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京都walker

「京都」の街を歩いて、歴史・文化を楽しむBLOGです。

ショーハウス記念館

2008-02-02 02:12:47 | 建築(京都~)
京都の雪景色ついでに先日出かけた雪国で出逢った素敵な建築を紹介していきます!


 別荘第1号

1886年(明治19年)、この地にはじめて訪れたカナダ生まれの
英国聖公会宣教師アレキサンダー・クロフト・ショーは、この地の
冷涼な気候や澄みきった大気、緑豊かな森林など、自然に恵まれた
西欧的な風土を絶賛し、避暑地としての適性を内外に紹介し、自ら
ここに最初の別荘を建てました。

これが避暑地として後に発展した「軽井沢」のルーツです。

ショーハウス記念館 1888年(明治21)築

瑞峯院 方丈

2008-01-10 00:43:04 | 建築(京都~)

 暮れなずむ夕陽の中で・・・天文4年(1535年)建造。
 室町時代の禅宗方丈建築の遺構をとどめた建築史上貴重な存在・・・重要文化財

 同じ大徳寺境内でも、紅葉で賑わう高桐院に比べここは静かにのんびりできます。
 この方丈に座して、重森さんの庭を眺める・・・贅沢な時間が流れます^^;

紅葉定番

2007-12-05 01:04:31 | 建築(京都~)

 ご本名は真正極楽寺。「正真正銘のゴクラク」は町角を曲がるとあったりするんです。   

 私が数年前に京都walkを始めたきっかけが、新幹線車内で見たJR東海の上のコピー
 そう・・・ここが京都Walker発祥の地なんですよ?・・・^^; @真如堂

 ※嵯峨野巡りを終えて、バスで丸太町通り経由で京都を大横断!
  まずは、私の京都紅葉のベース基地の真如堂に今年の様子を見に行ってきました。

秋の夜、明治建築。

2007-11-03 01:29:23 | 建築(京都~)

狩野永徳展・・・14時半入場。3時間位京都国立博物館で過ごしました。
秋の日暮れは早くて、こんな感じです・・・明日は晴れそう^^;


ライトアップに金色に輝く明治建築・・・これはいいです


宮内省内匠寮技師片山東熊設計。1897年(明治30年)5月に開館。
本館、表門(正門)、同札売場及び袖塀が1969年「旧帝国京都博物館」として
国の重要文化財に指定されています。


では、そろそろクローズ!^^;

もっと日本建築

2007-10-13 20:07:37 | 建築(京都~)

”もっと知らないと恥ずかしい!”日本建築、デザインの基礎知識。2
   月刊 「Casa BRUTUS」特別号 2007vol.90 SEPTEMBER

先日紹介しましたCasaBRUTUSの日本建築編に続いて、刊行された続編です。
前回の京都中心の説明に対し、今回は「奈良の寺」「伊勢神宮」をクローズ
アップ。茶室や茶道具に焦点をあてた記事にも、かなりのページ数を割いてます。
この本の情報は、京都通「石庭さん」から教えていただきました。


ニッポン●美しいです。
そんなニッポンをもっと知りたいと思いませんか?
建築だけではありません、工芸だって凄いんです。・・・
・・・このコピーにひかれて、またgetしてしまいました^^;

本編の内容は・・・
STEP1 日本の歴史をもう一度おさらい。建築・デザインの1300年
STEP2 寺院建築早わかり法
STEP3 不思議の国の神社建築
STEP4 茶と茶道具に凝縮された日本人の美の感覚
STEP5 茶室デザインをじっくり観察
STEP6 日本の工芸の技と美は茶の湯の世界に結晶する
STEP7 目指せ平成の数寄者!?

と言うふうに、今回も情報が満載!
おまけの別冊付録は・・・
(1)「日本全国・古建築ガイド」
(2)「京都で抹茶を満喫41軒」・・・使える!

