京都walker

「京都」の街を歩いて、歴史・文化を楽しむBLOGです。

第二無鄰庵

2007-09-30 00:57:18 | 京都雑学

鴨川の分流「みそそぎ川」からこんな風に水の流れが取り込まれて・・・


緑濃い庭園に中を清流として流れ、木屋町通りをくぐって高瀬川として
再び姿をあらわします。

        
「一之舟入」の木屋町通りの向かい側に約380年前の慶長16年、角倉了以によって
つくられた高瀬川源流庭園。
その後、明治の元勲 山県有朋の別邸「第二無鄰庵」となり、
第三代日本銀行総裁川田小一郎の別邸、阿部信行首相別邸などへて・・・


現在は大岩邸として伝わり、がんこ二条苑高瀬川源流庭苑となってます。
当日は、がんこさんのご厚意により庭園拝観をさせていただきました。
水の流れなど南禅寺近くの無鄰庵と確かに雰囲気が似ていますね!
素晴らしい庭園です。次回は食事に行きたいところです^^;

第107話 高瀬川

2007-09-29 01:25:15 | 京都歴史・文化

木屋町二条の一之船入・・・
桜の季節にこんなシーンを見せてくれるところで年に一度、秋の一日、高瀬舟に
上がることができます。


舟に乗ると新鮮な視界が開けます。
幕末には、龍馬や桂小五郎達が高瀬舟に乗り込んで、ここを通ったんですね!
新選組が右の木屋町を検分してたら怖いくらいの距離感です


舞妓さん2名 vs 近所の女の子・・・「負けてへんで!うちも写真撮ってぇな

9/23(日)、年に一度の「高瀬川 舟まつり」。
一之船入に高瀬舟が復元されたのを機会に、銅駝高瀬川保勝会によって1991年から
毎年行われており、先斗町の舞妓さんによるお茶の接待のほか、一年に一度、
この日のみ、高瀬舟にあがることができるなど、様々な催しが行われています
また、この日、一之船入付近にある島津創業記念資料館やがんこ高瀬川二条苑の
庭園が特別に無料公開されます。こちらはまたレポします。

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「高瀬川 一之船入」
豪商角倉了以が開削した運河:高瀬川・・・
江戸時代の京都・大坂間の重要な物資輸送路で、木屋町二条にある一之船入は
高瀬川を往来する高瀬舟の発着場所、京の流通の中心地として賑わいました。
幕末の匂いがするこの辺り、幕末ファンにはこたえられないエリアですね^^;

第106話 清水寺

2007-09-26 01:19:33 | 京都歴史・文化

意外にも「京都walker」初登場!国宝の清水寺本堂(舞台)


早朝に行ったので、観光客密度はまだ少なめの境内・・・


広隆寺、鞍馬寺と共に平安京遷都以前からの歴史を持つ京都で数少ない寺院の一つ。

前回の記事を書いていて気がついたのが、私のblogの中でまだちゃんと
清水さんの紹介ができていなかったこと。(indexにも入ってませんでした)
何回か行ってるのですが、大定番やから、無意識に外してたのかも???
今回久しぶりに行って、そのスケール感、見ごたえに感動しました。

それと海外(特に韓国、中国あたり)からのお客さんの多いこと。
そういえば、私の会社に来ている中国からの研修生に聞いても、たいがい
清水寺は観光に行ってるようです。さすが世界遺産!

「清水寺」 山号:音羽山  宗派:北法相宗大本山 
      創建:778年   開基:延鎮  本尊:千手観音
      京都市東山区清水1-294
      

9.24・・・

2007-09-24 00:41:48 | My Life

        これからも京都を見続けて行きます!


        時には上から・・・

        
     時には下から・・・見る角度によって色んな京都が楽しめます!

9月24日は・・・私がblogを始めた日・・・
今日で満3年・・・4年目突入です。
訪れていただいた方々、コメント頂いた方々、お会いできた方々・・・
3年間続いたのも皆様のおかげです。ありがとうございました。
これからも京都の街を、色んな角度から見ていきたいと思ってますので、
「京都walker」よろしくお願いします^^;
(華やかな清水の舞台も、このしっかりした柱が支えているんですね!)

PS:記念日の今日は、京都観光の原点を見る意味で定番「清水寺」に早朝拝観。
久しぶりでもあり、海外の観光客の方々、修学旅行の学生さんに混じって
しっかり観光客してきました^^;


たった三年の恋は・・・

2007-09-23 17:01:17 | ART
・・・不幸せですか? 


モディリアーニと妻ジャンヌの物語展
  (大丸ミュージアム:大阪梅田店 8/29-9/24)

芸術の秋・・・見てみたかった美術展に行って来ました。
昨年の兵庫県立美術館での「エコール・ド・パリ」展でモディリアーニ作品を
見て以来、気になっていたアーティストです。

【パンフレットより】
20世紀の初頭、エコール・ド・パリの画家たちが青春時代を過ごした
モンパルナスを舞台に二人は出会う。
アメデオ・モディリアーニ32歳、ジャンヌ・エビュテルヌ18歳。
しかし、不遇の天才画家と、うら若き画学生の恋は、永くは続かず、
3年後にドラマチックな悲劇が訪れます・・・。

感性重視のモディリアーニと現実重視のジャンヌの作品・・・
 新たな観点で作品を見られて、理解を深めることが出来ました!

