ひまわりの夢企画

神戸 ひまわりおじさんのブログ

ひまわりおじさんの熊本地震 その73

2016年09月23日 | お茶わんプロジェクト熊本

熊本地震支援ボランティア 

  

活動半年の振り返り その1 いざ熊本へ

*今回の目的は二つ。

 一つは避難所の生活支援。

 もう一つは「お茶わんプロジェクト」のパートナー(連携先)と集積基地探し。

第1便は、4月21日の夜のフェリーに軽四バンで六甲アイランド港から乗船しました。

船は「さんふらわぁ」西大分港に翌22日早朝着です。

高速道は止まっていましたので、大分から城島高原を経て湯布院へ。

湯布院から「やまなみハイウエイ」を阿蘇山に向けて走りました。

あと少しで阿蘇市へ抜ける所で通行止め。

カーナビも無く道路地図を広げて「ウーム…」う回路が解からない。

行けるところまで行こうと、少し緊張気味に進むと、あちこちで土砂崩れ。

何んとかすり抜けて車を進め、峠を越えて下れば阿蘇市宮部の国道57号線

という所で、巨大な落石。どうしたものかと岩とニラメッコ。

すると前方より軽四トラックが登ってきた。

どうやら下の集落の住民の様だ。

「あんた、上の道は大丈夫か?」

「はぁ~、何とかここまで来ました」

「下の道は、大丈夫ですか?」

「わしも、ここまで何とか来たところや」

*何とかつながっている*

「すみません。神戸から走って来たので道が解かりません。下まで連れて行ってください」

「まぁ、わしと同じ軽四だから通れるやろう。付いておいで」

「すんませ~ん」

*落石を避けながら何んとか下まで下りられました。礼を言って別れる。

     

*国道に出ようとすると、通行止めの大きな看板。

*隙間を通り抜けて国道に出ようとする私を、バリケードを張っている自衛隊員が、不思議な顔で私を見ていた。

*私も何か悪い事をしたような気もしたが、「住民です」という顔で何気なく通り過ぎました。


 

*しばらく走ってから、「無茶な事をした。かなり危険な状態の中を走っていた」と反省した。

*一つ間違えば、新聞ネタになり「ひまわりおじさん阿蘇に逝く」なんて見出しが出たのだろう。

*前日の豪雨で落ちた岩の様だ。色々考えたら「お茶わんプロジェクト」どころの話では無く、恐ろしくなった。