卯月初旬、肥後のKPさんが関東へやってきました。数年前にお付き合いを始めてから、こちらへいらっしゃるのは初めてのことではないでしょうか。それはそれは気合いが入ります。ご予定は、ご家族とともに千葉のデズネエ三昧だとうかがっており、その合間をぬってなんとかお会いできないかと。
(中略)
マンデイ・ナイト、あたしは電車に揺られて田町駅に着きました。さて、KPさんにお電話。「もしもし~」「もしもし~」。あれれ? 近くで生の声がする。あ、いたいた、KPさん。一瞬、じわっときました。胸にこみ上げるものが。近ごろダメですね。感動しやすくて、涙モロくて。
照れ隠しもあり、すぐにタカシんのお店へ向かいました。着くとワオ、hamuさん、気合い入りすぎ、1時間以上も前から独りで飲んでお待ちになっていた。そしてすぐに陶器ボトルさんも登場。KPさんとボトルさんが並び、屹立。いやまったく、いやまったく、夢のようなツー・ショット。
さてさて。KPさんはザルなので、ものすごいペースで酒を飲みます。乾杯をして、あたしがジョッキの底をテーブルにつけるかつけないかの間に生ビールを4杯もたいらげています。そして、日本酒をぐびぐび、焼酎などは生のままでがぶがぶ何杯も何杯も何杯も。肥後もっこす、おそるべし。
ボトルさんはお持ちになった秘蔵の宮田本店「宮田屋 50年古酒」を惜しげもなく開封され、そのお味はといえば、あたしの個人的な感想ですが、そのとき「友情の味」がしました。
それでも、あえばいつでも他愛のないバカ話。楽しいです。お酒が美味しいです。当夜、集まったオヤジらとは「腐れ縁」なんだ、としみじみ感じました。
タカシんにはいつも感謝しています。あっ、きんぞうさんもありがとう。語りたいことは山ほどありますが、普段はみなそれぞれ遠方で生活をしている、大事な友人たちが集まった奇跡の一夜、大切に胸のうちにしまっておくことにします。ご都合をあわせてくれたみなさま、ありがとうございました。