★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

「ダウト ~あるカトリック学校で~」

2010-08-14 03:38:16 | 映画(た行)
<T1226/2010/A091/S040>


「神聖なはずのカトリック学校で、
何が起こったのか?
トニー賞&ピュリッツァー賞W受賞の舞台劇、
衝撃の映画化。」
原題も「DOUBT」
2008年製作のカトリック系ミステリー、105分もの。

あらすじ・・・今回はMovieWalkerさんから引用させてもらいました。
1964年、ニューヨーク・ブロンクスにあるカトリック学校セント・ニコラス・スクールの厳格な校長シスター・アロイシス(メリル・ストリープ)は、旧来の道徳観と篤い信仰心を持っている。一方、司祭を務めるフリン神父(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、現代的な開かれた教会を目指すべきだという持論を展開していた。アロイシスは新人教師シスター・ジェイムズ(エイミー・アダムス)に、物事は疑惑の目で見なければならないと指導する。ジェイムズは、フリンが学校で唯一の黒人生徒ドナルド・ミラーに特別な関心を寄せているとアロイシスに報告する。礼拝の侍者役に選ばれ、司祭館に連れて行かれたドナルドが、酒臭い息で戻ってきたのを目撃したのだ。アロイシスはフリンを校長室に呼び、真相を追求する。フリンは、祭壇用のワインを盗み飲んだ生徒を守っただけだと反論する。ジェイムズはフリンの言葉を信じるが、アロイシスは疑惑を持ち続ける。アロイシスはドナルドの母親ミラー夫人(ヴァイオラ・デイヴィス)を学校へ呼び、事情を聞き出す。フリンは大聖堂で説教を行う。その説教の真意を尋ねるジェイムズにフリンは、ドナルドを守ろうとしているのは自分だけだと主張する。そのころミラー夫人は、息子を見守ってくれるフリンへの感謝をアロイシスに語っていた。ミラー夫人が帰ると、フリンが校長室へ入ってくる。夫人を呼んだことに激昂し、自分への根拠のない反対運動はやめるよう、アロイシスに強く迫る。しかしアロイシスは動じず、フリンに司祭の職を辞すよう要求する。



ここからひらりん的レビューのねたばれ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
●結局フリン神父は転勤に・・・
校長の思惑通りかと思いきや、位が上がった栄転だったよう。
●何故だー ??
神父の不適切疑惑(ダウト)を教会に報告したけど、信じてもらえず・・・
それは信仰が篤く・教義に厳しい組織がゆえに、上下関係が厳しいからかも知れない。
(神学校の校長より司祭のほうが位が上)
●逆に疑惑を問い詰めるために嘘(ライ)までついたアロイシス校長。
嘘までついて悪を正す姿勢に間違いはないはず・・・と自問してるよう。

☆メリル・ストリープの厳格な校長は迫力があったね。
性悪説のようなモノの見方で、悪い子ちゃんは用心深く見守らないといけないと・・・。
☆フィリップ・シーモア・ホフマンの司祭は、ちょっと進歩的なのかな。
シスターたちの食事シーンとは対照的に、
酒を飲みながら大声で談笑するファーザーたちはとっても解放的に見えた。
☆シスターとファーザーの間で板ばさみのエイミー・アダムスも良かった。
一ヵ所だけ逆ギレして生徒を責めるシーンがなかなか面白かったね。
☆それにしても、今回のダウト(疑惑)は、疑惑未遂のような感じ。
母親が語ったドナルドの性的趣味というのは「ホモ」という事でしょ。
黒人初の生徒で友達も出来ずいる生徒を気にかけてあげるのは同性の神父として当然。
まあ、前任地をテンポ早く移ってたという神父のほうの性的趣味は未確認だけど・・・
母親の言葉のとおり、子供のためを思うなら、
性的趣味を見逃して、穏便に済ます・・・というのも、教育的配慮なのかな???と。
☆厳格過ぎるシスターには、フレキシブルな対応はありえなかったんでしょうが。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この作品の関連作は・・・
メリル・ストリープとエイミー・アダムスは「ジュリー&ジュリア」で共演。
フィリップ・シーモア・ホフマンといえば「カポーティ」。
 

という事で今回は・・・
疑惑と嘘度・・・
疑惑追及の為に嘘をついちゃったシスター。
厳格さを守ろうとすればするほど、いやな人間になっていくというジレンマがっ。


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気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
ひらりん同様、「カトリック信者の見方はどうなんだろう??
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