり幸い仕事に影響があるレベルではないですね。
ストレスの影響だそうなので十分な急速を取れば改善するそうですが、
いつそこまで余裕が出来るか・・・。気持ちだけでも楽になれる時間を作りたいですね。


ミュージカルの打ち合わせも終え、なんと来年10周年ということで
もうそんなに経つのか(第1回公演にもかかわらせていただいたので)としみじみ思ったり。

かなり昔の再演となるため、2代前のMac(稼いでいる人なら3台は変えている期間では?笑)
で作っていた曲のデータを引っ張り出してきてリメイク、および新曲追加ということになります。

ただ再演とはいえ、かなり運動能力が必要な演目で、あまり大きな声では言えませんが
当時のキャストでは体力面で難しいこともあり(^^;)実質役者さんは新作を作るくらい
入れ替わっているんじゃないかと思われます。

今月初顔合わせがあるものの(多分僕は行けないでしょう・・・)身体的なトレーニングは
プロの指導の下、昨年末から行われているそうです。
それこそ自分の役柄がどんなだかまだはっきり分からないうちから(^^;;)

5月ですね

2014-05-07 22:48:15 | 日常
ご無沙汰しております。
GWも全て作業に費やしているので、連休明けの5月病になることもありません(^^;)

先月から比較的似たようなスタイルの曲を数多く作っていたので、ネタ切れがおきないか
心配しつつも、なんとかやっております(^^;)
でもおかげでその分野のノウハウは多少レベルアップしたかなと思っています。
本当はもっと深く勉強してから曲作りにあたりたいところですが、
締め切りが許してくれないという…。

今月は仕上げ段階に入るプロジェクトや、とても楽しみなミュージカルの夏公演(再演)
の打ち合わせがあったりで、仕方なくお断りしないといけない仕事も出てしまいました。
周りの方にお手伝いをお願いしようか悩んでいるところですが・・・。

指揮講座も無事2期が終わりまして、たとえ打ちこみでオーケストラ系の曲を
作っている時でも、入ってくるティンパニ(誰もいないのに)にキューを出したり、
再生しながら右手左手が動いてしまうようになりました(笑)。
そういった実技以外にも、スコアを読み込むことで身体に入ったものは色々あるので、
結果として作曲にもよい影響が出ていると思います。

そんなこんなで今月も乗り越えたいです。

第1回 川崎先生門下会

2014-04-10 16:16:25 | 日常
いつの間にやら新年度です!

ありがたいことに仕事も途切れることなく続き、今月来月も休めなさそうです。
その代わりジムにもろくにいけなくなってしまいました。

昨日体重を量ってみたら、増えてるかと思いきや大して変わらないものの、
手足は細くなっているので、肉体的にはマイナスですね・・・。
上手く心身ともに良いコンディションを保てるように努めないといけません。

そんな中、先月唯一ゆっくりできたのが、恩師のひとりの川崎先生の門下会でした。
今まで開催したいねという声はあったそうなのですが、幹事が立たず、
この度新しい生徒さんが幹事役を申し出て下さったおかげで実現できました。

実は僕は実は週に1度の授業を受けていただけで正式な門下生ではなく、
川崎先生のレッスンを1回も受けたことがないのですが、お声をかけていただきました。
いまや学校でご一緒していた時間よりその後仕事の手伝いをさせて頂いたりする期間の方が
ずっと長くなっています。

クラシックがご専門の川崎先生、ジャズ・ポピュラー専門の僕ということで、
わからない事はご指導いただき、逆に僕がジャズのブラスや打ち込みなどでは僕の方から
ご意見させて頂くこともあります。


僕以外の参加者は皆先生のレッスンを受けている、あるいは過去に受けていた方で、
プロ・アマチュアと様々なバックグラウンドをお持ちの方々でした。
川崎先生に教わる内容も、音大受験対策から純粋に趣味としての作曲を
高めて行きたいという方まで様々です。
皆さんもお互いちゃんとお話しをするのは初めての機会のようでした。

出席者の作曲家さんのおひとりが、僕が一番初めに作曲(というより芸大和声ですが)を
習った現代作曲家のひとつ後輩であり、指揮講座にもお越し頂いた素晴らしい作曲家さんの
同級生だったりで、やっぱりどこかで皆さんつながっているんだなぁと思いました(笑)。

色々お話をしていましたが、僕はシャランの360の課題
(たぶんクラシック作曲を志す方は成人前に通過している課題でしょう)
というフランス和声に興味を持ったので、
国内より4割引きくらいで買える海外サイトを見つけ注文しました
(もともと日本語で書かれていない本のようなので)。

