チェンマイひとり暮らし

物価の安いタイのチェンマイで貧乏暮らしをしています。
先物取引でリッチになって、日本に復帰したい。

貨幣錯覚

2006-05-31 14:11:40 | Weblog
金利5%でインフレ3%の場合と、金利2%でデフレ2%を比較すると、
実質では前者は2%(5-2)、後者は4%(2+2)となり、後者のほうが得なのだが、
実際の生活では名目の5%と2%を比較して、前者に軍配を上げたくなる。

こういうのを貨幣錯覚という。

外国為替にも似た面がある。

ドルと円は市場で自由に売買ができるのだから、
どっちの通貨(による預金等の運用)を選択しても損得がないように
為替レートで調整されるはずである。

それがわかっていても、金利5%弱のドル、0%の円を並べると、
ドルのほうに食指が動く。
元利が増えるほうが気持ちがいい。

それから、理論的には、高金利の通貨で持っていても、低金利の通貨で
もっていても、同じ価値になるように為替レートが動くのであるが、
実際には、高金利通貨が勝つ可能性が高いそうである。

80年代(プラザ合意があった時期)、超円高により、多額の米ドル債券を
保有していた生命保険会社や銀行などが膨大は為替差損を被ったと
新聞などで報道された。

会社の決算は1年単位なので、時期を区切れば、確かに為替差損が生じ、
それを決算に反映させねばならず、赤字決算に陥った。

しかしながら、トータルでみると、高金利による利息収入の累積が
為替差損を補って余りあったという話しである。

高金利(長期固定金利)のときに長期の債券を買えば、
結局は報われる、ということだろう。

現在、米国では、短期と長期の金利の差が余りなく、短期で5%を割った
水準、長期でも5.5%に満たない。

米国の長期金利の5.5%が高いのであろうか、低いのであろうか?
今後下がってしまうのであれば、今、長期債を買って長期的に年5.5%を
確保したほうがよいし、まだまだ金利が上がるのであれば、
上がってから長期債を買うほうがいい。

所詮、先のことはわからないのだが、悩む。

為替証拠金取引

2006-05-30 16:38:28 | Weblog
昨年の上昇相場で気を良くし、今年は先物取引で大儲けしようと
張り切った年初は、もうかなり昔のことのように思える今日このごろ。
わずか半年も経っていないのに。

6年前のITバブルのとき、もう一儲けしたら米国債に切り替えようと思っていた。
当時、米国債は7%を越える利回りであった。

ITバブル崩壊に逃げ遅れ、株式市場不遇の数年間、インカムゲインのありがたさが
身にしみた。
「あのとき、米国債を買っておけば・・・」という後悔の日々。

月給という定期収入のない無職にとって、インカムゲインはありがたい。
インカムゲインとは、利息、配当、家賃収入などの定期的な収入。

これに対し、株(不動産)の売却益はキャピタルゲインというが、
長期的には値上がりが期待できるとはいえ、
定期的な収入がないと、精神的につらい。

インカムゲイン=定期的な収入、とはいっても、
金利が下がれば利息は減る。アパートに空室が出れば、その分家賃収入は減る。
しかし、定期的な出費に対応した定期的な収入があれば、精神的には楽だ。

日本に帰っていた2か月の間、6年前の7%には及ばないが、
だいぶ利回りが改善してきた(5.3%ぐらい)の米国債を買おうと調べてみた。

いろいろHP等を巡回しているうちに、米国債よりもっと優れた商品があることを
発見した。

それが為替証拠金取引。

現在、米ドルの資産を保有すると4.5%ぐらいの金利が期待できる。
1千万円の円でドルを買えば、年45万円相当のドルの利息が入る。

通常は、ドルに対応する円の現金が必要だが、為替証拠金取引の場合、
ドルの5%(20分の1)相当の円を証拠金として払い込めばいい。

つまり、5万円を証拠金(担保)に1千万円相当のドルを運用できる。
利息も証拠金の5万円に対して付くのではなく、1千万円相当のドルに対して付く
ので、年45万円もらえることになる。

