チェンマイひとり暮らし

物価の安いタイのチェンマイで貧乏暮らしをしています。
先物取引でリッチになって、日本に復帰したい。

温泉三昧

2008-04-30 12:10:29 | Weblog
3泊4日で、新潟の赤倉温泉に行ってきた。

日本に帰ったときは、たいてい一回は温泉旅行に行くのだが、今回も
安くで便利なクラブツーリズムのバスツアーを利用した。

3泊4日、往復のバス送迎、朝と夜の食事が付いて21980円は格安である。


宿は赤倉のスキー場近くにあり、宿の周囲にはまだ雪が残っている。
山の上の方ではまだスキーが楽しめるそうである。

ポカポカ陽気の都会と違い、外はまだ寒い。

2日目、3日目は宿が用意した別料金のオプションツアーもあり、他の参加者の
多くは参加していたようだが、
私は宿にこもって温泉三昧であった。

行く前は、温泉と読書、のつもりで本も持っていったのだが、
温泉につかり、ビールや焼酎を飲み、横になってテレビを見る、の繰り返し。
本はほとんど読まずじまいであった。

長い昼寝をすると夜は寝付かれなくなるものだが、夜もぐっすり眠れた。
「湯疲れ」のためであろうか。
4日間で20回近くも湯につかった。

最終日、迎えのバスは横浜からわざわざ来るので、出発は午後2時。
それまでの時間をつぶすべく、宿が「いもり池散策」のバスを出してくれた。


妙高山といもり池


水芭蕉。ちょうど今が見ごろ。




観光ビザをゲット

2008-04-25 00:42:31 | Weblog
東京、目黒のタイ大使館で観光ビザを取得した。

日本国内のタイ大使館や領事館で観光ビザの発給が厳しくなったのは
いつからだったろう。

過去に2回だったか、3回だったか、観光ビザを取得している場合は
発給しないということになった。

ただし、パスポートを更新すると、履歴がわからなくなるので、
申請すれば発給される、ということを聞いていた。

私は昨年パスポートを更新したのだが、11月に目黒のタイ大使館におもむき
観光ビザを取得。
今回はそれに続いてのビザ申請であった。

当初は、日本ではもう観光ビザは申請せずに、5月にタイ入国後に
あらためてペナンかビエンチャンに行き観光ビザを取得するつもりであった。

というのは、日本のタイ大使館は観光ビザ発給に消極的で、2回目は無理かな
という気がしたのと、
窓口の担当者の態度がやや横柄だったからである。

それでも、ペナンやビエンチャンに行くのは面倒なので、
まあダメでもともと、申請だけでもしてみるかと思い立った。

実家から目黒まではわずか1時間弱、こういう用事でもないとついつい出不精に
なってしまう。

申請が却下されても、久しぶりに東京の街を歩いてみよう、陽気もいいし、
と思ったしだいである。

そして一昨日であるが、タイ大使館に行き必要書類を窓口に提出。

窓口の担当者は、しばらくの間、無言のままパスポートや書類を
チェックしている。

受理しようか却下しようか迷っている様子である。
懸念したとおりだ。

だが「観光ビザは何度も出せないので、次は別の方法で・・・」という
言葉とともに受け付けてくれることとなった。

窓口に来て書類を提出されたら、なかなか断りづらいのが人情というもの
だろう。

ただ、大使館に照会の電話をかけても、音声テープが流れるだけで
担当者と話しができないのだから直接窓口に行くしかない。

さて、
タイ大使館を後にし、うららかな春の陽気に浅草に行ってみた。

実は、浅草は初めてである。
いつでも行けると思うとあえて行かないものである。

通学していた大学からも歩けない距離ではない。

地下鉄で数駅のところに勤務していたこともあった。
あのころは土曜半日出勤だったから、簡単に行けた。

そんな浅草を初めて訪れた。

日本を代表する観光地として、地区一帯がテーマパークのように
きれいに整備されている。

すぐ近くに隅田川が流れており、しばし川沿いを散歩した。

デジカメを持って行かなかったことを後悔。
まあ、浅草なんていつでも行ける・・・






スカイプ

2008-04-20 11:49:45 | Weblog
「インターネット経由で無料通話」がうたい文句のスカイプ。

その存在自体は聞いたことはあったが、特に興味もなかった。

