チェンマイひとり暮らし

物価の安いタイのチェンマイで貧乏暮らしをしています。
先物取引でリッチになって、日本に復帰したい。

高知(4月4日~6日、2泊)

2008-04-11 13:35:52 | Weblog
今回の旅の移動はJR普通車乗り放題の「青春18きっぷ」を利用した。

しかし、JR普通車は、東海道や山陽のような大動脈においては何の苦も
ないものの、
ローカルの単線路線では、スピード、接続、運航頻度、すべてにおいて
とたんに不便になる。

初めて乗る路線なら、車窓の風景をみながらのんびり、でもいいのだが。

たまたま、松山で泊まったホテルからほど近いところに「高速バス乗り場」の
看板があったので立ち寄ってみたら、高知まで2時間半、料金3500円と
あるのを見て、心引かれた。

なにせ、JR普通車で行くと9時間もかかるうえ、その半分は大阪からの
路程と重なり、さらにその先も、高知から徳島に移動するときに重なる
のだから。

で、切符売り場は、と見回すが見当たらない。
そこはバス乗り場のみのようである。

そこで、バスを待っている人に聞いてみると、丁寧に切符売り場の場所を
教えてくれたが、
さらに、もし切符を買うなら、金券ショップで買ったほうが得だと、
金券ショップの場所も教えてくれた。

松山では市内見物や散策中に何度か道をたずねたりしたが、みな、親切で
あった。

そう言えば、松江のひとも親切だったなと思い出した。

それに対し、山口の萩では、歩行者を無視するようなクルマの運転、
道をたずねてもつっけんどんな感じ。

松江も松山も親藩。萩は明治新政府側。

権力を握った側は横柄、そして新政府に虐げられた土地の人は他人にやさしい、
などと考えたりした。

でも、その後訪ねた高知の人は親切だったので、そんな考えは短絡であった。

さて、教えられた金券ショップに行き、高知行きのバスチケットを買う。
回数券のバラ売りで3050円であった。450円得した。

バスを運航している伊予バスのオフィスは金券ショップのすぐそば。
(というより、そういうところに金券ショップを構えている、というほうが正確)

伊予バスのオフィスに行き、翌日のバスを予約する。


そして、高知へ。


高知城天守閣




高知城天守閣より



旧、寺田寅彦邸




桂浜


坂本竜馬像





横山隆一記念館
横山隆一に限らず、手塚治などの漫画を無料で読める(月曜休館)
ちょって見学のつもりが、2時間以上も漫画を読んでしまった。



料亭、濱長。

以前NHKで、
バブル崩壊の影響でいったん閉店した老舗料亭が
低料金を武器に営業再開した。
芸妓さんの踊りのパフォーマンスが見られる、と取り上げていた。

料亭の名は忘れたが、宿のフロントで番組の内容を話すと、
それは「濱長」であると教えてくれ、実際に行ってみた。

この料亭は4階に分かれていて、1階が居酒屋スタイル、2階が廊下に面した
簡易個室、そして3、4階が本格料亭とのことで、

芸妓さんの踊りのパフォーマンスは、2階の簡易個室から廊下で踊る芸妓さんを
見る、というものなのだが、
その個室は2名以上であり一名は不可と言われ、がっかり。

なお、部屋については飲食代に上乗せされる10%のサービス料のみで
別途部屋代等はなしとのことなので、格安で芸妓さんの踊りが見られると
いうこと自体はそのとおりであった。

肝心の飲食代についても、道で尋ねた人によると居酒屋より若干高め
とのことであった。









松山(4月1日~4日、3泊)

2008-04-11 00:14:21 | Weblog
大阪では甲子園で高校野球を観戦し、そして松山に向かう。

四国は初めてである。

大阪を朝9時に出て、岡山着が11時40分。
岡山から四国架橋を渡る電車に乗り替え、坂出到着が12時20分。

ここからが長かった。
松山までは単線で、上下線のすれ違い、特急通過待ちなどで、
ところどころで、数分、ときには20分近くも停車する。

坂出から約5時間かかって、17時11分に松山に到着。
大阪からは8時間ちょっとかかった。

・・・

松山といえば、道後温泉、夏目漱石、坊ちゃん、松山城、となるところだが、
私にとって「松山」と聞いてまず思い浮かべるのは、甲子園決勝延長18回
再試合の松山商業である。

小学生のころテレビで見た、太田幸司の三沢高校との決勝戦が強烈な印象として
残っているからである。

この延長戦、たぶん途中でテレビ放送が終了したのだろうか、
途中からはラジオで聞いた。

満塁、ノーストライク・スリーボールのサヨナラ負けのピンチの場面は
アナウンサーの声がかき消されてしまうほどの喚声で、
もどかしい思いでラジオを聞いた覚えがある。

その松山商業の野球部グラウンドが、たまたま宿泊したホテルの部屋の窓から
間近に見えた。


こんなに近くにあの松山商業があるのかと、グランドまで行ってみた。

学校関係者と思しき人に聞くと、校舎は新しくなっているが、グラウンドは
昔のままだという。
あの延長戦のときの井上投手も、そして巨人で活躍した西本聖投手も
ここで練習したのである。

・・・
松山は3泊したので、ゆっくりと市内を散策した。


坊ちゃん列車
一般の路面電車は150円だが、この坊ちゃん列車は200円。



道後温泉


からくり時計


四国霊場51番札所、石出寺


松山城


天守閣より市内を望む