昨日は、夕方から御茶ノ水で仕事があったので、
「お、こりゃまた帰りに田町の友人のお店に寄って酒飲んじゃお」と
画策してワクワクしたんだけれども、ややや、仕事終了が午後9時。
微妙な時間だなあ。
でもやっぱり「田町へ――」と足を向けたら
襟首掴まれて、年配の先輩「夕飯つきあえ」と。
「ハラ減ってません」
「だめだ」
「はあへえ、わかりました」
入ったのは高級中華料理店だったのに
あまり嬉しくなくてボソボソめし喰って
やっと開放されたのが午後10時過ぎの神保町。
微妙な時間だなあ。
でもやっぱり「田町へ――」と
ガーゴンガーゴン電車に揺られて
駅に降り立ったのが午後11時。
ああもう、お店は終わっているかもしれないわ。
だけど、顔だけ出してすぐ帰ろかね。
「コニチワ」
お、いたいた、店長。
お店の片隅で誰かと酒飲んでいる。
あたしに気づくと、
「オーーーーーッ!」と
いつもの大声で吃驚されていた。
しかし、なんでいつもそんなに吃驚するんだろう。
横浜からなんだからそれほど遠くはないし、
九州からとか、インドからとか、イギリスからとか、
それくらい距離のあるところからなら
吃驚してもよいけれど、とか一瞬考えて一瞬で忘れて
こちらもご挨拶。
店長は九州・熊本県のご出身で
地元のご友人と杯をかさねていたようだ。
こちらもご友人にご挨拶と乾杯をして、
ああああ、すぐに入れ替わりのようにお帰りになられた。
そんで、あたしすぐ帰るからね、と前置きしてから
二人でテーブルにつき、あらためて乾杯。
店長さん、すでに酔っていて、
あたしも少しは飲んでいたので
最初からバカ話で盛り上がる。
バカ話をしてから次にバカ話をして、
次第にバカ話を始めて、バカ話、バカ話。
あいだに真面目な話もちょっとだけ挟みながら
またバカ話の上にバカ話がかぶさって
さらにバカ話。おまいら二人バカかっ!(笑
というわけで、すごく楽しかったです。
いつも、すみません、店長さん。
最終電車が無くなったことなど、気にしていません。
今日は朝から仕事ですけれど、
ものすごく眠いことなんか、気にしていません。
また、遊んでくださいね。
また、遊びに行きますから。
いろいろあるけど、がんばってね、店長っ!
さんがつみっかは、ひなまつり。
宮田さんの日南娘を飲みましょう!
と、思ったら昨夜、飲み干しちゃった。
てへー。
しゃあないから、何か別のお酒を飲もっと。
年がら年中、お酒とともに過ごす。
あたしゃ過ごすっ!
わいわいわい。
ホワイトパンチ。
絶版商品、時価@50万円(大うそ
ぃや~、現在も購入できるようです。
この魅力的なラベル。
一升瓶というところがいいですネ。
実家で発見。
中に詰められていたものは、
なんだかとってもくさ~い自家製の黒酢みたいな。
というわけで。
ああ、
とてもおいしいです。
生で、何も加えず、
盃を重ねてしまいます。
しあわせです。
あふれます。
こぼれます。
人生のうれしいひととき、
かたわらにおいしいお酒。
素晴らしいです。
万膳さん、ありがとうございます。
酒屋さん、ありがとうございます。
それと、少々、大仰な言いかたですが、
このお酒づくりに携わったすべての方に、感謝です。
あたしが九州旅行をする際、
天草から島原へ渡るフェリーをよく利用するんですけれど、
その、島原側の発着所、口之津港のすぐ近くにあるんです。
なにがって?
ええ、この焼酎を造っていらっしゃる久保酒造場さんが。
麦焼酎です。
3年以上、熟成されています。
まろやかです。
ラベルもイイ。
ピグミー○~モセットさんが好きなわけだ。
雲か山か呉か越か
水天ほうふつ――
旬、です。
ようやく、飲みました。
栓を抜くと、ほわっと川辺の空気がたちました。
よい塩梅の湯を注いだグラスに、旬をとととととっと。
ふわーーーっと、よい香り。
今年のは、香りが豊か。
くくくっと、口に含む。
ん、少しやさしい感じ。
やや、ぴりり、とも。
んでも、まあ、旬だ。
とにかく、香りは素晴らしい。
翌日。
おんなじくして、いただいた。
あれ、あれれ、豊かな香りはそのままに、
一日経ったら、お味も豊かになっている。
余韻が素晴らしい。こんちくしょう。
香りの豊かさに、味がやうやう足並みそろった、って感じ。
笑顔がこぼれてしまいます。
やっぱり、旬。
今年も旨いです。
尾込さん、酒屋さん、ありがとうございました。
今年も、あとわずか。
しばらく、楽しませていただきます。