日本の実家に帰ってきて机の引き出しを整理していたら、ヨドバシカメラの
ポイントカードが目に入った。

そういえば、ポイントには有効期限があったなと思い出し、用事のついでに
ヨドバシカメラの店舗に立ち寄って、残高と有効期限を聞いてみた。

・・・あやうくポイントが無効になるところであった。
たった4000円程度であるのだが。

そこで、新しいデジタルカメラの代金の一部に充てるか、消耗品など少額商品
を買うか、迷いながら店内をぶらついた。

新しいデジカメについては、もう少し情報を集めてからでいいかとその選択肢
は捨て、今回は少額商品を買おうと決心。

少額の商品で思いつくのは、乾電池、DVDメディア、SDカードなどであるが、
すでに「在庫」があり、いまいち必要性を感じない。

そのときに目に入ったのが、ウェブカメラとヘッドセットがセットになって
いる商品。

こちらも特に必要性はないのだが、チェンマイの知人がフィリピンや
インドネシアの若い娘と画像と音声でやりとりしているという話しを
思い出し、急に食指が動いた。

これを機会にスカイプをやってみよう。

最近は新しいソフトのダウンロード、設定は実に簡単である。
昔は手順が複雑で新しいソフトが使用可能になるまで大変な思いをしたものだ。

そして、今回スカイプを経験してみようと思い立ったチェンマイの知人に、
通話相手になってくれとメールを送ってみた。

彼は一日の大半はPCの前にいる。
すぐにメールの返事がきた。

私は、そのメールに書いてあったアカウント名(電話番号に相当)に
「電話」をかけてみたら、すぐにつながり、PCの画面には彼の姿まで
映しだされている。
彼のPCにウェブカメラがついているからである。

それが初めてのスカイプ体験であったが、
音声にはかなり雑音が混じり聞きにくいが、母国語なら十分に実用になる。
(英語など外国語だとかなり苦しそう)

彼は日本の家族などとは、まず国際電話でスカイプを立ち上げてくれと連絡し、
それからこの「無料電話」で思う存分話しをするという。
なるほど。

また、PCを使った「無料電話」はスカイプだけではなく、ヤフーやホットメール
の「メッセンジャー」というものでも利用できるということを知った。

こういう便利な道具は、縦横に活用している人はたくさんいるのだろうなと
想像する。
だが、私については、冷静に考えるとあまり利用することはなさそうかなと
思われる。

それでもPCにはインストールしてあるのでそのうち使うこともあるかな
と思っている。

こうしてPCには不要不急なソフトが増えていく。
  




花粉症は自然に治ることもあるのだろうか?

2008-04-19 23:18:32 | Weblog
日本を避けてタイのチェンマイに滞在する理由として、安い物価の次に挙げる
のは、日本の夏の酷暑、冬の寒さ、そして春の花粉症、だったのだが・・・

学生のころから花粉症に悩まされてきたから、その付き合いは長い。
鼻水、目のかゆみ、本当に辛い花粉症。

病院に通ったこともあったが、症状が改善するわけでもなかったので、
「不治の病」とあきらめたものである。

それが、たった2年であるがシンガポールに転勤になり、春になっても
花粉症の症状が出ないことに大いに感激。

そして会社を辞めることになり、貯金を取り崩す生活なら物価の安い海外、
とタイを選んだのであるが、これで花粉症からも逃げられると思ったものである。

だが、当初から年に2回、春と秋に日本に帰るパターンであったので、
春の帰国は憂鬱であった。

成田に着き電車に乗る。
ものの30分もしないうちに、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、と花粉症の
攻撃は容赦ない。

実家に居てもティッシュの箱は手放せない。

ただ、苦痛の度合はサラリーマン時代とは違う。
ボーっとした頭で仕事したりお客さんに会うことはないので。

部屋のなかでじっとしてる分には我慢できない辛さではない。
辛いことは辛いものの。

ところが、である。

一昨年ぐらいから、花粉症の症状はそれほどひどいものではなくなった。

そして今回は、全く症状がない、とまでは言えないものの、
ほとんど意識しない程度となった。

花粉症が自然に治るなんて聞いたことがないのだが、
そういうこともあるのだろうか?