また前回もそうですが、STEP1~7のメイン部分は英語訳もついてます。
ちょっと勉強が必要ですが、日本の歴史・文化を英語で説明してあげられる
ようになること・・・夢ですね。






ニッポン●かっこいいです。

2007-09-19 01:16:01 | 建築(京都~)

”知らないと恥ずかしい!”
日本建築、デザインの基礎知識。 CasaBRUTUA特別編集

blog仲間の「tkeiさん」からご紹介頂いた、京都建築のバイブルのような本。
そういえば、京都通の「石庭さん」のblogでも紹介されていました。この本・・。
ちょうど1年前に出版された内容で、好評の為、ムックとして再登場の様子。
何はともあれ、まずはgetです。

普通の京都本とはちょっと趣旨が違っていますが、京都を中心とした
日本建築の知識を初心者に分かりやすく説明しています。
綺麗な写真も多いので、ぱらぱらとめくるだけでも楽しそうです。

本編の構成は・・・
STEP1 30分で分かる日本建築の基礎の基礎。
STEP2 ディテールの「格」とデザインを知ろう。
STEP3 数寄屋と茶室、利休と遠州。
STEP4 石を見れば庭が分かる。
STEP5 世界から注目される、日本の工務店。
STEP6 インテリアデザインは職人技の美の結晶。
STEP7 「和」の建築に住みたい?

まだ読み始めた所ですが、面白いです。京都Walkにすごく役立ちそう!
特に、STEP4の枯山水の庭の石の組み方とか興味100倍^^;

その上必修保存版としての付録は・・・
「京都建築・早わかりガイド:人生で一度は見たい!名作60選」
  ※ん~・・・これも使えそう。私はまだ1/3くらいしか行けてないですね~

この続編があるとのこと・・・また次の機会に^^;

階段

2007-04-28 01:03:54 | 建築(京都~)

         シンメトリー


         階段を上ると、空・・・


直線中心の建築の中の螺旋階段・・・やわらかいデザインが目立ちます^^;

3階建ての美術館・・・もちろんエレベータはあるのですが、階段もやはり
デザインの内なんでしょうね。思わず上りたくなってしまう階段が随所に
配置されています^^;

ここは私にとってかなり居心地のいい場所。
クオリティの高いアート展をされてるのと、シンプルでいて飽きない現代建築。
外観は違うのですが、京都の寺社とも共通点があるように思えてきます^^;

壁と窓

2007-04-25 00:18:10 | 建築(京都~)

シンプルな壁に切り欠いて構成した窓・・・バックの空を絵画にしてしまいます。


迷子になりそうな美術館のレイアウト・・壁で隔てられた空間を結ぶゲートです。
実用性より遊び心とゆとり・・・かな。


グリーン系のガラスの窓・・・磨かれた窓は驚くほど周囲の風景を映しこみます。

この美術館は、一昨年の「ドレスデン国立美術館展」、昨年の「エコール・ド・
パリ展」に続いて3回目の訪問です。少し交通アクセスが悪いのですが
後ろに六甲山、前に神戸港と自然に囲まれたロケーションは抜群で、私の
お気に入りの場所です。館内が広いのでゆったり見学できるのがいいですね^^;

萌黄の館

2006-10-28 01:03:15 | 建築(京都~)
 周囲の緑の木立の包まれたライト・グリーンの柔らかい色合いの異人館。
前回紹介した風見鶏の館のすぐ向かいのロケーションですが、
対照的なイメージの建築ですね。


ベランダから見える外の木立…目に優しい緑・緑・緑…


神戸の山の手・・・山から、海から、爽やかな風が吹き抜けます!


 萌黄の館 (国指定重要文化財) 1903年(明治36年)築

風見鶏の館

2006-10-25 01:05:11 | 建築(京都~)
 かつて神戸に住んでいたドイツ人貿易商ゴッドフリート・トーマス氏(G・Thomas)が自邸として建てた建物。


北野地区に現存する異人館のなかで、れんがの外壁の建物としては唯一のもので、色鮮やかなれんがの色調、石積みの玄関ポーチ、2階部分のハーフ・ティンバー(木骨構造)など、他の異人館と異なった重厚な雰囲気をもっています。


室内もドイツ風…質実剛健!


 風見鶏の館 (国指定重要文化財) 1909年(明治42年)築
   設計:ゲオルグ・デ・ラランデ