Hiro*のStarlight Note

デジタル天体写真初心者の奮闘を綴る備忘録です
2013年春ポタ赤で再発し14年秋オートガイド導入、装備だけ完全再発!

良いこともあります

2017年10月27日 | 機材備品・撮影技法など
10月の遠征は新月の一番良い頃が長雨で、諦めかけていましたが、昨夜は月没が22時過ぎで2時間後に曇りの予報を押して決行しました。
メインの課題は、ε130D+6Dで2時間一対象でいいから撮影をすることです。
併せて念願であった冬季に備えての対策。無線LANにて車内より望遠鏡に設置したメインパソコンを操作するテストです。

そんな事もあり、月没22時過ぎなのに、18時には現地に入り準備、月明かりの中、設営し車内から撮影対象の導入~撮影と撮影状況の確認をやってみました。
助手席に置いたモニター用PC



無線LAN環境の構築と無料ソフトのチームビュワーによるディスクトップリモートは星友yさんの旧ブログブログ夜盗虫の写真帳の記事「天体写真撮影のリモートコントロールその2」の物まねですが、右往左往の末に何とかできました。
やあ~、うまく行きました。車内でぬくぬくと殆んどの作業が出来ちゃいます。冷え込む冬空の下、防寒着姿で座り込み、接眼レンズのガイド星を覗きながらコントローラーをカチカチと叩いてガイドしていた頃が嘘のようです。

試運転の為、月明かりの中で撮影した5対象、試しに2対象を処理してみました。


らせん状星雲 NGC7293 は見掛け上、視直径は大きく15'×12'(月の約半分)惑星状星雲では群を抜きますが、ε130Dの430mmにEOS6DEOS6Dでは真ん中にちょびっとです。約4倍にトリミングしてこれです。
光度:は6.5等、上弦の月がありましたが月没40分前からの撮影、30分(3m×10コマ)でした。


以前から気になっていたペガスス座にある銀河群、渦巻銀河NGC 7331とステファンの五つ子銀河。視直径は10.5'×3.7'で視等級は-10.4等級。やはり、ちっちゃ! 最低でも1,000mmの焦点距離が欲しいところです。
月没の約70分まえから24分(3m×8コマ)の撮影。らせん状星雲と同様に約4倍にトリミングしています。

月没後の後半は本チャンの撮影です。予報の雲が・・・・次回。







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2 コメント

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こんばんは (yotoumushi555)
2017-10-28 20:44:10
先ずは無線ラン接続おめでとうございます。
凍てつく中十時線上のガイド星を追いかけ、赤道儀を必死で操作していたころのことが夢のようです。
次はステラショットを導入(特に写真からの位置修正機能がすばらしい)してさらに楽がしたいですね。
まあ、お互い歳ですから出来るだけ楽をしましょう。
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yotoumushi555さんへ (hiro-2415)
2017-10-28 22:34:42
コメントありがとうございます。
お陰様でらくちんの撮影環境が出来上がりました、ありがとうございます。次回の撮影が楽しみで仕方ありません。
露出時間が長くなれば課題も発生しますが、体力てきな負担への恩恵は大きいと思います。
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