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ドラマーhiro中川のブログ

セッションドラマーのhiro中川によるコラム、インフォメーション

エクストリームメタルドラミングのすすめ

2013年07月13日 10時40分35秒 | レッスン
当スクールの講師、高木氏の記事です。




ブログの方では始めましてですね、DIMツーバス担当(?)の高木です。


さて、今回はエクストリームメタルドラミングについてお話します。
初回の記事ですので、主に今までメタルに縁のなかった人へ向けて書いていきます。


「とにかくもっと早く叩きたいんじゃい!」というメタルヘッズの皆さんも、今一度メタルドラミングの素晴らしさを確認する意味で読んでいただければと思います。



さてさて、エクストリームメタルドラミング(長い)とは何ぞや?と。


EXTREME:「極限」「極度」「過激」


そう、まさに「過激」なメタルです。(そのまんま笑)



では、どう過激なの?



Flo Mounier rehearsing Phobophile


はい。


速い!!!

うるさい!!!

意味がわからない!!!


これがエクストリームメタルドラミングです 笑


好きな方もそうでない方も、とりあえず
「なんかすごい」
ことは感じていただけたと思います。


さて、では何がどうなってすごいのでしょう?


色々なテクニックで成立しているスタイルですが、まず特筆すべきは
「ブラストビート」です。


メタルと名のつくジャンル以外では絶対に聴くことのないビートですね!

↓(1:37あたりがわかりやすいです)

George Kollias 200 BPM to 280 BPM (complete !)



「ただ滅茶苦茶に連打してるだけじゃん!」


いえいえ、そんなことはありません。


最もポピュラーなブラストビートのパターンを譜面にしてみましょう。

$D.I.M.Drum school ブログ




なんか真っ黒ですね笑



バスドラムが16分音符、両手がライド(orハイハット)とスネアを交互に32分音符…

これがブラストビートです!!!


れっきとした「ビート」ですので、決して滅茶苦茶なワケではないのですね。




え?自分には必要ない?



まぁまぁ、そう言わずに笑



皆さん、最も日常的に使い、かつ最も習得が難しいルーディメンツが何かご存知ですか?


「シングルストローク」

です。


スティックを持ったその日から誰もが使うテクニックです。


ですがこれを「早く」かつ「正確」に叩くことは至難を極めます。



そしてこのシングルストロークを極めることで、「早さ」以外の様々な恩恵を得ることができます。


それは「脱力」「コントロール」「持続力」です。


脱力することでスムーズに動き、スムーズに動くことで細かい感覚をコントロールでき、最適にコントロールされた動きが持続力を生むのです。


そこに実演奏のテンポやジャンルは関係ありません。




どうです?

シングルストロークすごいでしょ笑



極論、エクストリームメタルドラミングとはシングルストロークの実演奏における完成系です。


確かに「フレーズ」としてみたら、ポップス好きな人がブラストビートを演奏することはほぼ無いかもしれません。


ですが、「細かい音符を早いテンポで持続して叩ける」(シングルストロークに特化する)ことは決して無駄にはなりません。


「やかましい!」と聴かずに放置してしまうには、あまりに惜しいジャンルではないでしょうか。


興味のなかった方は、是非この機会にエクストリームメタルドラミングに耳を傾けてみてくださいね。



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