どうでもいい日記

なんとなく、政治や経済、英語のことなど。
夢は海外移住…か?

中国経済の行く末

2006年09月19日 17時21分20秒 | 海外投資
書いてなかったけど,EURは先日の下げで強制決済された。
したがって,現在のポジションは,USDが三つ,NZDが一つ。
スワップは¥570/日くらいか。
毎日のタバコ代は稼げている勘定だ。

さて。
先週からぼんやりと,中国経済の行く末について考えている。

もしかの国のバブルが崩壊したら,一体,誰が得をするのだろう。
日本や韓国のバブル崩壊時を思い出すと,
外資系の銀行が儲かるのかなあと思ったり。

かといって,その手のファンドは上場してなかったりするから,
それに備えてどうこうするわけにはいかない。
ま,あせってそんなものに投資する必要はないと思うが。

中国が抱えるUSD,つまりは米国国債をみて,
中国経済がコケればUSDが暴落する,との見方がある。
(お金に困って外貨を放出するってことだろうと思う)
だけど,私はそれほど心配していない。

暴落はするかもしれないが,
まさかいきなり半分になったりはしないだろう。
米国のITバブルの崩壊で,私の資産は一時,元本の40%にまで落ちた。
それに比べれば,為替の暴落なんてかわいいものだ。

もし117円が突然60円になったら,私は全力でUSDを買いにいく。
その時は,日本経済も無事には済まないだろうが,
中国の体制も,無事には済まないはずだ。

中国が米国国債を売るということは,
中国のバブルが本当にはじけ,不良資産が露呈したときで,
つまり中国が,大量の資金を必要としていることを意味する。

米国国債を売ったくらいではまかないきれないだろうから,
当然,中国を支えるべく,他国が資金援助に乗り出すことになる。
そうなると,援助する国からの,中国への民主化圧力が高まるはずだし,
企業内容の透明性も,より強力に求められるはずだ。
その時こそ,中国を買うべき時だと思う。

そういう意味において,私は中国のバブル崩壊を心待ちにしている。
今そのために私が行なうべきことは,円建て資産を増やすことと,
米国の株式をできるだけ現金化しておくこと。
それくらいしか思いつかない。

もう一つの関心は,もし一連の動きが実現したとき,
EURがどういう動きをするかということだ。
リスクヘッジとして,EURを持つことが有効かどうか。
そういうイレギュラーな政治的状況に,相関係数が意味を持つだろうか。
中国経済の行く末よりも,今はむしろ,そっちに興味があるな。

最新の画像もっと見る