つれづれなるままに弁護士(ネクスト法律事務所)

それは、普段なかなか聞けない、弁護士の本音の独り言

新宿区

2019-06-03 10:36:00 | 晴れた日は仕事を休んで
11回目は新宿区。
 
新宿といえば前から気になっている所があって。
ここ
新宿駅新南口のバスタ新宿の向かいの歩道からJR新宿駅東口方向を見たもの。
私は毎朝、新宿駅からこの場所を通って四谷三丁目の事務所まで歩いて通勤しているのだが、何故か、外国人観光客の方々がこの景色をバックに写真を撮っていることが多い。
写真を撮っている外国人の方の国籍は東南アジア系、欧米系とさまざま。
ま、それはさておき、なぜ、この風景が外国人観光客の方々の心をつかむのか、まったく理解できません。
「パチスロ グリンピース」がいいのかしらん?
いや、新宿区にはもっといいとこ、たくさんありますぜ、セニョール。
 
というわけで、東京の見所を探しているうちにこのブログに辿り着いた外国人の方々に私がオススメする新宿区の見どころは、我がネクスト法律事務所のすぐ裏にある「お岩稲荷」
 
ここ
 有名な「東海道四谷怪談」(鶴屋南北作)の主人公、お岩さんを祀った稲荷神社である。
神主さんは田宮伊右衛門・お岩夫婦の子孫(であろう)、田宮氏。この社のすぐ裏に住んでおられる。
 
お岩さんは実在した人物だが、「夫の田宮伊右衛門に毒を盛られて死ぬ」云々というのは鶴屋南北の完全な創作。
鶴屋南北も、「この話はフィクションでっせ」とのメッセージをちゃんと「東海道四谷怪談」というタイトルに込めている。
東海道の宿場町に四谷はないからね。
 
こじんまりとした神社だが、商売繁昌、夫婦円満、芸事上達とご利益は幅広い。
どうして商売繁昌や夫婦円満までご利益になっているのかは神社の縁起を読むとなんとなくわかる
お賽銭100円入れて、商売繁昌、夫婦円満、芸事上達を祈る。
 
「どうか、歌って踊れる弁護士になれますように」
 
そういえば、お岩さんと隻眼(せきがん)の戦災孤児の心の交流を描いた手塚治虫先生の秀作「四谷快談」の舞台もこの辺りです。
(タイガーブックス(7)所収「四谷快談」より)
 
ちなみにすぐ近くには須賀神社もあります。
お岩稲荷のあとに寄ってみたらお祭りの真っ最中でした。
須賀神社といえば、あのアニメの名作「君の名は。」のエンディングで瀧と三葉が再会する場所として映画ファンの聖地にもなっています。
ここです
事務所の近くの新宿通りでは龍の獅子舞(?)も舞ってました
 
 
帰り道、新宿区のもう一つの名所、日本一の歓楽街。
歌舞伎町を通ってきました。
おお、よく見るとゴッドジーラが!
さらに西口の東京都庁前を抜けて。
中野坂上の出光石油のスタンドで給油して、無事、帰宅。
 
と思ったら財布がな〜い!
 
ちなみに財布の中には
現金14800
運転免許証
クレジットカード
すかいらーくの株主優待券16000円分
牛角の500円割引券2
牛角の平日1000円割引券
じゅうじゅうカルビ1000円割引券
マツモトキヨシ10%割引券
TSUTAYA準新作無料券
ブックオフ・メンバーズカード
古本市場メンバーズカード
いきなりステーキマイレージカード
JAFメンバーズカード
NAP'Sメンバーズカード
VICTORIAメンバーズカード
コスモザカード・オーパス
COCO'Sメンバーズカード
が入っておりました。
 
半泣きこいて走ってきた道を戻り(もちろん財布が落ちてないか確認しながら)、とうとう、中野坂上のガソリンスタンドまで。
藁(わら)にもすがる思いでスタッフさんに、
「さっき、ここでガソリン入れさせてもらった者なんですが、黒い財布落ちてなかったですか?」
 
店員さんがニッコリ笑ってカウンターの下から取り出して私に渡してくれたのは、まごうことなき私の財布!
中には、現金14800円、運転免許証・・・(しつこい!)
 
お岩稲荷の霊験はかくもあらたかなのでござる。


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