
<T843/2008/A148/S091>
今週の平日休みはラゾーナ川崎の「109シネマズ川崎」でこの作品。
ショーン・ペン監督作品で、
「スピード・レーサー」に主演のエミール・ハーシュがまたまた主演。
実話ものらしいけど、アラスカ・・って、見るからに寒そう。
原題も「INTO THE WILD」=原作本は「荒野へ」。
2007年製作の実話系青春・放浪ドラマ、148分もの。
あらすじ・・・今回はAllcinemaさんより引用させてもらいました。
1990年夏、ジョージア州の大学を優秀な成績で卒業した22歳の青年、クリス・マッカンドレス(エミール・ハーシュ)。卒業祝いに新車を買ってあげるという両親の申し出をあっさり断った彼は、通帳にあった預金全額を慈善団体に寄付し、家族に何も告げることなく、文字どおり無一文でアラスカへ向けて旅に出る。道中、様々な出会いと経験を重ねるクリス。サウスダコタでは彼の無鉄砲を諫めてくれる陽気な兄貴分ウェイン(ヴィンス・ヴォーン)と親交を深め、スラブスではヒッピーなどアウトサイダーたちが集うコミューンに身を寄せ、そこで美しい少女トレイシーと出会う。彼女はクリスに好意を抱き、クリスにも恋心が芽生えたかに思われたが…。一方その頃、残された家族は音信不通の息子の身を案じ、祈る思いで彼の帰りを待つのだったが…。
ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
1.アメリカの株式市場がリーマン・ブラザースの破綻で「ワイルド・マンデー」になった翌日に鑑賞。
まさにイントゥ・ザ・ワイルドに突入のアメリカ経済ってとこかなっ。
2.ところで主人公クリスは、学業優秀だけど、家庭崩壊気味の長男・・・
両親の離婚危機&親父には隠し子?
裕福だけども、偽りの家族を演じてたのね。
3.大学卒業までは我慢してたけど、金も名誉もカードも捨てて・・・
自分探し??いや、人間の心理追求の旅に・・・。

4.その旅には、いろんな出来事が・・・
砂漠で鉄砲水に遭い、ボロ車がお釈迦になったり・・・
カヤックで無許可激流下りして、パトロールに追っかけられたり・・・
しかし、主人公のクリス・・・頭もイイけど、
あんな急流くだりができるなんて、すっごく運動神経も良かったのね。

5.そして、人との出会いは優しい・・・
スッポンポン娘と川遊びをしてた男は、
やっぱりメキシコ女は最高だから、南へ行けとアドバイス・・・
そのとおりメキシコに行っちゃったクリス。
6.農場経営者で不法無線傍受で捕まってたのはヴィンス・ヴォーン。
なかなかイイ兄貴ぶりを発揮してたが、もっと「フラット・パック」的な働きを期待したいところ。
7.ヒッピーのカップル(レイニー&ジャン)に親切にしてもらったが、
実はジャン(キャサリン・キーナー)には失踪した息子がいて、
クリスを我が子と重ねていたのね。

8.そこで出会ったトレイシー(クリステン・スチュワート)は可愛かったなぁ。
年齢詐称で実年齢が16才とバレて、クリスは淫行せずに済んだが・・・
クリスをベッドに誘う仕草はイロっぽかったね。

