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★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「華麗なる恋の舞台で」

2007-02-21 03:38:11 | 映画(か行)
<2007/A36/S19>
2004年アカデミー賞主演女優賞にノミネートされてた作品。
主演はアネット・ベニング
何度か予告編見て、気になってたので。
原作はサマセット・モームの「舞台」・・・なんか聞いたことのある人。
原題は「BEING JULIA」。
2004年製作の女優系ロマンチック・コメディ、104分もの。

あらすじ
時は1938年、ロンドン。
舞台女優のジュリアは、人気の絶頂にあり、趙多忙な毎日・・。
ヘロヘロに疲れ果てた彼女は・・・
夫であり舞台監督でもあるマイケル(ジェレミー・アイアンズ)に休養を申し出る・・・。
そんな時、アメリカ人青年「T・O・M」に出会う・・
年の差は親子ほどあるし、貧乏だし・・でも、彼女の熱烈なファン・・・
そんなこんなで、たちまち恋に落ちるジュリアなのだった・・・

ここからネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
旦那も金持ちパトロンもいるのに・・・
ホント贅沢な女優さん・・・若いツバメにお熱を上げて、元気復活っ。
休養するはずが、舞台継続・・・。
貢いだり、お部屋に通ったり・・・お肌のツヤも良く見えます。
夫には内緒なので、知らんぷりして、別荘休暇にも同行させて・・・
しかし、若い男は若いネエチャンが好きなのは、世の常。
別荘では、同年代のジュリアの息子と遊びに行っちゃったり・・・
新人女優と親密そうに・・・
いい年して嫉妬の嵐・・・
うざい女からは男は手を引くものです・・よねっ。
でも、恋する彼の頼み・・・その新人女優エイヴィスの舞台出演の依頼。
メラメラしながら、エイヴィスの起用を夫に進言。
失意のまま・・・故郷に里帰り・・・
優しいパトロンと抱き合うが・・・この男、ゲイだった。
まっそんな事もあり、ロンドンに戻り、舞台稽古に・・・。
なかなか上手い新人女優・・・夫も絶賛・・・
ジュリアも負けじと、エイヴィスをホメ殺し・・・
ところで、別荘のところで登場してきたジュリアの息子。
純情そうで、しかも根が素直・・・
母とトムの関係も知ってたし、父とエイヴィスの関係まで暴露・・・
こりゃ一大事・・・とんでもない舞台が開演になるゾーー。
いざ開演・・・
エイヴィスが中心になって喋るセリフのところで、
ジュリアが暴走・・・完全アドリブ・・・
自分からTOMを奪った事や、夫と関係があることとかを、
セリフの端々にちりばめ、エイヴィスを罵倒・・・
事実を知らない観客は、そのイキイキとしたジュリアの演技に大拍手・・・
舞台が成功すれば、何でもアリアリのオッケー。
冷え切っていた夫マイケルと抱き合い、お互いを認め合う2人なのでした。。。
・・・こーんな感じのお話だったかなっ。

女優さんのプライベートって、こんなにハデなの???と思ってしまうけど、
芸能界はドロドロ・・・なのねっ。
息子は初体験を恥ずかしそうに母親に告ってたのとは対照的に。
ところで、話の端々に登場する彼女の恩師ジミー(マイケル・ガンボン)。
彼女に演劇とは何ぞや・・・を叩き込んだ劇場の主みたいな人。
既に他界してて、幽霊?として、彼女の心情にアドバイス。
印象に残るのは、「女優は舞台の上が現実世界だ」みたいなコトバ。
まっ、その天の声?を実践して、
この作品のキャッチコピー「女であること、恋をすること、私であること」を実感した主人公なのでした。

主演のアネット・ベニング・・上手いっ。
女優が女優の役をやってるんだけど、
若い子にお熱を上げたり・・
嫉妬したり、やつれたり・・・
ホント、人生は忙しい・・・を快演してました。
オスカーは逃したけど、ゴールデン・グローブ賞の主演女優賞は獲得してるから大したもんです。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
ドロドロした芸能界を見せているといえば・・・「ドリームガールズ」もドロドロしてます。
イギリスの舞台劇・・といえば、ジョニー・デップの「リバティーン」も・・・
かなり異色な舞台劇なんですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

という事で今回は
どんでん返し度・・・
女は怖い・・というべきか、
女優は怖い・・・というべきか。
ラストはすっきりさせてはくれますが、結果オーライな業界なんですね。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBありがとうございました (kyoko)
2007-03-01 22:38:22
またまた、TBありがとうございました。
ラストにジュリアがレストランでビールを頼み「ふ~バカバカしい…」と呟く。。。。
あれでジュリアがスゴク可愛い女性だと解って、見ている側も爽快な気分になりますよね。
ところで「リトル・ミス・サンシャイン」のおじいちゃん…アカデミーの助演男優賞!
良かったです。
また、寄らせて頂きます。
返信する
こんばんは♪ (nyanco)
2007-04-30 19:20:36
ひらりんさん、こんばんは♪
早速TBありがとうございました。
この映画のアネット・ベニング本当に上手かったですね。
TOMが他の女性を好きになったあたりから物語はがぜん面白くなったような気がします。
クライマックスの舞台劇はちょっと可哀想と思いつつも、見事な復讐劇は爽快な気分になりました!
ラスト、レストランで一人ビールを飲むジュリアはとても格好良かったです。
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