★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

「ライフ・イズ・ミラクル」

2006-09-19 03:38:58 | 映画(ら行)
旧ユーゴスラビアのボスニア紛争時のお話。
どんな奇跡(ミラクル)が起きるのか???
ちょっと興味がわいたのでDVDで見てみることに・・・。
2004年製作のロマンティック・コメディ、154分もの。

あらすじ以下ネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
内戦がいつ勃発してもおかしくないご時世・・・主人公の男は鉄道技師。
片田舎に暮らし、模型を作っては、のんびり・・
しかし、歌手だった妻は不満・・・
息子はサッカー選手になるため、都会へ行きたい・・・なんて家族関係。
実に変人ぞろいの家族・・です。
それにしても、この地方の鉄道は、日本人には????マーク。
なにしろ、線路を人力トロッコみたいなのを漕いで進む人もいれば・・・
滑車が付いてる車が線路の上を走ったり・・・アンビリーバボー。
話は・・・
そんなある時、プロ選手になる目前に、息子に召集令状が・・・
出征祝いのパーティーで、妻が別の男と駆け落ち・・・
もう散々な主人公・・・
内戦勃発して、田舎にも爆弾が乱れ飛ぶようになってきて・・・
息子が敵方の捕虜になったとの知らせ・・・
その後、村では敵方の看護婦を捕まえたので、捕虜になった息子の交換要員にする事に・・・。
でもって、主人公の家に囲う事に・・・
まっ、ちょっと不自然な設定だけど・・・
一応勘違いで、金持ち一家の令嬢だから、交換要員に・・って事だったけど。
まぁ、ベッピンさんなので、主人公は彼女に好意を持ちはじめ・・・
でもホントは貧しい家の出だと判って、追い出したり・・・
でも、本気になっちゃう2人・・・
妻が戻ってきても関係ありませーーーん。
このまま2人で駆け落ち・・・ってところで、
自警団みたいな連中に彼女が狙撃されちゃう・・・
死にそうなところを、必死におぶったり、ソリに乗せたりして、
やっとの事で軍の病院に運び込めたぁ。
死なずにすんだ彼女の運命は・・・
国連の監視団による、捕虜の交換要員に・・・
って事で、自分の息子と交換で敵方に引き渡された彼女・・・。
オーーーマイ・ゴット状態の主人公。
鉄道技師のくせして、列車に轢かれて死んでやるーーーー・・・って決意。
でも、彼の横たわった手前で、自殺願望のロバが線路の上で立ち往生。
彼は死ねずに・・・
あの彼女とミラクル再会・・・ハッピーエンドで終わりましたっ・・・ってとこかな。

この映画の一番の演技はロバ。
最初のうちから、何かというと線路の上で立ち止まって、死のうとしてるロバ。
このロバも失恋して、この世に未練はないらしい・・・
目にはうっすら涙さえ・・・
もしかして、このロバが死ななかったのがミラクルだったのかなっ。

旧ユーゴはヨーロッパの火種・・といわれてる、人種・宗教が入り交ざってる所。
今は、人種ごとに国がいくつにも分かれたようだけど・・・
1992年当時は、ホント入り交ざって暮らしていたよう。
なに人となに人が、どういがみ合ってたのか知らないので、イマイチ戦争の実感がわかなかったね。
実際そこにいた人たちの多くが、実感なく戦中下を生きていたようにも思えました。
戦争なんて、実権握ってる権力者のエゴみたいなもんでしょうから。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
ニコール・キッドマン主演の「ピース・メーカー」・・・この国の人がえらい事しでかします。

という事で今回は
奇跡度・・・
ロバが活躍したところを見たのは、
ロンパールームのロバ君以来です・・・って、ずいぶん古いお話っ。

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1 コメント

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TBありがとうございました♪ (メル)
2006-09-26 06:55:27
なんだかハチャメチャでしたが(^^;;)

旧ユーゴ出身の監督としては、内戦を暗く重いものだけとして描きたくなかったのかも・・ですね。



そうそう、ロバはとても重要な役どころでしたよね(^^ゞ

その他の動物さんたちも、みんなある意味人間みたいで、そこが楽しめたかな・・と言う感じでした♪



TB本当にありがとうございました♪

こちらからもさせていただきましたm(_ _)m
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