ひまわりの夢企画

神戸 ひまわりおじさんのブログ

ひまわりおじさんの熊本地震 その79

2016年10月02日 | お茶わんプロジェクト熊本

熊本地震支援ボランティア 

  

活動半年の振り返り その7 2回目の熊本へ

今日のお話は、第2回の熊本支援で、5月25日から5月30日までの話です。

食器が熊本の集積基地を担った「でんでん虫の会」に、全国から送られる様になって、

1週間もしないうちに、「助けてくれ~」と、悲鳴とも悲痛ともとれる声が聞こえてきました。

集積基地がパンク状態。

宅急便も郵便局も佐川急便も、みんな配送所止めにしてもらっている。どうしたらよいか?」


ハイハイ。予想はしていましたよ。すぐ行きますよ。

神戸から緊急発進です。

2トンの小型トラックを借りて5月25日に出発。26日に熊本に入りました。

早速「でんでん虫の会」の船本会長・吉松事務局長と打合せ。

そして紹介された「尚絅大学」ボランティアセンターの川崎先生と会い、保管を依頼。

大学は1教室の提供と、学生のボランティア協力を約束してくれました。

先を考えるとこんなもんでは足りません。

そこで発想を変え、川を2つに分流させて、流れを穏やかにするように、送り先をもう一つ作ったのです。

それが西原村のボランティアセンター内のわかばミーティング(meetting)でした。

写真1 ここが尚絅大学です。


写真2 こんな字を書きます。後日このバスで学生と食器を乗せて活動してくれました。


写真3 早速、宅急便のデポの滞貨を片付けようと荷物を積み込んでいます。

    これから先は、もう宅急便の下請けのような作業です。

    痩せるためのトレーニングと思えば、汗も良いものです。、、、笑い。

 

写真4 行く先は益城町の広安小学校避難所。さしあたって食器の配布開始です。

  

写真5 広安小学校の体育館わきのテントの中での食器市です。


ひまわりおじさんの熊本地震 その78

2016年09月30日 | お茶わんプロジェクト熊本

熊本地震支援ボランティア 

  

活動半年の振り返り その6 いざ熊本へ

第1回目の熊本行きは4月21日から26日でした。少しエピソードをいれたブログにしました。

熊本に行くには、往復するのに2日掛かりますので、実質活動は22日~25日でした。

24日は、益城町から大津町に入りました。この町名は「おおづ」と濁ります。

避難所となった大津町運動公園にある体育館の避難所前で「ひまわりサロン」の看板を出し、

神戸のコーヒーを飲んでいただきました。

神戸の方ならよくご存じの西村屋のコーヒーです。

神戸での会話。「熊本で提供するから、まけて」「お客さん、勘弁してください」だって。

写真は、隣で豚汁の炊き出しをしていたので、分けて頂きました。

写真1 大津のひまわりサロン


写真2 よるの8時までやっていました。ホテルも満室で、ここで車中泊を覚悟していたら、ルートインホテル電話があり、    

    「キャンセルが出たからどうですか」。やれやれと初のホテル泊まりに。


ついでなので、懐かしい写真をお見せします。2008年6月に起きた岩手・宮城内陸部地震の

支援で宮城県栗原市に行きました。これは栗駒にある伝創館の避難所でひまわりサロンをしている

写真です。

写真3 まだ頭が少し黒い? 8年前も同じ事をしながらお茶わんの受け入れ先探しを

    していました。


大津に1泊して、翌朝、大津社協を訪ね、ボランティアに関心のある高校を聞いたら

「県立S高校」を紹介してくれたので、お茶わんプロジェクトの集積基地をお願いしましたが、

「検討はして見ますが…。」と切ない返事。熊本市以外も基地が欲しかったのです。

1週間後、電話を入れましたが…ごめんなさい、でした。

皆さんに見えないところで、こんなことを何度も繰り返しています。


25日、帰路に入る前に道の駅「おおづ」で馬刺しを土産に買いました。

店員さんと話をすると、益城町から通っているというので、残りの救援物資を

全部、「ご近所に配ってください」と、差し上げました。


写真4 熊本名物からいも屋さんです。


次回は第2回の熊本行きの話です。お楽しみに。



ひまわりおじさんの熊本地震 その77

2016年09月29日 | お茶わんプロジェクト熊本

熊本地震支援ボランティア 

  