ちゃんとレッスンを受けようかと思いましたが、今の自分なら後半の数巻の回答集だけ買って
弾いてみるだけでもエッセンスを吸収できるよと言われたので、その方向でやってみます。
(ちなみに興味のある方のために言いますと、ハ音記号も読めないと弾けませんので
ピアノだけ習っている方などはご注意を・・・。良い脳トレになると思います^^;
まあ僕も全然スラスラとは読めないので良い勉強になるかと。)

その後Facebookで川崎門下のコミュニティーを作ったらどうかという案も出ましたが、
僕は昔アカウントだけ作って放置しているので(^^;)どうなっていることか不明です。

残念ながら2次会に参加する余裕はなかったのですが、忙しい毎日の中、
良い息抜きをさせて頂きました。幹事さんに感謝です。

指揮講座にて

2014-02-24 23:39:59 | 日常
先生より初めて、スタジオなどでプロの奏者相手に通用する指揮だと
お褒めをいただきました(;;)
実際にオーケストラを振られていてご自身も演奏される実習生仲間の方からも
「今のなら楽団はついてくる。」と・・・。

もっともこれは前回の先生のお手本を見よう見真似で自分なりにやってみたもので、
1から自分のアイデアで出来て一人前なのですが。

実は前回のレッスンが終わってからも忙しく、殆ど身体的な練習は出来ていなかったのです。
しかしながら先生の言われた「音楽が身体に入っていれば自然と動けるはず」の言葉通り
曲を歌うことで前回出来なかった細かい松葉(< >記号の俗称です)を身体に入れ
先生の動きをイメージしただけで別人のように変わったようです。

まだまだ仕事に活かすには課題は多いとは思いますが、この調子で頑張りたいと思います。


連日

2014-02-23 18:45:06 | 日常
朝から夜まで制作に明け暮れております。

もう大分前のことですが、ゴーストライター騒動では、学生時代よりお世話に
なっている先生がTVでコメントを求められていたり、新垣さんのピアノで
お仕事をご一緒された方、同じ音大に通っている方も近くにいたりで。
(お人柄や、音楽レベルの高さを褒めるお話しか僕は耳にしていません)
全く他人事かと思っていれば、やはり皆さんどこかでつながってらっしゃるんだなぁと。


さて、そんなこんなで連日座りっぱなしなのですが、
丁度この時期にあわせてバランスボールを椅子にしたのは大正解でした!

最初の数日は筋肉痛もありましたが、それを乗り越えれば
何時間座ってもお尻も痛くならないし良いことだらけです。
最近ではバランスを取りながらうたた寝出来そうなくらいになってきました(笑)。

思わぬ効果としては、先日頑張って出席した指揮レッスン(こちらもとても得るものが多く
ゆっくり書きたいところですが・・・)で指摘され気がついたのですが、
姿勢が良くなっているんですよね。

必要な腹筋背筋が付いたからなのかもしれませんし、そもそもバランスボール上では
猫背でいるとかえって疲れるので、必然的に姿勢が矯正されたのかもしれません。

あと気分転換と身体をほぐすため、その場で通常のバランスボールとして
ストレッチ運動などが出来たりするのも気に入っています(笑)。

この調子で頑張ります。

新しい椅子はなんと!

2014-01-31 21:29:50 | 日常
確か今日は(昨日だったかしら?^^;)、自分のアレンジが初めてウィーンで
フルオーケストラで演奏される記念の日です。

今まで「まさか僕にこんな仕事が!?」ということは何度となくありましたが、
クラシックの専門家でもない自分の音楽が本場で演奏されることがあるなど
思ってもいませんでした。ご依頼頂き、大変感謝しております。

パート譜(外注せず自分で作りました)チェックで結構な写譜ミスがあり、
相変わらず自分の性格が出ているな・・・と思ったものです。

*

さて月単位の長いお付き合いになると思われる新しい制作に入りました。
しばらくは毎日作曲にかかりきりになることが予想されるので、ジムでのヨガ指導も
「もし休んだ時はごめんなさい」と、ことわっておきました(笑)。

新しい制作の前に滑り込みセーフで新しいソフトシンセを入れたり、
カタカタ言い出して、もう長くはないなと思っていたHDDの1台をSSDにしたり
マシン環境も新たにスタートしています。

そしてもうひとつ斬新な変更点があります。それは「椅子」です。

ひとつのよい椅子を買わずに、安い椅子をちょくちょく交換してきた僕ですが
またそろそろガタが来て、変え時を迎えていました。
次は何を買おうかなぁと思っていたところ、なんとジムでよく使っている
バランスボールが、椅子としても使われていることを知りました。
なんでも腰に良いらしく、座っているだけで必要なお腹や腰の筋肉もつくとのこと。
ちょっと検索してみると、オフィスでこの椅子?を正式採用している会社も
国内外で見つかります。こんなことになっていたとは!皆さんご存知でしたか?

