★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「英国王のスピーチ」

2011-03-02 02:32:29 | 映画(あ行)
<T1303/2011/A023/S014>


今週の平日休みはファーストデーで映画1本1000円の日。
その2本目です。
先日オスカーで作品賞・主演男優賞・監督賞・脚本賞の4冠を達成した作品。
原題も「THE KING'S SPEECH」
2010年製作の皇室系伝記、118分もの。

あらすじ・・・今回はMovieWalkerさんから引用させてもらいました。
ジョージ6 世(コリン・ファース)は、幼い頃から吃音というコンプレックスを抱えていたため、英国王ジョージ5世(マイケル・ガンボン)の次男という華々しい生い立ちでありながら、人前に出ることを嫌う内気な性格となり、いつも自分に自信が持てないでいた。厳格な父はそんな息子を許さず、様々な式典のスピーチを容赦なく命じる。ジョージは妻のエリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)に付き添われて、何人もの言語聴覚士を訪ねるが一向に改善しない。ある日、エリザベスはスピーチ矯正の専門家・ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)のもとへ夫を連れていく。ライオネルは、診察室では私たちは平等だと宣言、王太子を愛称で呼び、ヘビースモーカーのジョージに禁煙させる。さらに、大音量の音楽が流れるヘッドホンをつけ、シェイクスピアを朗読するという奇妙な実験を行うが、ジョージはこの治療は自分には合わないと告げ、足早に立ち去ってしまう。だがクリスマス放送のスピーチがまたしても失敗に終わったジョージは、ライオネルに渡された朗読の録音レコードを聞いて驚く。音楽で聞こえなかった自分の声が一度もつまることなく滑らかなのだ。再びライオネルを訪ねたジョージは、その日から彼の指導のもとユニークなレッスンに励むのだった。1936 年、ジョージ5世が亡くなり長男のエドワード8 世(ガイ・ピアース)が即位する。そんな中、かねてからアメリカ人で離婚暦のあるウォリス・シンプソンと交際していたエドワードが王位か恋かの選択を迫られる。彼は恋を選び、ジョージは望まぬ座に就くが、大切な王位継承評議会のスピーチで大失敗。だがジョージはライオネルの助けを借り、戴冠式のスピーチは成功に終わる。しかし、本当の王になるための真の試練はこれからだった。ヒトラーの率いるナチスドイツとの開戦直前、不安に揺れる国民は王の言葉を待ち望んでいた。王は国民の心をひとつにするため、世紀のスピーチに挑む……。



ココからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
●皇室育ちでカンシャク持ちのお坊ちゃまな主人公。
小さい頃から左利きの癖やX脚の矯正などで苦労し、兄に苛められていたらしい。
●それも原因らしい吃音の矯正方法が、ユニークだった豪州出身のライオネル。
●一種の民間療法なので、司教やらに煙たがられたりするけど・・・
下ネタ連発で喋らせたり、リズムをつけて喋らせたり・・・少しずつ効果が出てきてたね。
●それにしても、兄貴が王位より恋を選んで退位しちゃってたとは知らなかった。
●ヘレナ・ボナム=カーター演じる妻の名前がエリザベスだとは、劇中では気づかなかった。
娘はエリザベスとマーガレットと分かったけど。
●ヒトラーの演説上手にびぴったり、
外相だったチャーチルの無愛想な助言に耳を傾けたり・・・
最後はライオネルとの二人三脚で見事国民に感動を与えるラジオスピーチを成功させる国王。

★ジョージ6世と王妃エリザベスは、第二次大戦中、戦火のロンドンを離れることなく、
国民の支えとして、何度もスピーチをしたそう。
★劇中に禁煙させられたジョージ6世・・・戦後の1952年、56歳で死去。
死因は肺がん。
★コリン・ファースが主演男優賞に輝いたけど、本作のポイントは助演の二人。
☆妻として献身的に支える役のヘレナ・ボナム=カーターは、久しぶりに見る、普通な役。
こんな普通の役も普通以上に出来ちゃうところが凄い。
さすが上流階級の出身。
☆無資格診療?いや、民間療法で言語障害をカウンセリングしてきた役者志望の中年男役・・・
ジェフリー・ラッシュも元々豪州出身だったのね。
しかし、オスカーでは常連。今回も受賞してもおかしくない程の演技だったのでは。

ここまでネタバレ注意↑

ということで今回は・・・
イングラン度・・・
伝記映画って平凡になりがちだけど、
王室ものといえども、容赦なく脚色してるところが良かったね。


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