ひまわりの夢企画

神戸 ひまわりおじさんのブログ

ネットアート歴代写真展5 8:29 2020

2020年08月28日 | 神戸の最近の風景写真
ひまわりおじさんの神戸ナウ
8月29日 土曜日 晴れ 暑い
ネットアートの話に戻ります。
神戸市の21世紀復興記念事業が終り、これからどう生きて行こうという時に、
阪神・淡路大震災記念「人と防災未来センター」が出来ました。
さしあたって、「語り部」にボランティアとして参加しました。
2001年4月の事です。これが、気付けばそのまま現在に続いているのです。
そんな中、2004年10月23日に中越大震災が起きたのです。
阪神淡路大震災の経験を生かしたい。「役に立ちたい」そんな一心で中越に向かいました。
色々な事をしましたが、ネットアート作りもその一環でした。
混乱の中、長島村長に「山古志村民の夢づくりと元気アップにネットアートを作ります」
そう訴えたのを思い出しました。

当時の新聞記事がありました。


先ずは闘牛のネットアートを制作しました。
1匹は、山古志村支援の話をして、神戸市立王塚台中学校にお願いし、生徒さんと作りました。


もう1匹は、当時山古志村の仮設役場の近くにあった、長岡市立青葉台中学校の生徒さんと行くりました。


そして完成したネットアート2枚を青葉台中学校の校舎に展示「闘牛」にしました。


新潟日賦にも取り上げられました。


闘牛のネットアートは、山古志の仮設役場からよく見えました。
晴れた日も雪の日も、風で揺れ続けました。
吹雪の中の「闘牛」です」。


展示してまもなくは、「おじさん。あれ見ると涙が出てくる」と言われました。
しばらくすると、闘牛を開催している人たちから言われました。
「ワシら必ず牛の角突きを復活させるから」と。
その言葉を耳にして、胸を熱くしたのを思い出しました。
ネットアートが心の復興を応援していました。
この2点の制作は、もう16年も前の話になりました。