チェンマイひとり暮らし

物価の安いタイのチェンマイで貧乏暮らしをしています。
先物取引でリッチになって、日本に復帰したい。

サンマを食べる

2007-11-30 18:50:47 | Weblog
今日のビールのつまみはサンマ。



大型スーパーのカフーで焼いてもらったもの。
体長は約27センチメートル、これで1匹10バーツ。

日本より安いと思うが、焼いてもらう前の状態を見ると、必ずしも安いとは
いえない。

先日日本に帰ったおり、新鮮なサンマを見たので、いかにも見劣りする。
日本では新鮮なサンマが90円程度で売られていた。
鮮度の悪いチェンマイの10バーツのサンマより、日本の90円のサンマのほうが
上だと思う。

他に選択肢がないのでしかたない。
でも、焼いてもらったサンマは十分美味であった。

いままで、カフーで焼いてもらった魚(ほとんどはサバだが)で腹を壊した
ことはない。

無料で調理してくれるカフー(他のスーパーも無料)は実にありがたい存在
である。

寒い

2007-11-29 22:27:41 | Weblog
数日前から気温が下がり、けっこう寒い。

昼間、陽のあたるところでは暖かいが、朝夕は冷え込む。

我がアパートは、いわゆるマンション形式なので室温は高めだと思うが、
それでも少々寒く感じる。
木造の家ならかなり寒いことと思われる。

まだ11月。例年なら12月下旬ぐらいの寒さである。
去年も寒くなるのが早かったが、今年も昨年同様なのかもしれない。

「地球温暖化・・・」という決まり文句が空々しく思えるが、
それでも温暖化しているのだろうか。

これまでは毛布は1枚あれば問題なかったが、もう一枚引っ張りだそうかと
考えている。

毛布2枚なんて7年に及ぶチェンマイ生活(あくまで市内)で経験はなかったが、
やせ我慢して風邪をひいても始まらない。
隣のベッドの上に用意だけはしておこうかなと考えている。

やせ我慢・・・、と言いながら、毛布が1枚か2枚かは結構こだわっているのである。

ロイクラトン祭り

2007-11-26 14:49:42 | Weblog
何年ぶりだろう、昨日、久しぶりにロイクラトンを見に行った。

この時期は日本に帰っていることが多いし、チェンマイに居ても
あまり興味がないので、夜にわざわざ出かけることもなかった。

前回見たのは5年ぐらい前であったろうか。
そのときは、爆竹がいたるところで鳴らされ、怖い思いをした。

他人の足元に投げつけたり、ひどいのになると、
人ごみを歩きながら、爆竹に火を付けてはそれを後ろに投げて回る輩までいた。
泣き出してる子どもや若い女性もいた。

さすがにその翌年は爆竹禁止令が出て、おとなしくなったとは聞いていたが、
その後は行くこともなかったが、久しぶりに出かけてみようと思った。

以前に比べれば減ったとはいえ、相変わらず爆竹が鳴らされていた。
が、他人の足元を狙うような悪質な行為は目にしなかった。

それから、以前に比べ、観光客の数が少ないように見受けた。
バーツ高の影響なのだろうか?







自炊は安上がりです。

2007-11-24 10:48:49 | Weblog
「アパート・トロピカーナ」の放送を見て、気になったことがあった。

「一食30バーツのタイでは、自炊はかえって高くつく」というナレーション。

そんなことはありえない。
自炊のほうが安い。

そもそも比較して安い高いを論じるときは、当然、基準を合わせなければ
ならない。

外食と自炊を比較するなら、同じ食材を使った場合の高安であるはず。

同じ食材を使って料理するなら自炊のほうが安くなるのは当たり前である。
それを「かえって高くつく」というなら、取材スタッフはその裏付けを
とるべきなのだが、そういうことはしなかったようだ。

ただ、チェンマイには「自炊はかえって高くつく」という変なことを
言う人がよくいるので、たぶん、取材スタッフはそれを鵜呑みにしたものと
想像する。

例えば、タイの食堂の代表的なメニューである、挽き肉のバジル炒め。

個人が自炊するなら食材はカフーのようなところで買うが、
挽き肉は、1キロ70バーツぐらいなので、40グラム使うとしても3バーツ程度。
野菜はせいぜい2バーツ。
ご飯は、5キロ120バーツの「ホーム・マリー」だと1食あたり3バーツ。