9.そして最後に出会った退役軍人の老人ロン(ハル・ホルブルック)・・・
妻子を亡くし、独り皮職人をしてひっそり暮らしていたが、探求心の強いクリスに興味・・・
家に泊めてあげるうちに、気心が知れ、別れ際に養子になってくれと頼む・・・けど、
クリスは旅を続けるのね。
10.そして巡り巡って到着したアラスカの地・・・
運良く、寝泊りに最適な乗り捨てられたバスを発見・・・
最初のうちは狩りも上手くいかず、見る見る間にウエストが細くなっていくが・・・
さすが学力優秀青年・・・入念に計画を練ってたので、徐々に自然生活に慣れてくのね。
しかし、ライフルでおっきい動物を仕留めても、丸々1人じゃ食べられないのね。
上手く切り分けて、上手く保存しとかなくちゃ、すぐに腐っちゃう。
うーーーん、自然はきびしーーーーい。
野性の熊が近寄ってきても、死んだフリしちゃいけません。
何もせず、じっとその場を立ち去るのを待つのみーーー。
きゃーーー、自然はこわーーーーーい。
何発、銃弾持ってったかは知らないけど、たしか、バスに住み着いて9週間目くらいで・・・
獲物がいなくなって、食糧不足に陥る・・・腹減ったーーー。
クリスは事あるごとに、日記を書いてたけど、この頃から、
lonely・・・lonely・・・と、孤独感を感じるようになるのね。
そして、植物図鑑を見ながら探した食用草・・・
間違って毒のある草食べちゃって、衰弱、、、
クリスがこの地で探求できた事は、
幸せ・・って、誰かとわかちあうことが大切・・・って事。
大自然の孤独の生活は、その事を彼に教えてくれたのね。
とまあ、こんなお話。
実話なので、主人公が死んじゃって終わってるのね。
主演のエミール・ハーシュ・・・前回の「スピード・レーサー」はキレイどころの青年だったけど、
今回は自然にドップリ浸かって、彼自身がワイルドだったね。
そしてこの映画の特徴は脇役がいい味出してるところ。
ハル・ホルブルックじいさんは、山登りさせられた甲斐があって、

オスカーの助演男優賞にノミネートされてたね。
ここまでネタバレ注意↑
ひらりん的この映画の関連作は・・・
「イントゥ・ザ~」ものは・・・
ジェシカ・アルバちゃんの「イントゥ・ザ・ブルー」
スティーヴン・セガールの「イントゥ・ザ・サン」

クリステン・スチュワートは、「ザスーラ」に出てました。

という事で今回は・・・
ワイル度・・・



旅の先々での人との出会いによって、充分人間の幸せを感じられたのに・・・
極寒の荒野に赴いて孤独を噛みしめてからじゃないと、
その幸せは実感出来なかったのね。
●文末にブログランキングの宣伝を・・・・・・・・・・・
最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
この映画を見てひらりん同様「さすがにショーン・ペンの作品は渋いなーー」 と思ったあなた・・・
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今週の平日休みはラゾーナ川崎の「109シネマズ川崎」でこの作品。
ショーン・ペン監督作品で、

「スピード・レーサー」に主演のエミール・ハーシュがまたまた主演。
実話ものらしいけど、アラスカ・・って、見るからに寒そう。
原題も「INTO THE WILD」=原作本は「荒野へ」。
2007年製作の実話系青春・放浪ドラマ、148分もの。
あらすじ・・・今回はAllcinemaさんより引用させてもらいました。
1990年夏、ジョージア州の大学を優秀な成績で卒業した22歳の青年、クリス・マッカンドレス(エミール・ハーシュ)。卒業祝いに新車を買ってあげるという両親の申し出をあっさり断った彼は、通帳にあった預金全額を慈善団体に寄付し、家族に何も告げることなく、文字どおり無一文でアラスカへ向けて旅に出る。道中、様々な出会いと経験を重ねるクリス。サウスダコタでは彼の無鉄砲を諫めてくれる陽気な兄貴分ウェイン(ヴィンス・ヴォーン)と親交を深め、スラブスではヒッピーなどアウトサイダーたちが集うコミューンに身を寄せ、そこで美しい少女トレイシーと出会う。彼女はクリスに好意を抱き、クリスにも恋心が芽生えたかに思われたが…。一方その頃、残された家族は音信不通の息子の身を案じ、祈る思いで彼の帰りを待つのだったが…。
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まさにイントゥ・ザ・ワイルドに突入のアメリカ経済ってとこかなっ。
2.ところで主人公クリスは、学業優秀だけど、家庭崩壊気味の長男・・・
両親の離婚危機&親父には隠し子?
裕福だけども、偽りの家族を演じてたのね。
3.大学卒業までは我慢してたけど、金も名誉もカードも捨てて・・・
自分探し??いや、人間の心理追求の旅に・・・。

4.その旅には、いろんな出来事が・・・
砂漠で鉄砲水に遭い、ボロ車がお釈迦になったり・・・
カヤックで無許可激流下りして、パトロールに追っかけられたり・・・
しかし、主人公のクリス・・・頭もイイけど、
あんな急流くだりができるなんて、すっごく運動神経も良かったのね。

