★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

「笑の大学」

2005-10-06 03:38:37 | 映画(わ行)
SMAPの稲垣吾郎役所広司が主演。
原作・脚本が三谷幸喜で面白そっ。
2004年製作のコメディ・ドラマ、121分もの。

あらすじ以下ネタバレ注意↓
(反転モード・・左クリックのままマウスを動かしてね)
戦争の足音が聞こえてきそうな昭和15年・・・
浅草に舞台がある劇団「笑の大学」の座付き作家の椿一(つばき はじめ)。
国威高揚の妨げになる娯楽の検閲を受けるため警察へ。
そこには、一度も笑ったことがない厳格な検閲官・向坂(さきさか)がいた。
そんな向坂、お笑い一筋の作家の椿の作品を読んで・・・
なんとか笑いを排除しようと無理な注文を出し、追い返す。
何日も、何日も・・・早く許可をもらわないと上演日に間にあわなーい。
ロミオとジュリエットのパロディを日本モノにしろ・・・って注文に、
寛一・お宮の「金色夜叉」風に仕立てたり・・・
劇中に、「お国のために・・」のセリフを入れろ・・・って注文に、
お宮の母の名前を「おくに」にしたり・・・
「お国のために」を「お肉のために」ともじったり・・・
劇中に警察官を登場させろ・・って注文に、
向坂を部屋中走らせながらセリフを考えさせたり・・・
何だかんだいって、向坂の注文をこなしていくうちに・・・
どんどん面白おかしくなっていく作品。
しかし、最後の注文は・・・
笑いのない作品にして持って来い・・・というモノ。
それでも椿が持ってきたのは・・・
向坂が83回も笑ってしまった・・・という傑作になっていたっ。
そこまでして笑いに懸ける青年に遂に、許可のハンコを押す事に・・・
しかし、椿には召集令状・・いわゆる赤紙が届いていたのだ。
上演予定日前に出征してしまう椿に・・・
お肉・・いや、お国のために死んで来い・・・というべき立場の向坂が、
必ず帰って来い・・・と椿に叫ぶ。

椿(吾郎ちゃん)と向坂(役所広司)の二人芝居のよう。
もともと舞台演劇用の原作らしいんでホントお金かかってないねっ。
取調室での向坂の厳しーーーいお言葉にビビリながらも粘る椿。
緊迫感ありーーーの、お笑いありーーーの、よゐこの相方は有野っ。
「こりゃまったっ、さるまた失礼しましたっ」ってセリフは、
劇団「笑の大学」の座長のお気に入りのセリフ・・・でしたねっ。
ここまでネタバレ注意↑

時代的に吾郎ちゃんの茶髪にはちょっと違和感アッタね。
役所さんが時折、宇梶 剛士に見えたのはひらりんだけかなっ。

という事で今回は
爆笑度・・・★★★☆
これは三谷幸喜の脚本勝ちだねっ。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBありがとう (ユカリーヌ(月影の舞))
2005-10-11 16:58:06
こちらからもさせてもらいました。



確かに吾郎ちゃんはあの時代の人って

感じはしないかも。

でも、やはり脚本のうまさで、楽しめましたね。

返信する
TB感謝です。 (Athena)
2006-04-17 04:24:00
こんばんは。

TBありがとうございました。

そういえば、ゴロちゃん茶髪でしたね(笑)

私は、クールな役柄より、こういう役を演じてる彼の

方が好きかも・・・なんて思いながら見てました。

返信する

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