岡山(4月7日~8日、1泊)、そして大阪(4月8日~9日、1泊)

2008-04-12 14:58:35 | Weblog
雨の栗林公園で濡れた体を風呂で温め、この日は早く寝た。

翌朝、雨は上がっており、朝食後、後楽園に行く。

後楽園の桜も綺麗であった。
だが、残念なことに写真はアップできない。

PC上では見られるが、ブログには画像サイズの制限があってはじかれて
しまった。

雨の栗林公園でデジカメが濡れたためだと思うが、ブログ用に小さい画像と
なるようにしておいた設定が解除されてしまったようだ。

後楽園の見学を終えたのは11時にもなっていなかったので、
このまま実家のある横浜まで帰れたのだが、
疲れもたまっていたので、大阪まで行き、そこで1泊することにした。

そして、4月9日、無事に旅を終え実家に。

横浜ではほとんど散ってしまった桜だが、四国そして岡山の後楽園、
どこでも綺麗な桜を堪能できた。

ビールや酒もうまい、刺身もうまい、そして空気もいい。
やはり、やはり、やはり、日本の春は最高である。

雨の栗林公園

2008-04-12 14:40:09 | Weblog
最高の天候だった徳島。
一夜明けたら曇天で、テレビの天気予報を見ると、雨になりそう。

8時44分、徳島駅から高松行きの電車に乗る。
高松までは近いので、ローカル単線でも2時間ぐらいしかかからない。

今日の宿は、JR栗林公園北口駅から徒歩10分という東横インを予約している。
まず宿に行き荷物を預け、それから栗林公園にいくつもりであった。

しかし、電車に乗ってほどなく雨が降り出してきた。
そしてしだいに雨脚は強くなる。

雨のなか庭園見物してもおもしろくない。
そこで、今日の高松の宿はキャンセルしてこのまま大阪あたりまで
行ってしまおうと考えはじめた。

というのは、宿はチェックインが午後4時であり、それまで時間を持て余して
しまうだろうから。

だが、しばらくすると雨脚は弱くなってきた。
栗林公園北口という駅は終点の高松の手前にあるが、この駅に着く直前には
車窓から見る限り霧雨程度になっていた。

で、迷ったが下車した。

下車して、当初の予定どおりまず宿に向かおうとしたのだが、なんとまた雨脚が
強くなってきた。

雨の高松には用はなく、やはり宿はキャンセルして先まで行ってしまおうと
考え直したが、電車は1時間に1本しかない。
そして栗林公園はすぐ近く。

せっかくだから栗林公園だけは見学しようと思い、重い荷物を引きずりながら
公園に行く。

栗林公園は正門と北門があり、私が行った北門には小さいコインロッカーしかなく
荷物が入らない。

困っていると、受付の人が、荷物を預かってくれるという。
助かった。

雨はどんどん強くなってきたが、デジカメ片手に園内を回る。











なにせ、1時間半近く園内を歩き回ったのだから、腕の先、ひざから下、
そして靴の中は雨でびしょびしょである。

まだ午後1時前。

宿に行きすぐにチェックインできるのならそうするのだが、
濡れた体のまま4時まで待つぐらいなら電車で先に行ったほうがまし。

電話で宿をキャンセルする一方、岡山のホテルに電話をして予約する。

そして、午後1時9分の電車で高松駅を発ち、岡山に向かう。

岡山到着時刻は確認せずに電車に乗ったのだが、約1時間、2時3分には
もう岡山に着いてしまった。

四国内のローカルJRは遅いものと思い込んでいたが、高松から岡山は
快速電車が走っていて速いのである。

高松から電話で予約したホテルに着いたのは2時半ごろだが、
チェックインは3時半なので1時間待ってくれという。

こんなことなら、岡山を通り過ぎ、姫路、神戸、まで行ってしまえばよかった。
大阪までも十分行けたな、と後悔。

そして・・・
雨の中でデジカメを使っていたら、デジカメの調子が悪くなってしまった。

乾けばもとにもどるかとも思ったが、あれから5日ほどたつがダメである。
全く撮れないということもないのだが、調子が悪すぎて実用的には使いづらい。
新しいのを買うしかないようである。

無職には痛い出費だ。




徳島(4月6日~7日、1泊)

2008-04-12 12:14:14 | Weblog
高知駅7時3分発の土讃線普通列車に乗る。

この路線は景色がいい。

ローカルの単線では駅での停車時間が長いのが欠点だが、ときにはそれがプラス
にもなる。

途中の大歩危(おおぼけ)駅では15分もの停車時間があったので、
周辺の景色を堪能できた。






駅のすぐ近くに見える橋。
停車時間中に楽に往復してこれそうだ。


橋に行く途中から




以上は、その橋から撮ったもの


大歩危駅の次は小歩危駅


阿波池田駅で徳島線に乗り換え、徳島駅着は11時24分。
高知駅から計4時間21分の旅であった。

JR普通運賃を通常で買えば3080円だが、上の金券ショップの価格表によれば、
高速バスで3050円、JR特急では4120円。
またJR特急での所要時間は2時間24分。