やはり、代表メニューの、カイジアウ・ムー・サップ(肉入り卵焼き)。

個人の場合の原価は、卵3バーツ、肉と野菜で3バーツ、ご飯3バーツとして、
せいぜい10バーツ程度。

タイの食堂なら20~30バーツが、自炊なら原価10バーツ程度である。
これに電気代を含めても「外食より高くつく」ことはない。

ただし、自炊している人の「食費」が外食している人の食費を上回ることはある。
それは、有機野菜や日本からの輸入食材等、高価な食材を使って自炊する
ためである。

両者は全く別の食事をしていることになるのだから、
「一食30バーツのタイでは、自炊はかえって高くつく」には当たらない。

とくに、テレビに出ていた夫婦の例では、食材は地元の市場で買っていたの
だから、「食費」でみても外食より安いはずである。

もちろん、自炊は安いとは言ってもその差は小さい。
かりに自炊は外食の半分だとしても、節約できる金額はたかが知れている。
タイの地元食材はもともと安価なのだから。

私自身は、食事は自炊している。
(ビールのつまみは唐揚げや焼き魚を買ってくる)

それは、
味の素は好きでない、野菜はよく洗いたい、食堂で使う油は信用できない、
排気ガスが流れ込んでくるような食堂で食べたくない、
食べたあとは動きたくない、

といったところが理由である。




「アパート ・ トロピカーナ 日本を棄てたニッポン人」を見る。

2007-11-21 16:24:34 | Weblog
日本テレビ放映の番組「アパート・トロピカーナ 日本を棄てたニッポン人」

ネット掲示板で話題になっていたので見たいなと思っていたら、
ニコニコ動画にアップされていた。

我がアパートのADSLは遅く、そのまま見ることはできないものと
最初からあきらめ、いったんパソコンにダウンロードしてから見ようと
したものの、ダウンロードが終わらないうちに回線が切れるので
何度かトライしてこの方法も断念。

そこで、知人にダウンロードを依頼することにした。
彼は直接ADSLを引いており、回線が切れることはあまりないという。

本日、スポーツジムの帰路に彼の部屋に立ち寄り、USBメモリーにコピーして
持ち帰り、いま、その番組を見たところである。

感想は、ずいぶん気が滅入るような編集をしたもんだ、ということ。

まっさらな状態でチェンマイを取材し、取材結果が「日本を棄てたニッポン人」
にふさわしかったというのではなく、
まず最初にネガティブな主題があり、そういう方針のもとで取材し、
その主題に沿うように編集したものであると思われる。

「毎朝6時に目が覚めるが、やることもなく、すみずみまで床をみがき
時間を潰す」
「逃れるようにタイにやってきた」
「日本の生活を捨てた」

なんで、ここまで言わなければならないのだろう。

定年で会社を辞め、やることもなく町をさまよう老人。
妻の後をついてまわる濡れ落ち葉。
熟年離婚で財産を取られ、年金まで半分・・・

などなど、日本の高齢者をめぐる惨状が取りざたされているが、
舞台は東京であろうと日本の地方都市であろうと外国のチェンマイであろうと
日本人が居れば、似た境遇の人がいるのは当然である。

移動の自由がある以上、自分にとって住みやすいところに移るのは当然なのに、
途上国タイのさらに地方都市チェンマイだと、悲惨、かわいそう、になって
しまうようである。

定年後、自然を求めて東京から長野に引越した人に対して、
東京を捨てた、とか、逃れるように長野に来た、と言うだろうか?

編集方針が違えば、
こんなに広い部屋が日本円で月18000円で借りられる、
野菜をこんなに買っても318円、
となり、ばら色の海外生活、という番組になったことだろう。

町の市場での買い物風景、屋台での外食風景ではなく、
それぞれ、ロータスやカフー、ホテルのレストランを紹介すれば
印象は全く違ったものとなる。

平凡な内容では視聴者を引き付けられないから、テレビ(雑誌等も)は
目を引くために演出をするものであるということは、頭では知っているが、
それを実感を持って再認識したしだいである。





バーツはさらに安くなるかな

2007-11-19 10:03:31 | Weblog
先週、円をバーツに両替したところ、レートは0.3ちょうどであった。
いまは、0.3を若干上回るレベルである。
(0.3とは1円=0.3バーツ。1バーツ=3.333円)

日本に帰る2か月前はたしか0.28台だったので、円高バーツ安に
動いていることになる。

これからはどうなるであろうか?

