朝夕のしのぎやすさにはホッコリ感があるものの、日中の暑さは変わらず。
出かける勇気もなく映画・ビデオタイムを楽しむことにした。
連れ合いはテレビで「カサブランカ」を。
こちらは以前から気になっていたドキュメンタリー映像をプライムテレビで。
「MINAMATA-- ミナマタ」
八代海(不知火海) 、 九州中部西岸と天草諸島に囲まれた美しい海辺であったのに。
水俣湾周辺の化学工場などから海や河川に排出されたメチル有機水銀により汚染された海産物を住民が長期に渡り食べたことによる病である。
今でも苦しむ方々は多いであろう。その心情はいかばかりか・・・
外国のカメラマンがその実態を映像におさめる過程をドキュメンタリーにされたもの。
こんなことがあっていいものだろうかという思いと大企業寄りの行政、
世の中の不条理を目の当たりにしていろいろ考えさせられた。
胸が痛くなる映像である。
庭に出るとシュウメイ菊が咲きだしていた。
人間のエゴを垣間見た後に、心洗われるような花であった。