この路線をJR普通で行くのは、「青春18きっぷ」かつ初めての旅行者だけ
であろう。

・・・

徳島のシンボルは眉山。

パンフレットには、
「眉のごと 雲居に見える 阿波の山 ・・・・・」と万葉集に歌われた・・・
と書いてある。

その歌知ってるもんね。
チェンマイで暇にあかせて暗記した700首の万葉歌のひとつである。

「眉のごと 雲居に見える 阿波の山 かけて漕ぐ船 泊まり知らずも」
がその歌。
「・・・」で省略せずにすべて引用しろよ、と言いたくなる。

・・・と万葉集にある、と引用された歌が自分も知っていると
うれしいものである。

だが、記憶のかけらにも残っていない歌もある。
せっかく700首も暗記したのにと思うものの、4500もある万葉集のうち
たった700「しか」覚えていない、というべきだろうか。

この日は日曜日。
何も知らずにたまたま日曜日に来たのだが、土日には無料(保険料100円)の
遊覧船が出ると聞き、さっそく乗り場に行く。
ラッキー。

徳島は市内を川が流れているが、いくつにも枝分かれし、それがまた合流する
というかたちで、川の町というか堀の町のようは様相である。


遊覧船から眉山を望む




徳島駅近くの城山公園(城跡)内の庭園


城山公園の桜


城山公園から眉山を望む


眉山山頂にさきほどの万葉集の歌碑がある。


眉山山頂より

今回の四国旅行ではこの徳島がもっとも天候に恵まれた。
高知や松山でも好天だったが、少し肌寒さを感じた。

徳島では遊覧船に乗ってる間は風を切るので上着を着たが、
それ以外は夜間も暖かかった。

それで夜桜見物に。



川沿いのベンチに横になり、心行くまで夜桜を鑑賞。

以前、横浜の戸塚に住んでいたことがあるが、戸塚駅近くを流れる柏尾川は
桜の名所として知られている。

私は、毎日の通勤にこの柏尾川沿いの道を歩いていたが、桜の季節は
人出が多く、ベンチはどこもふさがっていたものである。

ところが、この徳島では満開の夜桜の下、人はまばらにしかいない。
騒音もなく、実に気持ちのよい宵であった。











金券ショップ

2008-04-12 10:42:04 | Weblog
松山で高知行きの高速バスのチケットを買うときに利用した金券ショップ。

今回の旅行で、金券ショップというのは生活に大きく根付いていることを
認識した。

「青春18きっぷ」も大阪の金券ショップで買ったもので、その存在があることは
もちろん知ってはいたが、思っていた以上に利用しやすい。

つまり、その立地がいいのである。

松山、徳島、岡山、そして琵琶湖を見に途中下車した大津。
駅やバス予約オフィスにすぐそばにあるのである。

駅の自動券売機で買う代わりに「○○まで一枚」といいながら切符を
買っていく人が立ち代りやってくる。

ごく近郊で定価230円が210円になるだけでも、駅のすぐそばだから、
わざわざ手間をかけて・・・ということにはならない。

これは、高知の金券ショップ価格表。

上段のJRというのは、乗車券と特急券の合計価格。

JRでの岡山や高松行きは、高速バスと同価格になるよう、値引きが大きい。
でも、なぜか、徳島行きは価格が合ってなくJRのほうが高いまま。

いずれにしても競合があれば値段が下がるということがよくわかる。


高知(4月4日~6日、2泊)

2008-04-11 13:35:52 | Weblog
今回の旅の移動はJR普通車乗り放題の「青春18きっぷ」を利用した。

しかし、JR普通車は、東海道や山陽のような大動脈においては何の苦も
ないものの、
ローカルの単線路線では、スピード、接続、運航頻度、すべてにおいて
とたんに不便になる。

初めて乗る路線なら、車窓の風景をみながらのんびり、でもいいのだが。

たまたま、松山で泊まったホテルからほど近いところに「高速バス乗り場」の
看板があったので立ち寄ってみたら、高知まで2時間半、料金3500円と
あるのを見て、心引かれた。