為替レートに大きく影響があるのは、金利とインフレ率。
(金利ーインフレ率=実質金利、としてもいいが)

そして、バーツの為替レートは、日本とタイの相対的な関係であるが、
とりあえず日本は金利、インフレ率ともに一定として、

タイのインフレ率は、いつもチェックしているサイトによると、
8月を底に、9月10月と連続して上がっている。

コア指数も上がっているが、総合指数の上がり方のほうが大きい。
主因は原油価格上昇で、生鮮野菜の価格上昇も影響しているようだ。

タイの金利は8月に政策金利を3.25%としたが、その後変更はない。
今後金利がどうなるかわからないが、金融政策に大きな変更がなければ、
インフレ率の格差から、円に対してバーツはさらに安くなっていくものと
思われる。

さて、どうなるだろうか。





アメリカ人の友人が来チェンマイ

2007-11-15 10:01:12 | Weblog
7年前、タイ語学校AUAで一緒にタイ語を学んだアメリカ人Dが
チェンマイに来ている。

Dはアメリカのネブラスカの大学で美術史を教えている。
かつてサバティカル(研究休暇)でチェンマイに来ていたが、
今回も同じ1年間のサバティカルとのこと。

5か月間トルコのイスタンブールで過ごした後、残りのサバティカルを
当地チェンマイで過ごす予定だという。

当面ヒルサイドコンドに滞在するが、適当な賃貸家屋に引っ越す。
タイ語を勉強し直したいのでまたAUAに通う。
週2、3回マッサージに通いリラックスする。

などという話しを、昨晩、日本食レストラン「赤門」で夕食をともにしながら
聞いた。

7年前やはりサバティカルでチェンマイに滞在し一緒にタイ語を
勉強した、福岡の大学教授Kさんは、先日会ったとき、
「サバティカルの権利はあるが、とても2回目は行使できない」と言っていた。

権利は権利として当然行使するアメリカと「空気を読む」日本との違いか。

ところで、「赤門」はDがチェンマイに来るときにしか行かないが、
以前に比べ、量が減った実質値上げを含め、2割ぐらいは高くなったように
思える。

Dも、客も少ないし経営が厳しいのかな、と感想をもらしていた。

たまにしか行かないのに勝手だが、貴重なまともな日本食レストランとして
生き残ってほしいものである。

ドル独歩安だったのかな?

2007-11-14 16:51:56 | Weblog
11月10日(土)の朝に日本を出て、14日(水)の午後までネットにつなげない
状態であったのだが、
この間、テレビで株安、円高を報じており、気が気でなかった。

株のほうは日本を出る前にすべて売ってしまったから関係ないが、
円高のほうは、FXで追証、さらに強制決済なんてなってたら目も当てられない。

FXの取引にあたり、業者に証拠金を積んで置く必要があるが、
利息を生まないお金なので、あまり多額の証拠金は置いていない。

足りなくなりそうなら、インターネットで即時資金移動すればいいので。

それが、ネットにつなげないときに相場の乱高下。
運を天に任せるしかなかったが、いま業者のサイトで確認したところ
含み益は減っているものの、追証も強制決済もなく無事であった。

それより、株を売り払ってキャッシュにはかなり余裕があるので、
109円台の米ドルをまとめて買いたかった。
ADSLの不調をうらめしく思う。

買い場を逃して悔しい。




チェンマイ到着

2007-11-14 15:56:15 | Weblog
今はチェンマイに戻ってきているのだが、ずっと、アパートのADSLの
調子が悪く、ネットにつなげなかった。

日本で回線の不調から何日もネットにつながらないなんて聞いたことはない。
タイは本当に不便だ。


11月10日(土)

成田10時40分発のキャセイパシフィック香港行きの便に乗る。
香港で飛行機を乗り換えバンコクに到着したのが、
当地時間17時45分。ほぼ定刻。

バンコクからチェンマイは、日本に帰る前に事前にチェンマイで
チケットを買っておいたAIR ASIA便。
出発は20時40分。

この約3時間の待ち時間は長く感じた。
バンコクまでの機内でビールやワインを飲み、ほろ酔いのところに
旅の疲れも加わり、眠くてしかたなかった。

チェンマイ空港着は21時50分。
空港からはエアポートタクシーで160バーツ。
22時半ごろアパートの部屋にたどり着く。



涼しいから寒い、に移りつつある日本から南国タイに戻って
きたのだが、チェンマイは、よく言われるところの「日本の秋のよう」
な快適な気候である。

気候的にはこれから2月までは過ごし易く、チェンマイ長期滞在の
メリットを感じられる時期である、と言いたいところだが、
「かつては最も良い季節であった」と過去形になりつつある。

乾季で雨が降らないこの時期、排気ガスや野焼きのために大気の状態が
大きく悪化するようになったからである。

とくに昨年は、チェンマイ花博の観光ラッシュが加わり、耐え難い
大気汚染となった。

今年はどうなるであろう?