正確には、ドルと円との金利差を「利息」として貰うのだが、
円金利は非常に低いので、ドルの金利に近いものが得られる、ということ。

実際の取引では、ぎりぎりの証拠金(担保)だとすぐに担保割れとなるのおそれが
あるので、余裕をみて多めに積んで置く。

現在、米ドルと、ニュージーランドドル(米ドルより高金利)で
合計2千万円相当の外貨を運用している。
証拠金(担保)はとりあえず200万円を差し入れた。

そして、金利収入は月10万円弱。
チェンマイで生活していく分には十分な額だ。
できれば、早めにこれを月20万円にしたいものだ。

受け取る利息はドルと円の金利差なので、ドルの金利が下がるか
円の金利が上がれば減収となる。

この金利は短期金利なので、1年後にどうなっているかはわからない。

ドルの長期金利(固定)が以前のように7%を越えてくれば、
長期の債券に切り替えたい。

チェンマイの床屋

2006-05-29 23:27:25 | Weblog
チェンマイの大衆的な街中の床屋さんについて。

日本では、はさみだけで最初から最後まで仕上げるほうが一般的だと思うが、
当地チェンマイでは、いきなりバリカンで刈り上げる。
そして、はさみは、最後の仕上げで使う程度。

ここまで20分程度。
そして、これで終了という場合も多い。

店によって、あるいは追加料金にて、顔を剃ってくれる。
エイズが大きな社会問題になってるだけあって、
客の前で、カミソリの刃を取り替える。
替え刃の包装紙を破るところは、あたかも手品師の手際をみるような、
気取った手付きである。

髪を切り、というかバリカンで刈り上げ、顔を剃って、計40分ぐらいの仕事
である。
これで、50バーツ。約150円。

高いのか安いのか、タイの物価との比較で判断つきかねるが、どうなのであろう?

ドッグフード

2006-05-27 20:34:19 | Weblog
幼い頃、ペットの犬や猫は、家の余り物を食べていた。
いつごろから、ペットフードが一般的になったのだろう?

今日、ロータスというショッピングセンターに行ったら、
特売品として、ドッグフードが山積みになっていた。

タイでは、まだまだ一般的には犬の餌は残飯であると思われるが、
生活に余裕のある家庭では、ドッグフードが普及しているようである。

今日は朝から晴れてます

2006-05-26 14:48:05 | Weblog
朝から、気持ちいい晴天。
日曜日にチェンマイに戻って来てから初めて。
連日の雨で空気中の塵も流されているから、実にすがすがしい。

チェンマイでは、6年程前から日本語フリーペパーが数紙発行されている。
そのうちのひとつが昨日が定期発行日で、一部もらってきた。

こういうフリーペーパーには、長期滞在者による連載エッセイが付き物である。
ビザ、買い物、食事等、生活に役立つ情報提供なら、
特に新参者にとっては大歓迎である。

しかしながら、ひとりよがりの価値観を押し付けてくるような文章を
見ると、いかに無料とは言え、腹が立ってくる。

今号でS氏は自分の連載エッセイのなかで、
・チェンマイの長期滞在者のなかには、日本で食い詰め、物価の安い当地に
 やってきた「経済難民」が多く、みじめな生活をしている。
・彼らは、1バーツ、2バーツ程度でも値切ろうとするから、日本人の評判が
 落ちている。
・犯罪に関与するケースもあり、タイ政府は日本人への観光ビザ発給を
 厳しくした。