普通の椅子の上にボールが乗っている商品もありますが、ジムで実際に使っている者として
これでは自分の体幹を使ってバランスを取るという大事な部分が鍛えられないと予想がつくので
本物のバランスボール85センチを購入しました。
部屋が汚いので写真は乗せられませんが(^^;)いい感じです。

最初の1日は多少腰まわりの筋肉にきたり、ぐらついてバランスボール酔いに悩みましたが、
夜締め切りが迫ってきた頃にはボールに座っているのを忘れるくらい安定し、
普通に集中できました。もちろんこれで鍵盤も弾いています(笑)。

こんなおかしな環境ですが、ここ2ヶ月ほどは缶詰で、多くの日が座りっぱなしになるので
ちょうど良かったかなと思っています。どんなに長く座っても
まったくお尻が痛くならないのも良いですね。

この制作の修羅場を潜り抜けた時にまた感想を書きたいです。
腰を痛めている作曲家のお話はしょっちゅう耳にします。このボール椅子が福音となるでしょうか?

以前バランスボールの講習をジムで受け、ストレッチから筋トレはもちろん、
このボールででないとできない運動もたくさんあることを知り、とても気に入っていました。
いつかは買いたいと思っていたのですが、まさかこんな形で購入することになろうとは(笑)。

もし試してみたいなんて奇特な方がいらっしゃいましたら、体格にあったサイズを選ぶことだけ
注意してください。大き目を買って、空気をやや少なめにする方向での調節は可能です。

久々にハードシンセのオケ音源を仕入れました

2014-01-13 11:42:21 | 日常
先日映像に合わせた音楽音楽の最終段階で、iPadを映像用のサブモニタとして使用しながら
音楽をつけていたのですが、若干のラグが生じていることに気付かず
後になって音楽全体を前にずらしました(^^;)

仕事もひと段落つき、年が明けてやっと大掃除をしたり新たな指揮法の本を読んだり
する時間が取れています。

*

近年はオーケストラ系はもうソフトシンセでないとクオリティー的に役に立たないと思い
全くハードシンセをチェックしなかったのですが、遅ればせながらRolandのSRXシリーズの
拡張ボードを試してみたところ、ブラス、ストリングスの中にたまに使える音があり、
メインのソロなどは任せられないものの、補強には充分の音も幾つかあり
(どちらのボードも127音色あるうち、これは!と思うものは10個以下ですが)、
マシンパワーの節約になるなあと思いました。

ひと昔前はproteusオーケストラというものがあり、当時はミュージカル用に一緒に
旅をしたこともありました。これが一世代クオリティーが上がった感じですね。

それでもレガートの処理などはまだハードシンセは旧世代なので、使えるものは殆ど
マルカート系などの1音1音が独立していて次の音につながらない音ですが、
将来的にソフトシンセ並みのモデリング機能を備えた音源が出てくるんじゃないかな
と思いますが、そうなると重宝するでしょうね。

ハードシンセのオーケストラ系音色の場合、音のクオリティーが上がって来た今、
ライブでの演奏を目的としたものと、音楽制作を目的としたものでは全く求められる
製品作りが変わってくると思います。
前者ではライブでも負けない音の抜けや、リアルさを活かしながら演奏に使いやすい
という相反するものが要求され(音がリアルになるほど、キーボードで演奏する
ことに無理が生じてくるのですが、その溝をどう埋めるか)、後者ではやはり
モデリング処理などのエンジンの向上や、キースイッチの積極的な導入でしょう。


明けましておめでとうございます

2014-01-03 22:10:01 | 日常
今年もよろしくお願いいたします。

今日はひとつ制作も終わり、指揮講座の次の課題になるだろう
チャイコフスキーの交響曲5番を読んでみる時間を作りました。

バレエ音楽を中心にチャイコフスキー好きの僕ですが、正直これがなぜ人気なのか
まだ魅力が分からない曲です。

綺麗なホルンで有名な第2楽章には、僕の知りたかった弦の人数による音量が
計算されたdiv.があると勉強仲間の方から聞いたので、その辺は特に
チェックしてみたいところです。

第1楽章冒頭、2本のクラリネットによるメロディーと、弦楽器での伴奏です。
息を使う楽器と弓を使う楽器の違いで、ここのクラリネットは8分音符で
ブレスをすると思います。(楽譜上は全く休みがありませんが、
フレーズの切れ目で息を吸わないと死んでしまうので^^;)

