「LOVERS」

チャン・ツィイー、金城武、アンディ・ラウの共演。
↑彼女、いいってよく言われてるけど、注目して見たことなかったんです。
「お蔵入りしそうな作品リスト」には彼女の「初恋のきた道」が入ってるけど・・・無論未見。
だから楽しみな作品です。
２００４年度製作、１２０分もの、アクション・ラブ・時代劇。

あらすじ
９世紀中頃の中国。
それまで栄華を誇った唐王朝は衰退の道を歩んでいた・・。
世間では「飛刀門」なる反乱勢力が拡大しつつあった。
王朝側は鎮圧のため、飛刀門の頭目(リーダー)と捕まえるように捕史のリウ(Aラウ)とジン(金城)に命じる。
遊郭の盲目の踊り子シャオメイ(Cツィイー)が怪しいとにらむリウ。
色男ジンを遣わし、首尾よく捕まえる。
彼女を使ってアジトを探ろうとするが・・・

以下ネタバレ注意↓(反転モード)
ここからひっかけ・ひっかけの連続。
シャオメイは頭目の娘のはずが、実は単なる女戦闘員。
風に吹かれてるような生き方(風流人)のジンはマジでシャオメイがスキになる。
マジになるなよ・・・と注意してたリウは実は飛刀門の一味だった。
しかもシャオメイがスキだった。
三角関係なのだった。
こういう一味の掟は厳しーーーーっ。
裏切り者は愛するものでも殺すっ。
でも、なかなか死なない。
飛刀門のナイフは刺しても、抜かない限り、血が噴き出さないから死なないらしい???
結局、男同士の決闘に・・・
色鮮やかな風景がいつの間にか吹雪に変わる。
最後、シャオメイが自らリウに刺されたナイフを抜き取りナイフを投げ返す・・・
そして息絶える。
なぜジンを選んだのか・・・
風のように、自由に生きたかったから・・・。

チャン・ツィイーは表情豊かで良かった。
さすが、アジアを代表する女優・・・といわれるだけあるよ。
チャン・イーモウ監督の作品は「ＨＥＲＯ」も見たけど、こっちのほうが面白かった。
どちらも色使いが独特で、これが中国かっ・・・って思っちゃうけど・・・
ここまでネタバレ注意↑

チャン・ツィ良い度・・・★★★★

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