といったことを述べている。
なお、このS氏は77歳、在タイ16年とある。

事実認識としては同意できる部分もあるが、
不特定多数の読者を対象とするペーパーで、貧乏人は見苦しい、と書くのは
大きなお世話である。

犯罪行為は論外として、
自らの経済力に合わせ住む場所を決め、カネを有効に使うのは
本人の自由である。

自分の価値観に合わないからといって、それを仲間内で言い合っている
ならともかくとして、
読者への意見表明として、他人の生活をとやかくいうのは実に不愉快である。

私がこのS氏と個人的に雑談し、上記のような話しになれば、
意気投合ということになる。
しかし、それを不特定に向けて発信するのは慎むべき、と思う。

なお、上記S氏の3番目の点、すなわち観光ビザ発給の厳格化については、
当地日本人の行状とは無関係である。

ビザは「相互主義」なので、タイ人へのビザ発給に厳しい日本政府に対する
報復的な措置、というのが理由である。
タイでの評判が日本人と比べられないほどひどい某国人に対しては、
依然として、ノービザで3か月の滞在許可を与えているのだから。

しかし、「報復」といっても、タイにくる日本人のほとんどには影響のない
程度でしか報復できないところに、タイ側のつらさが現れている。

筋トレ

2006-05-25 14:55:28 | Weblog
日本に2か月行っている間に、すっかり筋力が衰えてしまった。

ジムで久しぶりに懸垂したが、日本に帰国する直前は9回できたのに、
半分の4回しかできない。
懸垂は筋力だけじゃなく、体重も影響するが。
昨年11月に筋トレを開始したときは、たったの2回だったので
完全に元に戻ったわけではない。

2か月のブランクがあったので、トレーニングは軽めに再開。
以前は3セット行っていたが、当面は1セットのみとしよう。
筋トレのあとはマシンでの速早歩き、屋外での水泳を行う。
これで、約一時間。
そして、サウナ20分。

午前中にジムに行くと、午後3時ごろに、猛烈に眠くなる。
疲労である。
毎日運動していた帰国前には無かったこと。
これも、2か月間運動を怠ったツケである。

今日も断続的に雨が降る。
チェンマイ市内を流れるピン川の水位も上がってきている。



よく雨が降る。

2006-05-24 18:03:21 | Weblog
朝、テレビをつけると、大洪水の画面。
ここチェンマイから南100キロほどの場所。
60年ぶりの洪水で、死者、負傷者多数とのこと。

このため、バンコクとチェンマイを結ぶ国鉄が不通になっている。
私は、日曜日に日本から戻り、この路線でバンコクの空港からチェンマイに
戻ってきた。
チェンマイに戻ってくるのが数日遅ければ、
バンコクの空港で困るところであった。

もちろん、バンコクからチェンマイに来るのに、
鉄道以外にもバスや飛行機もある。

しかし、飛行機は運賃が高い。
バスも手軽だが、バンコクの空港からバスターミナルに出なければならず面倒。
それに、バンコクの空港からバスターミナルに行ったことがない。
経験のないことは、なにかと不安。

その点、鉄道の駅は空港に隣接してるので便利。
それに、キップを買った後、出発まで時間があればエアコンの効いた空港ロビーに
戻って時間をつぶすこともできる。

いまのところ、チェンマイ市内の川の水位は高くはなく、当面は洪水の危険は
なさそうだが、連日雨が降っているので油断はできない。
昨年の大洪水の記憶はまだ鮮明である。

できることといえば、非常食を買っておくことぐらいか。

2か月ぶりのチェンマイ

2006-05-23 13:21:20 | Weblog
日曜日に戻ってきた。
5月とは思えぬ涼しさ。
例年、4月、5月は酷暑の時期なのに。

放置していたバイクは、タイヤの空気が半分ほど抜けていたので
すぐ近くのバイク修理屋まで押していき、空気を入れる。
エンジンのほうは、数回スロットルを回すと動き出す。

相場のほうは最悪。
シンガポールでの先物取引は、追証にはまだ少しの余裕があったが、
余裕をもたせるため、日本からタイに来る直前に3百万円ほど送金しておいた。
今日も日経平均は下がってるし、憂鬱になる。

日本でテレビ番組を大量に録画し外付HDに入れて持ってきた。
当分はこれで時間をつぶそう。