5.そして、人との出会いは優しい・・・
スッポンポン娘と川遊びをしてた男は、
やっぱりメキシコ女は最高だから、南へ行けとアドバイス・・・
そのとおりメキシコに行っちゃったクリス。
6.農場経営者で不法無線傍受で捕まってたのはヴィンス・ヴォーン。
なかなかイイ兄貴ぶりを発揮してたが、もっと「フラット・パック」的な働きを期待したいところ。
7.ヒッピーのカップル(レイニー&ジャン)に親切にしてもらったが、
実はジャン(キャサリン・キーナー)には失踪した息子がいて、
クリスを我が子と重ねていたのね。

8.そこで出会ったトレイシー(クリステン・スチュワート)は可愛かったなぁ。
年齢詐称で実年齢が16才とバレて、クリスは淫行せずに済んだが・・・
クリスをベッドに誘う仕草はイロっぽかったね。

9.そして最後に出会った退役軍人の老人ロン(ハル・ホルブルック)・・・
妻子を亡くし、独り皮職人をしてひっそり暮らしていたが、探求心の強いクリスに興味・・・
家に泊めてあげるうちに、気心が知れ、別れ際に養子になってくれと頼む・・・けど、
クリスは旅を続けるのね。
10.そして巡り巡って到着したアラスカの地・・・

運良く、寝泊りに最適な乗り捨てられたバスを発見・・・
最初のうちは狩りも上手くいかず、見る見る間にウエストが細くなっていくが・・・
さすが学力優秀青年・・・入念に計画を練ってたので、徐々に自然生活に慣れてくのね。
しかし、ライフルでおっきい動物を仕留めても、丸々1人じゃ食べられないのね。
上手く切り分けて、上手く保存しとかなくちゃ、すぐに腐っちゃう。
うーーーん、自然はきびしーーーーい。
野性の熊が近寄ってきても、死んだフリしちゃいけません。
何もせず、じっとその場を立ち去るのを待つのみーーー。
きゃーーー、自然はこわーーーーーい。
何発、銃弾持ってったかは知らないけど、たしか、バスに住み着いて9週間目くらいで・・・
獲物がいなくなって、食糧不足に陥る・・・腹減ったーーー。
クリスは事あるごとに、日記を書いてたけど、この頃から、
lonely・・・lonely・・・と、孤独感を感じるようになるのね。
そして、植物図鑑を見ながら探した食用草・・・
間違って毒のある草食べちゃって、衰弱、、、
クリスがこの地で探求できた事は、
幸せ・・って、誰かとわかちあうことが大切・・・って事。
大自然の孤独の生活は、その事を彼に教えてくれたのね。
とまあ、こんなお話。
実話なので、主人公が死んじゃって終わってるのね。
主演のエミール・ハーシュ・・・前回の「スピード・レーサー」はキレイどころの青年だったけど、
今回は自然にドップリ浸かって、彼自身がワイルドだったね。
そしてこの映画の特徴は脇役がいい味出してるところ。
ハル・ホルブルックじいさんは、山登りさせられた甲斐があって、

オスカーの助演男優賞にノミネートされてたね。

ここまでネタバレ注意↑
ひらりん的この映画の関連作は・・・
「イントゥ・ザ~」ものは・・・
ジェシカ・アルバちゃんの「イントゥ・ザ・ブルー」
スティーヴン・セガールの「イントゥ・ザ・サン」


クリステン・スチュワートは、「ザスーラ」に出てました。

という事で今回は・・・
ワイル度・・・




旅の先々での人との出会いによって、充分人間の幸せを感じられたのに・・・
極寒の荒野に赴いて孤独を噛みしめてからじゃないと、
その幸せは実感出来なかったのね。
●文末にブログランキングの宣伝を・・・・・・・・・・・
最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
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「トワイライト」のベラですよね~?
いや~、トワイライトよりこっちのほうが
魅力的でかわいかったです~。
一人になって気がつく真理って
結局は
誰かと分かち合う人生こそがええんやって
ことだったんじゃないんですかね~・・・。
自分ひとりの身で、何も持たずに
生活してみてやっぱり誰かといたいってとこへ
たどりつくのは
それまでに出会った多くのひとが
彼を少しずつ変えていってくれたからだとも
思うのですがそれにしても・・・。
もったいないという言い方は変ですが
なんか悔しいです。そんな終わり方って・・・。