チェンマイから日本に帰ると日本の良さをしみじみと実感するが、
日本からチェンマイに戻ってきたときにも、ほっと一息をつくような
安らぎを感じる。

在チェンマイも7年を過ぎ、当初感じていた刺激はなくなった。

また、7年前に比べ大気汚染は大幅に悪化し、そして円安バーツ高により
物価メリットも減じた。

それでもこうしてチェンマイと日本を往復している。
魅力は低下してが、まだ無くなってはいない、ということである。

まずは物価差。
差は縮まったといはいえ、やはりチェンマイは安い。
特に住居費。

私は食事にはあまりこだわらず、安い食材を使って簡単な自炊で
済ませているので、食費も日本よりかなり安い。

だが、良い食材を使って凝った料理を作る人にとっては、たぶん
日本との物価差はあまり感じられないだろうと思われる。

クルマや電化製品等は日本で買ったほうが安いので、
食事にうるさい人にとっては、
住居費を除いて、もはや物価面のメリットはほぼ無くなっている、
さらに、生活パターンによっては逆転しているとさえ言えるかも
しれない。

それでも住居費は生活費のかなりの割合となるので
このメリットは大きい。

次には、穏やかなチェンマイ人気質。
チェンマイはタイ有数の大都市であるので、中には意地悪な人も
いるが、概して人なつっこく優しい人が多い。
現地の人の気質は、住み易さに大きく影響する。

マレーシア、ミャンマーの人はどうもなじめない。

5月に観光ビザを取りにラオスに行ったが、ラオス人も不親切な
人、感じの悪い人が目立った。

ラオスはノービザ滞在が認められるようになり、長期滞在の
次の候補かなとも思っていたが、インフラの未整備もあり、
長く居たいとは思われない場所であった。

ということで、
戻って来たときに心の安らぎが感じられなくなるまでは、
日本とチェンマイの往復が続くかなと思っている。

25年ぶりに再会

2007-11-05 13:41:12 | Weblog
偶然にもその実家が見つかった米子のKさんと連絡を取り、昨日再会した。

Kさんとは東京世田谷の学習塾でアルバイトをしたときに知り合ったのだが、
やはり同じ学習塾でアルバイトをし今でも親交があるというNさんに声を
かけてくれ、3人で会うことになった。

Kさんは大学卒業後は大手広告会社に就職したが、Nさんは学習塾での
アルバイトがそのまま本職になり、同じ世田谷で仲間と学習塾を経営している
という。
大学は中退したそうだ。

待ち合せ場所は、東京千駄ヶ谷の将棋会館。

3人とも将棋が好きで、アルバイトの前や終わったあとによく将棋を指した。
私もNさんも社会人となってからはあまり将棋を指すこともなくなったが、
Kさんはいまでもよく指すという。

3人のなかでは一番弱かったKさん、昔のリベンジのつもりで将棋会館の道場
での再会を提案したのであった。

その将棋の勝負であるが、結果は返り討ちとなり、Kさんは私には全敗、
Nさんにも負け越した。
Kさん曰く、「昔の序列そのままだな」。

将棋というゲーム、20歳ぐらいまでに強くなったあとは、その後努力しても
あまり上達しないようである。
たぶん、脳の発達過程と深くかかわっているのだろう。(素人考えだが)

Kさんは、泣く子も黙る天下の東大法学部(文科一類)に現役で入った
大秀才である。

その秀才が、一時期はプロにも習い、定期的に将棋を指していながら
私やNさんに勝てない。

それは、たぶん語学や音楽の習得と同じく、脳の発達過程に関わっているから
だろうなと思うのである。

将棋のあとは軽く一杯。
話しをしていると、すっかり忘れていたことが蘇ってくる。
楽しいひとときであった。