そのため指揮もブレス(次のフレーズの予備動作)を8分で出してあげると
ニュアンスがピッタリだと思うのですが、その時一緒に入る弦楽器は、
その配慮が邪魔にならないか迷っています。
弦は素直に4分音符の予備のほうが分かりやすいはず。
どちらの楽器も納得行く振り方はないものか?点で一瞬止めて分割っぽくしてみるか?
などと色々考えました。

もちろんこういった有名曲はいちいちそんなことにこだわらなくても
良いのかもしれませんが、僕はまだ誰も演奏したことがない新曲のつもりで
練習しています。(実際自分の曲を演奏していただく際に役立てるため)


上のお話を分かりやすく説明しますと、「じゃんけんぽん」をする時、

1.「じゃん」↓ 2.「けん」↑ 3.「ぽん」↓

と、いう拳の動きをしますね?
1と2でテンポが取れるからこそ、大勢でやっても3.「ぽん」がぴったり合うわけです。

この「けん」で拳を上げる時、この曲のこの部分では、伴奏の弦楽器は
「けん」で手を上げたほうが分かりやすく、メロディーのクラリネットは
「け」ではまだ手を上げず「ん」の時に上げてはどうか?と思っているのです。
(この「ん」でクラが息を吸うため、指揮もニュアンスを合わせてみる)

まだまだこんなところで悩んでいるレベルではありますが、少なくとも
楽器の種類によって配慮しないといけない点が見える様になってきただけでも
成長かなと思っています。

さて次のレッスンまでに色々悩んでみます。
この位のテンポだと8分音符の音の切りも出したほうがよいのか?
も悩むところですねえ。

って新年早々こんな話しかできずすみません(笑)。

皆様良いお年を

2013-12-28 21:08:03 | 日常
気が付けばもう年末ですね。

制作時間確保のため、ここまで全ての忘年会を断るという、社会に出て初めての
暴挙に出ております。

あまり普段クライアントさんとお顔を合わせることなく出来てしまう仕事も多いので
こういう機会がとても大事なのですが、来年からのお付き合いが危ぶまれるところです(^^;)

それでは皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。

日本音楽集団コンサート「子どもたちへのメッセージ」

2013-11-30 23:00:00 | 日常
本日夜は、日本音楽集団のコンサートにご招待頂きました。
今回はNHK東京児童合唱団を迎えての曲もあるためか、いつもよりステージの大きな
第一生命ホールで行われました。

1曲目の「ごんぎつね」は恩師のお1人の作曲ですが、偶然にも午前中に見てきたお芝居の中で、
いつも姿を見せずに庭先に野菜をおいてくれる「ごんぎつねさん」と呼ばれる登場人物がいたので
ちょっとびっくりです。

「ひかりのうたげ」では、「ほたるこい」の歌を曲中に引用して、
「ほ」が合唱団の色々な場所からステレオ効果で聞こえてきたりし
ホタルが舞っているかのような立体的な情景が描かれていました。

今回曲ごとに複数の指揮者さんが指揮をされるということで、
指揮を勉強中の自分としてはその辺りも注目して見ていました。

日本音楽集団と言えば、指揮者も紋付袴で座って指揮をされるスタイルをよく拝見しますが、
「ひかりのうたげ」では奥に合唱団がいるせいか通常通り立って指揮をされていました。
曲の内容に対して、かなり固く振られているなあという印象を受けましたが
これは子供たち(とは言ってもかなりレベルの高い皆さんですが)に分りやすく
「点」(1,2,3,4というリズムの場所)を見せるためなのかな、とも思いました。

ご招待いただいた福嶋さんの曲はこのコンサート唯一の初演でした。
福嶋さんは講演なども多くされているので、ステージ上での立ち振る舞いも役者のように
「見られている」ということを意識されたMCで、いつもながらお上手です。
各楽器をお話しの主人公に見立てた組曲は、稲田さんという指揮者さんにより
演奏されましたが、この稲田さんの指揮がまさに僕の目指したい指揮の姿で
良いものを見せていただきました。

初演ということで分かりやすさ最優先という事情もあったのかもしれませんが、
ステージ上で派手に踊るような指揮でなく、奏者に分かりやすく出し、伝えるべきものを伝える
というスマートな姿でした。実は手のひらの使い方や所作を後の指揮レッスンで
真似させていただいて、そのお陰か先生に成長を褒めていただくことができました。

今回のコンサートはタイトルからして、もっとファミリー向けに軟化したコンサートなのかと
思っていましたが、あまり子供向けに手加減(というのも適切な表現ではないかもですが)
した曲はなく、いつもの力の入った作品を聞かせていただきました。
今回も勉強させていただき、有難うございます。