なにせ、JR普通車で行くと9時間もかかるうえ、その半分は大阪からの
路程と重なり、さらにその先も、高知から徳島に移動するときに重なる
のだから。

で、切符売り場は、と見回すが見当たらない。
そこはバス乗り場のみのようである。

そこで、バスを待っている人に聞いてみると、丁寧に切符売り場の場所を
教えてくれたが、
さらに、もし切符を買うなら、金券ショップで買ったほうが得だと、
金券ショップの場所も教えてくれた。

松山では市内見物や散策中に何度か道をたずねたりしたが、みな、親切で
あった。

そう言えば、松江のひとも親切だったなと思い出した。

それに対し、山口の萩では、歩行者を無視するようなクルマの運転、
道をたずねてもつっけんどんな感じ。

松江も松山も親藩。萩は明治新政府側。

権力を握った側は横柄、そして新政府に虐げられた土地の人は他人にやさしい、
などと考えたりした。

でも、その後訪ねた高知の人は親切だったので、そんな考えは短絡であった。

さて、教えられた金券ショップに行き、高知行きのバスチケットを買う。
回数券のバラ売りで3050円であった。450円得した。

バスを運航している伊予バスのオフィスは金券ショップのすぐそば。
(というより、そういうところに金券ショップを構えている、というほうが正確)

伊予バスのオフィスに行き、翌日のバスを予約する。


そして、高知へ。


高知城天守閣




高知城天守閣より



旧、寺田寅彦邸




桂浜


坂本竜馬像





横山隆一記念館
横山隆一に限らず、手塚治などの漫画を無料で読める(月曜休館)
ちょって見学のつもりが、2時間以上も漫画を読んでしまった。



料亭、濱長。

以前NHKで、
バブル崩壊の影響でいったん閉店した老舗料亭が
低料金を武器に営業再開した。
芸妓さんの踊りのパフォーマンスが見られる、と取り上げていた。

料亭の名は忘れたが、宿のフロントで番組の内容を話すと、
それは「濱長」であると教えてくれ、実際に行ってみた。

この料亭は4階に分かれていて、1階が居酒屋スタイル、2階が廊下に面した
簡易個室、そして3、4階が本格料亭とのことで、

芸妓さんの踊りのパフォーマンスは、2階の簡易個室から廊下で踊る芸妓さんを
見る、というものなのだが、
その個室は2名以上であり一名は不可と言われ、がっかり。

なお、部屋については飲食代に上乗せされる10%のサービス料のみで
別途部屋代等はなしとのことなので、格安で芸妓さんの踊りが見られると
いうこと自体はそのとおりであった。

肝心の飲食代についても、道で尋ねた人によると居酒屋より若干高め
とのことであった。









松山(4月1日~4日、3泊)

2008-04-11 00:14:21 | Weblog
大阪では甲子園で高校野球を観戦し、そして松山に向かう。

四国は初めてである。

大阪を朝9時に出て、岡山着が11時40分。
岡山から四国架橋を渡る電車に乗り替え、坂出到着が12時20分。

ここからが長かった。
松山までは単線で、上下線のすれ違い、特急通過待ちなどで、
ところどころで、数分、ときには20分近くも停車する。

坂出から約5時間かかって、17時11分に松山に到着。
大阪からは8時間ちょっとかかった。

・・・

松山といえば、道後温泉、夏目漱石、坊ちゃん、松山城、となるところだが、
私にとって「松山」と聞いてまず思い浮かべるのは、甲子園決勝延長18回
再試合の松山商業である。

小学生のころテレビで見た、太田幸司の三沢高校との決勝戦が強烈な印象として
残っているからである。

この延長戦、たぶん途中でテレビ放送が終了したのだろうか、
途中からはラジオで聞いた。

満塁、ノーストライク・スリーボールのサヨナラ負けのピンチの場面は
アナウンサーの声がかき消されてしまうほどの喚声で、
もどかしい思いでラジオを聞いた覚えがある。

その松山商業の野球部グラウンドが、たまたま宿泊したホテルの部屋の窓から
間近に見えた。


こんなに近くにあの松山商業があるのかと、グランドまで行ってみた。

学校関係者と思しき人に聞くと、校舎は新しくなっているが、グラウンドは
昔のままだという。
あの延長戦のときの井上投手も、そして巨人で活躍した西本聖投手も
ここで練習したのである。

・・・
松山は3泊したので、ゆっくりと市内を散策した。


坊ちゃん列車
一般の路面電車は150円だが、この坊ちゃん列車は200円。



道後温泉


からくり時計


四国霊場51番札所、石出寺


松山城


天守閣より市内を望む