PS:この秋のアート・・・私のターゲットは・・・^^;
 ・特別展覧会 狩野永徳  京都国立博物館(10/16-11/18)
 ・ロートレック展  サントリーミュージアム天保山(9/11-11/4)


タイヤは・・・

2007-09-22 01:04:34 | My Life
命をのせている・・・。

どんなにパワーのあるクルマでも、地面と接してるのはタイヤだけ・・・
しかも接地面積は葉書4枚分。
タイヤはクルマの命です!

金曜の会社帰りに愛車レガシィの3年ぶりのタイヤ交換。
前回の交換からの走行距離3万km強・・・この辺りが寿命のようですね。
溝がだいぶ浅くなったのと、最近なぜかボルトが食いこんでたりして^^;
土曜日、田舎まで高速走るので、そろそろ買え時です・・・。


買ったのは、ブリヂストン「B’STYLE EX」215/60R16。
安全、快適、省燃費を贅沢にトッピングしたタイヤ・・・
運動性能、安定したウェットグリップを重視。ブリヂストンの定番!
前回もこれと同系のタイヤを履いていて快適でしたので、今回も継続です!

そういえば、このブリヂストン、現在F1の全車にタイヤを供給しているはず。
もうすぐ日本グランプリ・・・。スポーツの秋です。






ニッポン●かっこいいです。

2007-09-19 01:16:01 | 建築(京都~)

”知らないと恥ずかしい!”
日本建築、デザインの基礎知識。 CasaBRUTUA特別編集

blog仲間の「tkeiさん」からご紹介頂いた、京都建築のバイブルのような本。
そういえば、京都通の「石庭さん」のblogでも紹介されていました。この本・・。
ちょうど1年前に出版された内容で、好評の為、ムックとして再登場の様子。
何はともあれ、まずはgetです。

普通の京都本とはちょっと趣旨が違っていますが、京都を中心とした
日本建築の知識を初心者に分かりやすく説明しています。
綺麗な写真も多いので、ぱらぱらとめくるだけでも楽しそうです。

本編の構成は・・・
STEP1 30分で分かる日本建築の基礎の基礎。
STEP2 ディテールの「格」とデザインを知ろう。
STEP3 数寄屋と茶室、利休と遠州。
STEP4 石を見れば庭が分かる。
STEP5 世界から注目される、日本の工務店。
STEP6 インテリアデザインは職人技の美の結晶。
STEP7 「和」の建築に住みたい?

まだ読み始めた所ですが、面白いです。京都Walkにすごく役立ちそう!
特に、STEP4の枯山水の庭の石の組み方とか興味100倍^^;

その上必修保存版としての付録は・・・
「京都建築・早わかりガイド:人生で一度は見たい!名作60選」
  ※ん~・・・これも使えそう。私はまだ1/3くらいしか行けてないですね~

この続編があるとのこと・・・また次の機会に^^;

大阪モノトーン

2007-09-17 00:31:39 | 大阪

堂島川と夏の名残を残す秋の空


モノクロームなタワー(ビルの間を阪神高速が走り抜けます!)


出られへん^^;

前回紹介しましたギャラリーでのmercyさん達のモノクローム写真展の作品の
奥深さに感動して帰りは心斎橋のNadarから夕刻の御堂筋~中之島~梅田へと
大阪の街をモノトーン表現できないかなあ?とWalkingをしつつ
ターゲットを探してみました。
 カラー写真に比べて少ない情報量で光と影を使ったモノクロ・・・
・・・達人の道は厳しそうですね(でも面白そう)^^;

梅田に行ったついでに色々と用事を済ませて(また後日紹介)、これまたついでに
西梅田のNikonとCanonが運営しているギャラリーにも寄ってきました。
入場無料で、いつも作品展をされてますから買い物に疲れたら寄ってみるのも
いいかも知れません。
ニコンサロン
キャノンギャラリー


モノクロ

2007-09-16 02:44:30 | ART

■彩珈楼ギャラリー(大阪梅田)  2007.9.12(wed)〜9.18(tue) 
   モノクロ団グループ展「First Mission」
 
      
■Nadar/Osaka (大阪心斎橋)  2007.9.11(tue)〜9.16(sun)
  「Monochrome Printing School Photo Exhibition」

いつもblogで素敵な写真を掲載されておられる「お散歩日和-京都の風」の
mercyさんが大阪の写真ギャラリーで展示会開催中いうことで出掛けてきました。
デジカメからフィルムカメラまで使いこなし、御自身で現像、プリントまで
されるとのこと・・・気合入ってますねえ^^;
モノクロでありながらカラー以上の表現力や、構図・シーンの切取り方とか
とても上手で、参考になります。
ギャラリーでは丁寧に説明していただいたり、お土産に手焼きの写真を
いただいたり・・・ほんとにありがとうございました。

第105話 天授庵 

2007-09-15 00:40:53 | 京都歴史・文化

幾何学的な石畳の続く参道・・・いい感じのアプローチ・・・


本堂前庭・・・枯山水に楓の樹影が印象的・・・しばし時間を忘れて・・・


書院南庭・・・池泉回遊式庭園・・・緑が濃い!秋が楽しみな庭です

南禅寺を開山した大明国師を祀る開山塔で,暦応3年(1340),光厳天皇の
勅許を得た虎関師錬が創建した。現存の建物は応仁の乱で焼失したものを,
慶長7年(1602),細川藤孝によって再建されたもの。

 天授庵 南禅寺塔頭
     京都市左京区南禅寺福地町86-8