活動半年の振り返り その5 いざ熊本へ

4月22日、熊本市中央区九品寺の「NPO法人でんでん虫の会」の皆さんと「お茶わんプロジェクト」

についての説明をして、集積基地の受け入れをお願いしました。

福岡の知人、Uさんの紹介もあり、前向きな返事を頂きました。

今だから言える話ですが、当時の事務所での会話です。

でんでん虫の会Yさん「ところで、どの位の数の食器が送られてきますか?」

ひまわりおじさん「解かりません」

Y「200か,300箱位ですか?」

ひ「やってみないとわかりません」

(2000から3000箱は届くだろうと私は考えていましたが、一桁違うのでなにも言えません。)

Y「一人暮らしの方のお世話をしているので、空き部屋に預かってもらいましょうか?」

ひ「それはありがたいです。ぜひ、そうしてください」

*こんな軽い話で物事が決まって行きましたが、実際にふたを開けてみると1週間で500箱を超え、

 最終的には、東日本大震災の時を超え、約6000箱が集まって来ました。

 嬉しい悲鳴をあげながら、汗だくで猛暑の熊本を食器を担いで右往左往することになりました。

*仮に一箱に1万円分の食器が入っていたら、なんと6000万円分の食器を集めたことになります。

 多分これだけ、NPOで支援物資を集めた人はいないのでは無いかと勝手に喜んでいます。

 協力して頂いたみなさんのおかげです。感謝。感謝。感謝。です。


 半年前の写真ですが、興味のある方はご覧ください。

4月24日熊本県益城町立広安小学校の避難所でひまわりサロンを作り

コーヒーを提供しているひまわりおじさんの姿です。

避難所の生活支援はこんなところから始めます。

写真を撮るのは好きなんですが、自分を写した写真は少ないのです。ブレていますが撮って頂いた写真です。

この日は、学校の救援物資を積み上げた部屋で、寝袋に入り寝ました。

左側に銀色の電子レンジが写っています。神戸から私が持ち込んだものです。

電源さえあればとても強い味方になり、喜ばれます。

このまま避難所に寄贈して帰りましたが、1か月後に行った時には、みなさんが順番待ちで使っていました。



ひまわりおじさんの熊本地震 その76

2016年09月28日 | お茶わんプロジェクト熊本

熊本地震支援ボランティア 

  

活動半年の振り返り その4 いざ熊本へ

熊本市内の4月22日、半年前の写真ですが、興味のある方はご覧ください。

予想はしていたが宿泊施設が休業してほとんどない。

みなさん避難所の校庭などに車中泊しているのです。

ひまわりおじさんもそのつもりで熊本にやって来ました。

ここは、市内中央区のNPO法人でんでん虫の会の駐車場今夜はここで車中泊。

軽4バンの後部に段ボールを敷き、特製ベッドに。

 

夜、車がユサユサと揺れ出しました。余震でした。

これでは、熊本の人は家では眠れません。

現場で体験すると、なぜ家で寝られないのよくわかります。

向かいの家は、まだ新しいのに瓦が落ちていました。

満月が泣いているように見えました。

 

熊本の市電です。新しい車両と古いものが混在して走っています。



ひまわりおじさんの熊本地震 その75

2016年09月26日 | お茶わんプロジェクト熊本

熊本地震支援ボランティア 

  

活動半年の振り返り その3 いざ熊本へ

益城町の4月22日、半年前の写真ですが、興味のある方はご覧ください。

   


最大の避難所となった、益城町総合運動公園体育館









益城町の井関農機の工場内に設置されたボランティアセンターです。

設置されて2日目ぐらいだったと思います。