Hiro*のStarlight Note

デジタル天体写真初心者の奮闘を綴る備忘録です
2013年春ポタ赤で再発し14年秋オートガイド導入、装備だけ完全再発!

ε130Dのその後

2017年10月11日 | 機材備品・撮影技法など
購入して3年経つε130DはEOS6Dのflatに困っていて、この1月には迷光現象もあってしばらくの間放置していました。
恥ずかしい話し、使い手の技量が足りないだけのことですが、物にしないといけません。
昨夜は月の出までの2時間ですが運よく晴れそうなので、久し振りに休息で鈍った感を取り戻すためもあり星友yさんを誘って宇根山へプチ遠征してみました。

1月の迷光写真はこれです。縦構図で2対象を撮りましたが同じように発生していました。横位置を試す。カメラのファインダーを遮光するなど試すつもりでした。


そして今回の写真(縦構図と横構図)
   
今回、迷光の発生はありません!原因は判りませんが 結果オーライ。遮光のテストは行いませんでした。

現地で見る生の画像はご覧のように周辺減光やミラーボックスのケラレが顕著です。
そして遠征は短い時間の撮影を楽しんで終了しました。

帰宅後、これを平坦にするための新フラット(2.5秒露出の60コマで縦用と横用を作成)で検証しました。実は昨年末に作っていた、新と言えないフラットです(笑)。
モニターでグレー色の光源を作って夜間に室内で撮影作業を行ったものです。

DNGで書き戻しRAP2の一括処理で撮影時のダークと今回の新フラットにて処理をし、CamwraRawにて現像した結果が次の写真です。

あちゃ~構図は失敗です。縦のものを横にしただけ。ガーネットスターが外れてしまいました。見事に構図のセンターを外しています。
しかし、フレーム全体がフラットです。周辺減光やミラーボックスのケラレは解消されて実に気持ちの良いライト画像が出来ましたやっとこさたどり着いたライト画像です。
月も時期に出てきますしASASSN彗星もついでに撮りたいので露出は30分で終了しましたが、目的の検証が叶いました。

この冬はε130D 430mm F3.3 + EOS6D SEO SP4の組合せの出番が増えそうです。εの鋭い星像がいい感じです。この画角を活かせる対象を狙いたいと思います。

(長辺1920)

2017.10.10 20:08~撮影  撮影地:uneyama 光学系:ε130D 430mm F3.3 + EOS6D SEO SP4
露出:3分×11コマ(33分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + QHY5L-Ⅱ PHDガイディング






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2 コメント

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こんばんは (yotoumushi555)
2017-10-11 20:55:35
迷光問題解決、適合フラット完成おめでとうございます。
イプシロンの鋭象すばらしいですね!自分も欲しくなりますが財布がゆるしません。
イマイチの空ででしたが、今度はもっときれいな空で撮りたいでね。
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yotoumushi555さんへ (hiro-2415)
2017-10-11 21:22:23
フラットは解ってしまえば何てことありませんが、それが大変でした。やっとでしたね。しばらくイプシロンで撮ってみたくなりました。
是非、光害の少ない県北へ行きましょう。
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