自転車通勤日記

自転車通勤往復40km、ただし微温湯通勤中。

電子ガジェットウォッチも開始しました。

velo pronto SP gel

2008-12-13 20:43:09 | 自転車
義父が私へのクリスマスプレゼントは何がいいと家の奥さんに聞いて、「自転車関係の何かが良いんじゃない?」と適当に答えてたらしいのですが、さすがに何がいいかわからなくて私に直接質問が来ました。で、veloのサドルpronto SP gelをお願いしました。

DR7014のサドル、意外とクッションも効いて、私には何とか適合するサドルだったのですが2000kmも乗っているとかなり磨耗が進んできたため、事前にお店に行って、そこそこの値段でクッション製のよさそうなサドルを選んでおきました。

DR7014のオリジナルと並べてみると、このサドル異様に長いです。シートレールは十分長く、長いサドルの両端で支えているために加重をかけるとシートのシェル全体が微妙にたわみます。シート自身でも少しショックを吸収しているかもしれません。穴あきサドルではないのですが、尿道圧迫防止のために少し凹みがあります。クッションはジェルパッドを使っているのかかなりソフト。

シートポストをそのままで交換すると、少しフロントが上がり気味で痛いのでフロントを少し下げ、サドル全体のシートレールからの厚さが減ったのでシートポストを少し上げました。結構いい感じで座れます。素材がなかなか滑らない素材らしいのも好印象。オリジナルサドルは結構滑って、腰の位置が前にずれてきたりしましたので良い感じです。

来週は完全に晴れそうな週なので、がんばって通勤してみましょう。

フロントディレーラー調整

2008-12-13 02:03:05 | 自転車
動作が今ひとつのフロントディレーラー、考えてみれば本腰を入れて調整したことはなかったので、今回一回取り外して調整することにしました。

フロントを取り外すにあたってはチェーンを切る必要があります。チェーンを切るついでに、今後のことも考えてKMCのミッシングリンクをつけてみました。
ものは簡単なフック式のコネクターで、チェーンにテンションがしっかりかかっている限りにおいては簡単には外れない構造になっています。
チェーンカッターで一こまはずして取り付けると、何の違和感もなく駒とびもなくチェーンが回ります。むしろ、チェーンカッターでピンを使ってチェーンをつないだときよりも接合部はスムーズな感じです。

これでチェーンの掃除も簡単にできます。実は以前からチェーンの掃除用に、口の大きな容器と使い古しの灯油が少しとってあるので、この中に入れてシェイクすればOKです。今日はまだ汚れてないので洗いませんが。

チェーンをとって、ディレーラーをはずしてクリーナーで洗浄します。結構フロントディレーラーってバンド部分が汚れやすいんですよね。
クリーナーで洗浄した後、水でながして乾燥してから注油、各部の動作をチェックしてプロセットアライメントブロック(の代わり)を装着します。

って、プロセットアライメントブロックって耳慣れない道具なんですが、要はフロントディレーラーのパンタグラフに突っ込んでトップ側に固定するつっかえ棒です。無ければ無いで何とかなるという人も多いし、かまぼこ板で作ったって人もいます。私はちょうど手近にあったドライバーの柄が最適のサイズだったので突っ込んでおきました。

あとはシマノのマニュアルとおりトップに固定して、ディレーラーがフロントギアに平行、クリアランスが1mmから3mm程度になる様にバンドを固定します。固定したらアライメントブロックことドライバーの柄を抜いて、ケーブルを固定、あとはアジャスティングボルトでハイとローのディレーラーの位置を決めればok。

のはずなんですが、ひとつ問題があります。フロントは2速に対し、STIは2-3速兼用なんです。って兼用といわれても、明らかにレバーはST-3300と違って、シフトアップレバー、シフトダウンレバーとも2クリック、すなわち3速用の動作をします。
どこかに切り替え部品でもあるかとマニュアルを探したのですが・・・シマノのマニュアルって多言語対応なのはえらいのですが、最近サイズは新聞見開き数ページぐらいになって、一言語毎の説明はその中の新聞のコラム程度しかありません・・・特に記述はありません。

調べた結果、どうもSTIのロー・ミドルをディレーラーのインナー・アウターに割り当てて、STIのトップは使わない設定が正解らしい。しかし私の場合、マニュアルとおりに設定するとシフトをミドルに入れてもディレーラーの移動量が数ミリ足りなくてどうしてもアウターにチェーンがかかりません。どうもFD-TZ31の可動域とチェーンリングの位置関係が少しずれているみたいです。やむを得ず、本来はケーブルの引きが0の状態でディレーラーにケーブルを固定するのですが、数ミリ引いた状態(ディレーラーが少しアウターに動き始めた状態)でケーブルを固定しました。
これでディレーラーの可動域全体が外側にずれて、スムーズにアウターにシフトできるようになりました。
この調整が終わったら、これ以上アウターにシフトできないようにアウター側の調整ボルトを動かしてディレーラーがこれ以上外側に動けないように制限します。これで、レバーに力をかけてもSTI側ではローとミドルのみしか動かないようになりました。

清掃と調整、試乗で約1時間。一応フロントも誤作動なくシフトできるようになりました。ただ、やっぱりなんとなく変速動作はもっさりしている上に、アウターにシフトすると、シフトアップした直後のクランク回転90度分くらいが、チェーンの駒がギアの歯の上に乗った状態になってしまいます。90度を超えると駒は歯と歯の間の谷に落ちるのですが、なんかこの状態で力がかかるとチェーンが脱落しそうで不安です。FDが悪いのか、フロントのチェーンリングが悪いのか。やはりフロント回りもそのうちにSORA化しなければならなさそうです。